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新しいことへの挑戦(Blenderで美少女キャラを作る)

どうも、こんにちは!
クリエイティブ部の栗本です。
都内も梅雨入りし、ジメジメした毎日が続いているかと思いきや
割と晴れの日が続いてますね。もう梅雨明けするとかしないとか。
今ウォーキングを習慣にしているので雨降ってないとありがたいです。

さて、今回は3DCGソフト「Blender」を使って美少女キャラを作ったおハナシをさせていただきたいと思います。

「Blender」とは3DCGを作成するためのアプリケーションでなんと無料で使用できるアプリケーションなのです。随時有志の人たちが機能をアップさせているので性能は高性能3DCGアプリケーションにも引けを取らないらしいとのこと。

今までもこのアプリケーションを使って販促物のパースなどを業務で使用していたのですが何か新しい技術を身に付けたいと思い、メタバースのアバターやVtuberなどで使用されるキャラクターモデリングに挑戦してみる事にしました。
そうとなれば早速本屋に出向き参考書を購入。たくさんの書籍があり迷いに迷って購入したのがこの一冊。

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「Blenderで作るキャラクターモデリング入門実践ガイド」

-参考URL-
https://book.mynavi.jp/ec/products/detail/id=122141

早速参考書を開き作業を進めていきます。レッツゴー!

chapter1:全身のモデリング
最初に参考書に付属の下絵を画面に表示して顔から作成していきます。
Blenderには慣れているつもりだったのでサクサクいけると思いましたがいつもの工程と勝手が違い四苦八苦。しょっぱなから何度も引っかかり心折れそうになりました。
特に髪の毛が上手くいかず何度もやり直すことに。
何か出来てくる体が本の見え方と微妙に違うなーと思いつつ、
「まぁ大丈夫だろう」と先に進めるのでした。
参考書とYoutubeの動画を交互に睨めっこしながら試行錯誤しキャラクター全身のモデリングが完成したのですが何か違う...
まぁ良いか。次行こう。

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chapter2:衣装のモデリング
衣装は先に作った全身のモデルを使って作っていくらしいぞ、さて。
はい。いきなりここで全身のモデリングをアバウトにしてしまった皺寄せが発生しました。
参考書が指示している選択範囲と実際に選択範囲が全然揃わないことに気がつきました。
しまったわー。
しかしまた最初から作り直すわけにも行かないのでなんとか似せていく方向でモデリング。
なんとか誤魔化しながら衣装をモデリングしました。

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chapter3:骨を入れる
さて、ここまででモデリングという作業は終わり、ボーンという骨と関節に当たるものを作っていきます。これがやってみると思った以上に大変でした。全身だけでなく髪の毛やスカートなどの衣装、小物などにもボーンを入れていかねばならず、しかも骨一個一個に英語で名前をつけて行くという作業は英語が苦手なこともありとにかく苦労しました。
そしてボーンの設定ができたらそれをそれぞれモデリングしたパーツに関連付けていきます。
これもボーンの数だけ全部設定します。全行程の中でこの作業が一番大変でした。

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chapter4:色付け
ボーン設定という苦行をくぐりぬけ、今度は作成したキャラクターに色付けしています。
イラストとか普段描いている人はこの作業が一番楽しいかもしれませんね。
今までモデリングしたものをパーツごとにアジの開きみたいなUV展開というのを行い、それを下地に着彩していくのですが、ここで自身の色塗りのセンスがほぼないことが発覚!
全然見本通りになりません...なんとか着彩するもなんかガタガタで途方に暮れます。
見本と全然違うー。
後から調べるとPhotoshopなどに書き出したりできるらしいので
使い慣れたアプリケーションで着彩すればもうちょっとマシになったかもしれません。

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chapter5:ポーズ付け&撮影
さて、ついにやっと最後の仕上げのポーズ付け&レンダリングです。長かったー。
参考書の見本を見ながらボーンを曲げてっと...あら、あらぬ方向に関節が曲がるじゃん。
参考書には簡単そうに書いてるけれどそうそう簡単じゃないな。

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なんとかそれっぽくポージングさせてレンダリングしてみるとそんなに悪くないような
気がする、いやむしろ味があって良いんじゃねと言い聞かせます。

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とまあ一旦完成まで行ったのですが「とりあえず本をなぞりました感」は拭えず足りないスキルが沢山ありました。一通り作業して思ったのはこれを一人でキャラクターデザインや衣装デザインからモデリングまでで出来る人はすごいな、さらにこれをアニメーションさせることは、さらにすごいことだな、Pixerすげぇ!と思いました。これからVtuberとか見るときの見る目が変わりそうです。
これで終わりではなくもっとスキルアップするために精進していこうと思います!

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