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netflixガンダム見る前に『G-SAVIOUR』を観よう!実写版ガンダムを語る筆者

ども!ちょこぷりんです。
今回は"ガンダム回"です!

皆様は"実写版ガンダム"は観た事は御座いますでしょうか。
話には聞いたことがあると思います。
ガンダムに実写版があることを。
フルCGのアニメ「MS IGLOO」の事ではございませんし、PS1ゲームの「GUNDAM 0079 The War For Earth」の事ではございません。

そう、噂に名高い『G-SAVIOUR』で御座います。
カナダの会社とサンライズの共同制作という事も異例ではありますし
何よりガンダム作品初の実写とCGを組み合わせた作品ですね。
ガンダム作品の"実写xCG作品"といえば「ガンダムビルドリアル」という
実写ドラマが最近ありましたね。アレの宇宙世紀版(?)と思って頂けると
分かりやすいかも。

筆者けっこう『G-SAVIOUR』が好きでして。
とはいえネットもままならない20年前にガンプラとして「Gセイバー」と出会いまして。CGデザインの機体イラストとF91ぽさがあるフォルムが好きになりました。
機体が気に入ったなら映像作品も見たい!と思って探したところ、なぜか図書館に寄贈されていたレンタルVHSにありまして。映像を視聴することが出来ました。
というのが筆者と『G-SAVIOUR』の出会いでして。

さて、そんな筆者が『G-SAVIOUR』について語っていこうと思う。

これは筆者のGセイバーコレクション。ガンプラは発売当初に購入したもの。


①ありきたりなSFストーリー

兵隊の服がめっちゃスターシップトゥルーパーズ

全体のストーリーは2000年代にありきたりなSFドラマ。
食糧危機に瀕した世界に、それを打開するものを開発する手立てが誕生。
これを[熱源を持つ生物発光体]という。名前はまだない。
主人公らと敵対組織はソレを奪い合う形で戦闘になる。といったもの。

一応ガンダム作品なので"地球連邦軍"やら"ジオン軍"やらの組織がある。
それが"セツルメント国家議会軍"だ。
しかし主人公は"セツルメント国家議会軍"に属している軍人ではなく、退役した元エースパイロットといった位置づけだが、ひょんなことから「Gセイバー」なる最新鋭のロボットに乗ることになる。
海外SF作品あるある。元々凄腕兵が退役しての復活劇。
そんなこんなで[熱源を持つ生物発光体]を奪い合う戦いがあって、主人公らが勝利。食糧危機を脱出できるよう頑張っていくぜ!が本筋。

特に複雑なストーリーとかはないんだぜ。かえって複雑さが無いため話はとてもサッパリしていてわかりやすい。
だが〆が悪いせいか物語のオチがわかりにくいのが難点だ。
ライバルとの決着後が長ったるいのが分かりにくさの要因だと思うねん。

兵隊の服がめっちゃスターシップトゥルーパーズ

②当時として見ればカッコイイロボットCG

ロボは結構カッコいい

この作品は1999年に放送された作品だ。
そのためCGの発達も微妙な時代に、ガッシガッシと動くロボットを描けているのは凄いと筆者は思う。
同年代の人気映画が「スターウォーズ1」「ポケモン/ミュウツーの逆襲」「マトリックス」の時代だ。ロボットとしては「トランスフォーマー ビーストウォーズリターンズ」がタメだ。
しかもビーストウォーズはカナダ製。
生まれた国も一緒となればレベルが分かりやすいだろう。
もちろん「Gセイバー」の動作は角ばった印象を受けるような、ガンダムめいたキビキビとした動きは出来ていない。もっさりしたビームサーベルの動きは現代ではダサささえ感じてしまうことだろう。

だが、それがいい。それがいいんだ。

格納庫シーンはイチオシ

重厚感じるロボの挙動として見て頂ければ、あの動きでもOKだと思って頂けるだろう。
ロボ同士のバトルも、お世辞にも高スピードではない。それこそガンダム世界線の最後がアレだと言われたら困惑してしまう。

だが、窮地にパーツをパージするシーン宇宙デブリを切り裂くシーン機体の換装シーンなどカッコイイ描写はしっかりとある。
あの年代だと思えば、良い作品だと筆者は思う。

フツーにかっこいい

③パイロットスーツとコックピットのダサカッコよさ

ガンダム世界のラスト時代…?

筆者がおすすめしたいポイントとして「パイロットスーツとコックピットのダサカッコよさ」を挙げておこう。
寒冷地にいるのかってくらいボアが付いたパイロットスーツ。
色も主人公が着るスーツは黄土色で、これまたダサい。
だが、それがなんとも言えない味になっていると思えるのは筆者だけだろうか。

宇宙に進出して200年余りが経過した世界。
食物危機に困窮する世界線であれば、宇宙の寒さを防ぐ意味合いとしても寒冷地っぽい服装になるのは、なんだか納得だ。
コックピットも頑丈さを見出した結果のゴツさだと感じると、またカッコよさを思える。

ガンダム世界線の最終としてパイロットスーツとコックピットが旧式ぽくなっている様に思えてしまうが、そこは気にしない気にしない。

これが主人公のパイロットスーツ

④"ガンダム"としては観ないほうがいい

宇宙世紀を名乗っておりますが、ガンダム作品として観ない方がイチ作品として楽しめます。
現代では"サンダーボルト"などif作品やアナザー時空で描く宇宙世紀が増えましたので、『G-SAIVOUR』も同じやと思って頂けたらいいかなと。

昨今、鉄血のオルフェンズや水星の魔女しかりガンダム作品いうても宇宙世紀めいた地続き作品ではない単発ストーリーが増え、それぞれが楽しまれているので『G-SAIVOUR』も同じ位置づけにして頂けたなら幸い。

いちおう初の実写xCG作品ですから。見れる媒体がほぼ壊滅的でYouTubeに本編がそのままアップしつづけられている程度には版権があやふやですが。90分と現代では短い分類の映画です。ぜひ、一度は観てみて欲しい。
決してB級作品ではないので!

⑤いちおうPS2ゲームも出ている

この『G-SAIVOUR』には続編となるストーリーとしてPS2ゲームが出ている。
ジャンルは"シューティング"となっているが、ガンダムで戦いあうイメージよりは戦闘機で洗浄を駆け抜ける感じのイメージがあっているゲーム。
昔のロボットゲームとしてはボチボチの出来具合だ。

操作性がお世辞にも良くはなくラスボスには異様に苦戦させられるが、G3セイバーなる後継機やGセイバーの派生などデザインが良い機体が多く、キャラゲーとして見ると結構楽しめる。
ま、キャラゲー言うてもキャラ頼り先が不人気じゃあ…ね。
ロボットのデザインは秀逸だと感じているので、ぜひプレイしてみて欲しい。

おわりに

以上、『G-SAIVOUR』について徒然なるままに書かせていただきました。
要するに、『NetFlixのガンダム』にそこまでガンダム時空を重ねすぎない方が、きっと楽しめるよ!って思ったので書いてみた。
ああでもないこうでもないガノタが、おそらく溢れることだろう。

しかし、作品単体としてストーリーを鑑みると面白さが分かるものに仕上がっていると筆者は考えているので、『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』と一緒に『G-SAIVOUR』も視聴してみて欲しい。

今度ガンダムの記事を書くときは、「MS IGLOO」について書きたいぜ。
アレも筆者のガノタ魂の中心にいる作品だもんでね。
CGガンダムもイイもんだぞ~!

「それじゃ、また来週!」

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