Lomokie Diary #22🇬🇭「クリーンデー」

2023年7月10日 01:37

こんにちは。Lomokieです。

今回は、7月6日(木)のお話をします。

この日は朝からお昼過ぎまで、校内の清掃活動が行われていました。
聞くところによると、"学期初めの大掃除がまだ済んでいない"かつ"翌日に偉い人(教会の代表・PTAの代表・郡の教育長ほか)が来校する"ということが理由のようです。後者はたしかに気合い入りますよね。

１．School Environment

「学校保健」とひとくちに言ってもそれが専門とする範囲はとても広く、ガーナではメインとなる分野が4つ設定されています。

１．Skills-based Health Education
(保健教育)
２．Disease prevention and control
(疾病予防管理)
３．Food Safety and Nutrition Education
(食の安全・栄養指導)
４．Safe and Healthy School Environment
(学校環境衛生)

School Health Education (SHEP)
Programme Policy Guidelines
(学校保健プログラムガイドライン)

そして今回の大掃除はこの４．Safe and Healthy School Environment (学校環境衛生)に当てはまります。ということでいざ情報収集！

２．みんなで草刈り

朝の会終了後、児童生徒はグラウンドや校舎まわりの草刈りを始めました。鎌は学校のものを使う生徒もいれば、家に取りに帰る生徒も。

見ていたら手渡されたので挑戦しましたが、なかなかに難しく、鎌は草を触るのみで一向に刈れず、まったくお役に立てません。子どもたちは手慣れたものです。こうやって使うんだよ、と教えてもらいながら悪戦苦闘しました。

３．どこへ行くの？

放課後(2:00pm過ぎ)、バケツを持ってどこかへ向かう生徒たちを見かけました。何事かと思い声をかけると、どうやらこれからトイレ掃除をするそうで、そのための水を汲みに行くらしい。「断水時は学校外でFetch Waterする」という情報は先生方から事前に得ており、それがどこにあるのかとても気になっていたところでした。丁度よいと思い、着いて行くことに。得たい情報がいいタイミングでやってきた。

校門を出てまっすぐ進み、道路を横断してさらに進むこと片道およそ10分。

坂道を登った先に、突如池が現れました。

バケツいっぱいに水を汲み、生徒たちはそれを器用に頭に乗せ、おしゃべりしながら学校へ。トイレに向かい、箒とブラシを上手に使って掃除をしました。

４．番外編〜待ちに待った自由時間〜

掃除が終わったら自由時間！男の子にはサッカー、女の子にはアンペという遊びが人気のようです。

1)アンペ(Ampe)

児童「マダムLomokie！アンペやろうよ！」
私「あれでしょう、手叩いて足出すやつ。」
児童「やり方教えてあげるから！」

【準備】
１．AさんとBさんは向かい合って立つ。
２．Aさんはsame、Bさんはdifferentとする。

【ゲーム開始】
１．2人同時に、2回手を叩く。1回目の拍手でジャンプし、2回目の拍手で右、左どちらかの足を出す。
２．同じ側の足を出したらAさんに1点、異なる側の足を出したらBさんに1点入る。合計10点とった方の勝ち！

複数人と立て続けに対戦すると結構息が上がります。文字だけだとなかなかに伝わりにくいので、今度ぜひ一度いっしょに遊びましょう！

日本人がアンペを習得したことは、子どもたちのみならず先生方にも喜んでもらえたようです。今度は私からも日本の外遊びを紹介できたらいいなと思いつつ…20年前何して遊んでたっけ。

2)これなんて言うの？

アンペの後は小学生およそ30人からの質問タイムが始まりました。
「日本語でGodってなんて言うの？」
「日本語でchurchってなんて言うの？」
「日本語で1から10まで数えて！」
「カンフーやって見せて！」

一つ一つ答えつつ、私からも質問。
「Dangme語でgrassってなんて言うの？」
「Dangme語でwaterってなんて言うの？」

子どもたちとの関係もDangme語も、焦らずに、でも確実に、少しずつ築いていけたらと思います。

５．最後に

今はただひたすらにやみくもに現状把握に努めていますが、ここからなんですよね、ここから…

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これからも気の向くままにちょbitずつ投稿していきますので、ガーナでの暮らしについて、一緒に知っていってもらえたら嬉しいです。

JICA海外協力隊 2022年度4次隊 Lomokie