本は「読んでなんぼ」のものだからオススメしたい 『Kuwabara BOOK TAILOR』の話
「人の数だけ思い入れのある本は違っていい」
仲の良い本屋さんと、ふとそんな話になった。
本を多くは読まない人も、たくさん読む人も、手元に置いておきたい本というのはなにかしらあるのではないだろうか。
でも、そんな本も本棚の中で、ほとんどの場合埋もれてしまう。
かといって専用の額にいれてしまうのも、気軽に読み始められなくて・・・本として読むことに手間がかかるというのもどうなのだろう。
そんな話をしていた矢先、出会った道具がある。
それがKuwabaraさんのBOOK TAILOR。
今回は気軽に飾れて、気軽に手にとって読み始められる。そんな美しいアクリルのアイテムをご紹介したい。
お気に入りの一冊を美しく額装(したようにする)
BOOK TAILORは、新潟県長岡市に位置するアクリル加工のプロ「株式会社クワバラ」さんが丁寧に仕上げた本の新しい居場所だ。
アクリルに掘られた5本の溝が、そこに置かれた本を、額のように演出し、置かれた本の表紙のデザインをアート作品のように仕立て上げてくれる。
構造もとてもよく考えて作られていて、本体となる額のような形のアクリルに、支えとなる板をはめ込むだけ。
はめ込んだ先がニョキッと表側に飛び出してくるので、そこに置きたい本を置くだけ。
このシンプルな構造故に、組み立ての煩わしさもないし配送時のコストも最小限に収められている。
更にはアクリルの透明性故に見えてしまう裏面の構造もごちゃつかず、本棚の中に置いたときの馴染み具合は最高の一言。
置いて立てかけるだけで、本が飾れてしまう。
ということは、わざわざ額の中に入れてネジをはめたりといった手間もかからないということ。
もちろん思い入れのあるとっておきの一冊を飾るのもいいし、今読んでいる一冊を置くための場所としてもいい。
この「読むとき」と「飾るとき」のシームレスな移行が、当たり前のように見えてこれまでなかった機能性としてBOOK TAILORを際立たせているように思う。
サイズはいまのところ、「文庫本にぴったりなSサイズ」と「単行本(B6判または四六判)におすすめなMサイズ」の2種類があるので、思い入れのある本、今読んでる本はもちろん、ジャケ買いしてしまった一冊の行き場としてもとてもいい。
気温も下がって本番となる読書の秋に、ぜひおうち時間のお供として手にとって頂ければ嬉しく思う。
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余談ですが、こんなBRUTUS専用なサイズも特注で検討しています。
マガジンハウスさん、ついジャケ買いしてしまう表紙のものばかりなので、ぜひぜひ検討のためにも皆様の反応もお待ちしています。