ありそうでなかった、『付け替えられるハードカバー』を作ります!
私は『紙』が大好きです。
このnoteを開いていただいたあなたも、きっと『紙』を愛用している方ではないかと想像して、この文章を書いています。
『紙』は薄くて軽い。
老若男女誰にでも扱える。
充電不要でいつでも使える。
ブルーライトで目を痛めることもない。
筆、鉛筆、ボールペン等の様々な画材にも対応。
1000年以上前から未来に向けて情報を残すために使われてきている。
全人類への普及率は、スマートフォンだって太刀打ちできません。
現代は、ペーパーレス化が叫ばれる時代です。
確かにiPadやKINDLEの登場は、紙の独擅場だった世界を狭めました。
パソコンやタブレットがどんどん便利になって、環境問題への配慮や、仕事の生産性向上のために、紙を使わなくてもいいようにするべきだ!という主張にも、私は一定の理解を示します。
ただ、だからといって紙の役割はなかなかゼロにはならないと思います。
それは、ガジェット関連のニュースが声高に「もう紙はいらない」と新しい電子機器の発表の度に10年近く同じ文句を繰り返しているのがいい証明です。
確かに技術が発展したことで、紙を使わなくてもいいことに紙を無理に使う必要はありません。
でも、私は『紙』がもつ書き味や使い勝手は、まだまだ必要なものだと思いますし、そう思っている方は少なくないと思います。
ただ、そんな大好きな紙にも少し不満があります。
子供の力でも簡単に千切れてしまうし、少し体重をかけただけで折れたり皺ができてしまう。
要するに、防御力がなさすぎるのです。
文房具が大好きで、文具屋を始めた私も、そこをなんとかできる道具を探し求めてきました。
紙の弱点と向き合ってきた人類の長い歴史の中で生み出された解決方法の一つが、『ハードカバー』です。
紙が貴重品だった頃のヨーロッパでは、紙の本は厚くて硬い『ハードカバー』に守られて、大切に扱われてきました。
ただ、ハードカバーで製本したノートは世の中にたくさんありますが、長い間使えるようにページ数も多く分厚くて重いものがほとんど。
スマホやパソコンのおかげで、せっかく身軽に動いて色々なことができるのに、分厚くて重いものが荷物に追加されるのはあまりうれしくありません。
しかも1冊ごとの値段も高くなってしまうので、日常で気軽に使うにはハードルが高くなってしまう。
そんな時、ふと思いつきました。
ハードカバーノートの『ハードカバーだけ』、自分の好きな薄型のノートに、自由に付け替えられたらいいんじゃないか。
そんな荒唐無稽なアイデアを、いつも仲良くさせていただいている文具メーカーのLACONIC®(ラコニック)さんに相談していたところ、社長自ら「一緒に作りましょう!」と全面協力をいただき、商品開発をすることになりました。
そうやって生まれたのが、今回ご紹介する『ノートや書類に付け替えられるハードタイプカバー IDEAL(アイディール)』です。
美しく、かっこいい手帳を毎年展開されているLACONIC®さんの手によって実現したこのハードカバーは、極めてミニマルな見た目の通り、機能性もシンプルに仕上がっています。
種類はA5サイズとB6サイズのノートカバーと、A4サイズのドキュメントホルダーの3種類ご用意しております。
『ありそうでなかった、ノートや書類に付け替えられるハードタイプカバー』という、このプロジェクトのタイトルが説明したまま通り、ハードカバーに、表紙を閉じたままにするためのゴムバンドと、ノートの表紙を差し込むポケットがついただけの極めてシンプルな造りをしています。
A4サイズのドキュメントホルダーに至っては、ノートの表紙を差し込むポケットすらありません。
多機能性に目もくれず、その代わりにスマートさにかけては右に出るものがいないハードカバーになっていると自負しています。
A5サイズとB6サイズのノートカバーは「ノートをいつもおろしたてのような最高のコンディションで持ち歩いて使いたい人」や、「スケジュール帳を1年通してきれいに使いたい人」「大切に保管しておきたいノートがある人」にもオススメです。
そしてA4サイズのドキュメントホルダーは、「頂いた資料を折らずに持ち帰りたい人」や「契約書類等の重要な書類を、取引先の方にきれいな状態で渡したい人」に自信をもっておすすめできるアイテムになっています。
紙を愛用するあなたに手にとっていただけるように、仕様を突き詰めて考え、お手に取りやすい価格を追求させていただきました。
どうかこのありそうでなかった付け替えられるハードカバー「IDEAL(アイディール)」のことを更に詳しく知っていただき、ぜひぜひあなたの紙との新しい日常作りのお役に立てればと思います。
「IDEAL(アイディール)」は、手帳等にも使用されているビニールペーパーを使用したハードタイプのノートカバーです。
サイズは鞄に入れて持ち運ぶ時に便利なA5サイズとB6サイズの2種類をご用意しています。
ハードタイプのノートカバーはページ数の多い書籍やノートで使われることはあるものの、作るために費用もかかります。
しかし、薄型ノートでは、ページ数が少ないことから、使用期間が短くなってしまうこともあり、あまり使用されてきませんでした。
しかし、今回はあえてそのハードカバーをノート本体と分離し、薄型ノートの表紙を差し込んで使う形にすることで、中身を好きに入れ替えて繰り返し使えるように設計しました。
表面の素材にはビニールペーパーを採用しています。
ビニールペーパーは手帳やお道具箱にも使われるしっかりとした素材で、革のような落ち着いた見た目を持つ素材です。
表面上を硬くするだけであれば、樹脂を素材として作ることができます。
また、革を使用すれば、重厚で味のある表情も出すこともできるでしょう。
ですが日々持ち歩くものとしてIDEALを考えた時に、革の手帳のような雰囲気と、手に持った時に指に伝わる柔らかさ、スマホ等と持ち歩いた時の重さ、そして価格を決める上で重要なコストを考えて、今回はビニールペーパーを選びました。
また、ビニールペーパーの中には硬めの芯材を使用しているので、ビニールタイプのノートカバーのようにグニャグニャと「しなる」ことがありません。
ゴムバンドでノートをしっかりと閉じた状態にすれば、まるで一枚の「板」のような塊となります。
このシンプルな仕掛けによって、リュックのような鞄の中でもしっかりと中のノートは守られ、「お店で買ったおろしたての状態」で好きなノートを持ち運ぶことが可能となりました。
ノートを収める方法もとてもシンプルです。
透明ポケットが装着されているので、そこに使いたいノートの表紙を差し込むだけで、すぐに使い始めることができます。
罫線、方眼、無地、ドット方眼、スケジュール帳、メモパッドなど。
あなたの好みに合わせて中身を入れ替えて携帯することで、クラシックな見た目はそのままに様々な用途に合わせてご利用いただけます。
ノートパソコンのように、お気に入りのステッカーを貼ったりしながら、あなたの相棒として長く使っていただければと思います。
もうひとつのアイテムはA4サイズのドキュメントホルダー。
ノートカバーに装着していたポケットも廃し、A4サイズまでの書類を挟んで持ち歩くための、ごくごくシンプルな道具です。
ノートパソコンやタブレット、スマートフォンの誕生によって、持ち歩く紙の資料は少なくて済むようになりました。
しかし、紙でないとダメな書類(行政への申請書や、取引先で配られる資料)など、最低限の紙の持ち歩きはまだまだ発生しています。
そんな時に活躍するのが「クリアホルダー」です。
クリアホルダーは、汚れから紙の表面を守ってくれます。
ただ、素材が柔らかいためにリュックの中でぐにゃぐにゃと曲がってしまったりして、大事な資料が折れたりしてしまうことも少なくありません。
実際に、ノートパソコンの画面とキーボードの間に挟んだりして対応している知人も見たことがあります。
そんな日常のちょっとした場面で、ドキュメントホルダー IDEAL A4があるとお役に立ちます。
同様の形のホルダーはこれまでもあったのですが、書類をたくさん入れられるようにマチがついてるために太さがあったり、表紙が柔らかい素材でできているために、中の紙も曲がってしまったりというところが個人的に気になっていました。
その点、このハードタイプのドキュメントホルダーならば、ほとんどしならずに、しっかりと書類を守り、かつ薄く持ち運ぶことが可能になります。
ノートカバー同様、しっかりとした硬さに加え、2つの角を留めるだけのシンプルなゴムバンドによる構造が、スムーズな書類へのアクセスと書類落下防止を実現しています。
紙をそのまま入れるよりはクリアホルダーに入れていただいて使っていただくと紙単独よりももちろん保護力はアップします。
この頃の鞄にはノートパソコンを収納するポケットも付属しているので、そのポケットにこのドキュメントホルダーを入れていただくのもおすすめです。
ぜひあなたの書類の持ち運びを支えるアイテムとして試していただければと思います。
【IDEAL(アイディール)】というプロダクト名には2つの由来があります。
まず英語の意味からの由来。
あまり耳慣れない英単語ですが、「IDEAL」には、「理想的な」とか「典型」といった意味合いがあります。
万人の理想は叶えられるものではないと思いますが、少なくとも文具屋の店主である私にとって、理想的なノートカバーを突き詰めた結果、今の形に仕上がっています。
そしてもう一つの由来。
それは「世界で初めて商業的に成功したコンテナ船 【IDEAL X】という船の名前」です。
「IDEAL X」という名前の船は、今や世界の物流の基本を担う「コンテナ」という仕組みを商業として成功させた第一歩となった船です。
コンテナは船に載せられて海を渡り、電車に載せられて陸を縦断し、車に載せられて更に物流が世界の各地に染み渡っていきます。
いまだに輸出入の99%は海を使った輸送だそうですが、その効率化を図ったのが「コンテナ」という一つの規格を用いた仕組みでした。
今の時代に暮らす人から住めば当たり前ですが、この「規格を統一する」ということによるメリットは、今の私達の暮らしを支えています。
この「規格の統一」は、ノートや書類でも役立っています。
A4サイズのコピー用紙。
B5サイズの大学ノート。
A5サイズのスケジュール帳。
私達の紙との生活は、「A版」や「B版」と呼ばれる規格の統一が活用されている分野の一つです。
世の中には、素晴らしい技術によって作られたノートやスケジュール帳が数多く存在します。
店舗で扱っているそれらの商品を見ている内に、私自身がノートを作る必要はなく、色んなノートやスケジュール帳を挟んで持ち歩ける道具を作れば十分であることに気づきました。
コンテナ船が規格統一されたコンテナを運ぶのと同じように。
A4サイズやB6サイズといった規格で作られた書類やノートを、鞄の中でもしっかり守って目的地まで運んでくれる。
そんな存在になることを願って、「IDEAL」という名前を選びました。
また、実際のプロダクトには、色を付けずに裏側に凹みを入れる形でロゴを配置させていただきました。
これはブランドロゴの主張よりも、使う人の使い勝手や暮らしを支える脇役を作りたいという私の想いを、デザイナーさんに反映してもらった結果となっております。
ノートパソコンのように、あなたのお気に入りのステッカーを貼り付けたりして、カスタマイズして使ってもらえたらと思います。
今回、商品の製造については手帳が特に有名な文具メーカー、LACONIC®(ラコニック)さんに全面協力を頂いております。
建築の壁紙素材を取り入れたスケジュール帳や、A5サイズをカットしてスティック状に仕上げたスケジュール帳など、毎年様々な提案に挑戦されているメーカーであるLACOCIC®さん。
そのご協力をいただくことで、私自身「IDEAL」を納得できるクオリティに仕上げることが出来ました。
今回【IDEAL】に使用している素材は、LACONIC®さんから発売されているスタイリッシュなお道具箱「NOWHERE」にも使用されているビニールペーパーを使わせていただいています。
塩化ビニールでコーティングをされたこの素材は、既にLACONIC®さんでも実用的に使われているものでもあります。汚れの付着を軽減し、革に比べて軽量でもあるこの素材を使うことで、薄い、軽い、堅いという【IDEAL】の長所を実現しています。
また、リターンとしてご用意しているノートやスケジュール帳もラコニックさんにご協力いただきご用意しております。
使い勝手とデザイン性を兼ね揃えた数々のリフィルをご一緒に楽しんでいただきたいと思います。
改めて今回「IDEAL」を企画した私自身のことをご紹介させていただきたいと思います。
大阪のちょっと北のほう。
箕面市という滝と猿が有名な場所で、「DOCKET STORE(ドケットストア)」という名前の小さな小さな文具屋を営んでいる山下義弘(ヤマシタヨシヒロ)と申します。
お店の立地はなかなか大阪の中心地から離れています。
2018年のオープンから2年かけて、「ここまで来たいと思っていただけるようなアイテム」を日本各地から揃えてnoteで発信していたら、約5000人の方にフォローをいただくことに繋がり、日々商品の紹介やお店での取り組みを発信しています。
どんな人間なのかについてはnoteの記事をご覧いただければ、どれだけ文具に偏った人間なのかがお伝えできるかと思いますので、支援するかどうかの参考にしていただければ思います。
お店を始めるまでは10年間、無印良品で社員として働いてきました。
商品説明を地道にやってきた無印良品での日々が、今のお店のあり方を支えてくれているように思います。
そして、今回紹介するノートカバーは、無印良品のシンプルで薄くて安いノートやスケジュール帳を『おろしたて』の状態で最後まで使いたいという欲求を原動力として開発をすすめました。。
冒頭でもご紹介したとおり、私はペーパーレス化しきれていない人間です。
でも、アナログ一辺倒な人間かといえば、むしろ逆です。
タブレットや電子ペーパー、ポータブルスキャナー等、様々なアイテムが登場するたびに貯金をはたいて飛びついては試して来ました。
ですが、そんな私だからこそ、まだ紙の良さをすべて補えるものは世の中に存在しないと断言できます。
ただ、持ち歩きが必要な紙の量や紙のノートの役割は、スマホを中心とした現代の便利な生活の中で代わりつつあります。
そんな中で、紙には【薄くて、軽くて、硬いカバー】という相棒がいれば、もっと便利になるのにという結論に私はたどり着きました。
IDEAL A5
【サイズ】幅15.5cm✕高さ22.1cm
【素材】ビニールペーパー
【重量】96g
【備考】
厚さ5mm(60ページ程度)までのA5サイズのノートやメモパッドを装着可能
IDEAL B6
【サイズ】幅13.5cm✕高さ19.3cm
【素材】ビニールペーパー
【重量】71g
【備考】
厚さ5mm(60ページ程度)までのB6サイズのノートやメモパッドを装着可能
IDEAL A4
【サイズ】幅23.4cm✕高さ32.7cm
【素材】ビニールペーパー
【重量】220g
【備考】コピー用紙で40枚程度、クリアホルダー(紙挟まず)で12枚程度収納可能。
今回は【早割】【クラウドファンディングの特別割】【セット割】の3種類のリターンをご用意しております。
【数量20個限定・早割】
今回は各サイズ20個限定の【早割】をご用意しております。
送料無料に加えて、販売予定価格から20%の割引をした限定価格となっております。
本体のみのご用意のため、中に入れるノートやスケジュール帳、クリアホルダーについてはご自身でのご用意をお願いいたします。
【クラウドファンディング特別割】
数量限定以外にも【クラウドファンディング特別割】を各サイズご用意しております。
送料無料に加えて、販売予定価格から10%の割引をしたクラウドファンディング限定価格となっております。
こちらも本体のみのご用意のため、中に入れるノートやスケジュール帳、クリアホルダーについてはご自身でのご用意をお願いいたします。
【セット割】
セット割は、今回はIDEALの製造にご協力を頂いているLACONIC®様のノートやスケジュール帳とIDEALを組み合わせて、20%の割引をしてお買い得にお求めいただけるリターンとなっております。
3種類のセットをご用意しております
【IDEAL A5とLACONIC®マンスリースケジュールのセット】
こちらはLACONIC®さんの定番であるマンスリースケジュールと、IDEAL A5を組み合わせて20%の割引をしたセットとなっております。
2020年9月から2021年12月まで使用できる内容となっているため、届いたその日から使い始めていただくことができます。
スケジュール帳の詳しい仕様はこちらのLACONIC®様さんの通販ページでもご確認いただけます。
【IDEAL A5とLACONIC® のノートブックのセット】
こちらはLACONIC®さんのA5サイズのノートと、IDEAL A5を組み合わせて20%の割引をしたセットとなっております。
ご用意しているノートは、CLIFF(クリフ)というシリーズと、GRIDという3mm方眼のノート。
CLIFFは、日本語で「岩はだ」という意味を持つ、鉱物質のようなエンボス加工が特徴のファンシーペーパーを表紙に使ったノートです。
ノートは、5mm方眼(表紙色ブルー)、罫線(ベージュ)、無地(ピンク)、ドット方眼(グリーン)からひとつをオプションとして選択できるようにしております。
好みに合わせて使用していただけます。
GRIDは、コンクリート打ちっぱなしのような外見がカッコいい、3mm方眼のノート。
こちらもリターンとして組み合わせできるように設定させていただいております。
【IDEAL B6とLACONIC® のノートブックのセット】
こちらはLACONIC®様のB6サイズのノートと、IDEAL B6を組み合わせて20%の割引をしたセットとなっております。
選択いただけるのは、A5サイズのリターンでもご紹介したGRID。コンクリート打ちっぱなしのような外見がカッコいい、3mm方眼のノートとなっています。
B6サイズはこのノートのみが選択可能となっております。
●プロジェクトが目標金額に満たない場合はリターンはもらえるのか?
→本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けしますのでご安心ください。
●リターンはいつごろ届きますか?
→プロジェクト終了後に生産を開始し、2020年12月には皆様のお手元にお届けする予定です。
●リターンはどんな配送方法で届けられますか?
→リターンの発送にはクリックポストという郵便局のサービスを使用致します。
リターンはご指定頂いた住所のポストに投函されます。お届け日時の指定などはできませんのでご了承をお願いいたします。
この度は、当店のプロジェクトの内容を、最後までご覧いただき本当にありがとうございます。
紙への愛情が溢れて走り出したこのプロジェクトですが、メーカーであるLACONIC®さんをはじめとして、デザイナーさんやカメラマンさん、撮影場所を提供くださったカフェ、IDEALの仕様についてアドバイスを下さった皆様まで、本当にたくさんの方に支えられて、このプロジェクトは今回発表となりました。当店のような小さなお店に力を貸してくださった皆様にも、改めて御礼申し上げます。
正直に申し上げて、うちのような小さなお店が、オリジナルの道具を作り、いつも発注する数と2桁は違う在庫を持ち、販売することは身の丈以上の挑戦だと自覚しています。
目標金額の20万円も、今回のチャレンジで最低限かかる費用を支払える最低ラインでございます。
ただそれでも、この「書類やノートに付け替えられるハードカバー」というありそうでなかった道具を手にした時の感動や感覚を多くの紙好きの皆様に届けたいと思い、勇気を出してここまで参りました。
私の古巣である「無印良品」のアートディレクターであったデザイナー「田中一光さん」はこんな言葉を残されています。
美を鑑賞ではなく、モノで伝播していけないか、
商いを通して美を伝播することができないかと思っていた。
無印良品は、商いを通すことで、人々が喜び、そして美を伝播することができる。
この言葉は、私がお店を始めたきっかけでもあります。
もちろん、無償で行う発信やボランティアは尊い行為です。
その一方で、金銭を得ない行為には「継続性」という大きな問題が付きまといます。
「IDEAL」というブランド名の元になったコンテナ船「IDEAL X」も、世界最初のコンテナ船ではありません。
それまでにもコンテナを積んで運ぶという発想で造られた船はありました。
ですが私は、あえて「IDEAL X」から名前をとりました。
それは、「IDEAL X」が「商業的に初めて成功をおさめたコンテナ船」だったからです。
その「IDEAL X」で証明されたコンテナ輸送というアイデアはいまや、世界の輸送業のスタンダードとして世界を動かしています。
使ってくださる誰かの手にとられて、はじめて「IDEAL」に道具としての生命が吹き込まれます。
それには、あなたのお力が必要です。
「IDEAL」のことが好きそうな人がいれば、教えて頂いたり、SNSでのシェアも大歓迎です。
そして、もしあなたが「IDEAL」に興味を持ち、プロジェクトをご支援いただくことで、「IDEAL」を手にとっていただき、紙との楽しい暮らしを手に入れていただければこれに勝る喜びはありません。
改めてどうぞ、プロジェクトのご支援をよろしくお願いいたします。
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店主 山下義弘
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