学校に集まる意味/Googleスライド/スプレッドシート/サイトで授業改善
学校が再開し、学校に生徒が集まる意味を考えています。
特に授業です。
グループ学習等、これまで普通に行われてきたことを自粛し、
一斉講義型の方向性で、多くの教育現場が動いていると思います。
これって、時代が変わったというより、戻ってるなって。
近年、主体的な学びやアクティブラーニングという言葉が流行り、
アクティブラーニング=グループ学習
みたいな概念が根付いてしまってきていました。
本当は違うんですけどね。
そして、ICT環境を整えてきたからこそ、一斉講義型をするなら、学校に集まらなくていいんじゃない?ってボクは思います。
そして、もっと多様な学びができるんじゃないかな?と思います。
Googleスライド
3人1組に課題(テーマ:「半導体とは何か」に対して項目を設定)
を与え、それに対してのスライドを共同編集で作ってもらいます。
共同編集は特定の生徒には教えましたが、全員への指導はまだでしたので。
①Googleドライブの使い方の説明
②クラスルームの「課題」からスライドのテンプレートを配布
このクラスルームのメリットは、課題や資料の配布だなということを改めて実感しました。
「課題」を割り当てする生徒に配布されるときに、タイトルの配布先の生徒の名前(アカウント名にHR番号を入れていれば、番号も)がついて生徒へ配布されます。
普通に便利ですよね。
③共同編集者招待方法の説明
生徒は、初めてだとわかりにくいかもしれません。
ただ、これを教えた後、これまで自分たちで作っていたドキュメント等も共有設定して、お互いの情報を閲覧できるようにしている生徒もいました。
やはり、どんどん活用していく力はありますね。
④課題の説明と取り組み
難点は、スマホだと小さいということですね。
Googleスプレッドシート
スライドの時と手順は一緒です。
こちらは、一年生の授業で行っています。
課題は、<◯◯家の電力使用料を削減しよう>というものですので、こちらは個人への課題として、共同作業はさせません。
ボクとの共同編集という形にして、何かあればコメント等を入れていきます。
スプレッドシートに過去の電力使用量や、家庭の電気機器とその電力、使用時間などを記録していきます。
半分くらいの生徒が、エクセルにも触ったことないということでした。
少しずつやれていけたらいいなと思います。
Googleサイト
サイトを作りました。
先日、「GEGかまくらんど」という教育向けGsuiteのオンラインイベントで概要を勉強したので、早速作ってみました。
クラスルームは課題配信や採点、通知など多くのメリットがあります。
一方で、過去の資料がストリーム上では流れてしまったり、たくさん投稿されていると、何を見たのか見てないのかわかりづらいというデメリットがあります。
一方、サイトは投稿内容をレイアウトの工夫で見やすくできることも可能ですし、
ドキュメント・スプレッドシート・スライド等を埋め込んで、ドライブ上のものを共有して見やすくすることに、非常に長けていると思います。
↑は、課題研究のページです。
ミーティングはドキュメント
進捗はスプレッドシート
に記入しています。
そして、それをサイトに埋め込んでおくことで、確認がしやすくなっています。
作り方の参考は↓
閲覧権限
サイト自体へのアクセス/閲覧権限は、ドライブ上の共有設定と似ていますが、
ページごとの閲覧権限を設定することはできません。
ページに埋め込むドキュメント等への閲覧権限は、ドライブで設定しておく必要があります。
こちらはまだまだ勉強中です。
参考になるWEB等あれば教えてください!
こちらもぜひ↓
この一学期、いろいろなことを考えさせられています。
授業方法等の研究もどんどん進めていきたいと思います。
何かと0から1を作るのは大変だと思います。学校はどこも似たような問題課題に対応していると思います。それなのに、先生って自分だけで頑張ろうとするんですよね。ボクの資料やnoteが1になって、学校ごとの現状に合わせてカスタムしていただければと思います‼️