
ハチドリのひとしずく
この本は私が職場で疲弊し過ぎて、乳癌疑惑があった15年位前に、
フラワーエッセンスのカウセラーの女性に頂いた本です。

職場で名ばかりのリーダーを務めてた時、発泡塞がりで、
いろんな思いに打ちのめされていた私は、毎日戦に行くような気分でした。
それは私だけではなかっただろうし、会社という牢獄の中でストレスを感じる人はたくさんいると思ってますし、今も思います。
人間関係などきっかけはいろいろありますが、そればかりではありません。
私は周りに愚痴を言う事はあまりなく、社会というものはこういうものだ、と無理やり自分が感じてる思いを封じ込めていました。
心配してくれる人もいましたが、自分で戦うしかない、みたいに眉間に皺を寄せて何かと戦っていました。
身体に異変が起き、当時は難聴や感染症に罹ったり最悪でした。
乳癌検診にもひっかかった時、気功の先生に、
「20才前後の時、自分をいじめてましたね」
と言われ、その通りでした。
20前後の話は長くなるので書きませんが、
どこかいつも、悶々と感じる世の中の事に目を瞑り、妥協し生きるしかない、そんな感じですから。
社会に対する違和感、人に話しても理解されない苦悩、それらを話した所で解決しない事ばかり。
ですので、一般的なカウンセラーや精神科では絶対無理と思ってました。
要するに、ジョンレノンが言うような、『この世は悪魔が全て支配している!』ような感覚でしたから、おかしな人間として薬漬けにされていたでしょう😂
世俗的なものから離れた、スピリチュアル的な人でないと無理でした。
しかし、20才前後の頃は、まだスピリチュアルは私には聴こえてきませんでした。
それらのカウンセリングなるものを知ったのは、丁度江原さんがTVに出るようになった頃です。
人から紹介されたのですが、その時は宗教っぽくて抵抗はありました、しかしそれしかないと思いました。
その受けた数年後に、自分が自然界のエンパス体質だとセドナのヒーラーに伝えられ、全ての事を更に魂の中で感じ知りました。
話を戻しますが、
気功の先生の後に、フラワーエッセンスを処方してくれるカウンセラーを紹介されました。
「過去性で迫害に遭ってましたね」と言われ、
やっぱりと感じました。
その時の過去性をどう感じたかを聞かれ、
映像が浮かぶようでした。
私は答えました。
簡単に言うと、
私「私は人を救いたいと思ってました、しかし私は誰かに裏切られ苦境のどん底に貶められた」
「その時、どう思いましたか?」
私「裏切った人達を恨みました、でも、一番に恨んだのは神です、
神は何もしてくれなかったからです」
「神はどこにいるのですか?」
私「・・・」
「神はどこにいるのですか?」
私「分かりません」
「もう一度聞きますね、貴方が一番憎いと思う人は誰ですか」
「・・・」
私「私自身です」
その頃は、神が自分の中にいるなんて思っていません。
ただ、神を憎んでいた事と、得体の知れない人間としての罪悪感が強烈にありました。
この時は勝手に口から出てきて述べただけです。
しかし、私は20才前後の時にも、何故神を憎みそして自分も憎んでいたのかを、いろんな事から次第に知っていきます。
何故自分を憎んでいたかと言うと、完璧ではない、エゴだらけの人間だからです。
今はいろんな事が自分の中で少しずつ理解するようになりましたので、あの頃の苦悩は消え去りました。
その後ヒーリングをして貰い、瞑想みたいな感じでした。
私のハートのチャクラはなかなか開かれず、「もう少し」とカウンセラーの人は時間をかけていました。
結局その時は開かれなかったのですが、フラワーエッセンスを処方して貰い、
本を朗読してくれました。
そしたら、涙が溢れて仕方なかったです😭
その私に反応し、カウンセラーの人も涙を流していました😢
「この本を差し上げます」
と言って渡されました。
自分がこの本の中のハチドリとリンクしました。
その帰り、私はかなりぼーっとしていました😦
このハチドリの話は南米アンデス地方の先住に伝わるお話です。
知ってる方は知ってると思います。
ハチドリはたった1人で、山火事を消そうと、クチバシで必死に水をかけ、他の仲間から馬鹿にされていました。
森が燃えていました
森の生きものたちは、われ先にと、にげていきました。
でもクリキンディという名のハチドリだけは、いったりきたり、くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは、火の上に落としていきます。
動物たちがそれを見て、
「そんなことをして、いったい何になるんだ」
といって笑います。
クリキンディはこう答えました。
「私は私にできることをしているだけ」

こんな思いをした方している方は、結構いらっしゃる、と思います、
ハチドリはこの行いに対し苦労は感じてないんだ、と思いました。
本当にできる事を自分に相応しいやり方でやりたい、それだけなのでしょう✨✨