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ワクチンと麻疹にかかった時の話
昔は、風疹や麻疹、水疱瘡、おたふく風邪など、かかってる近所の子がいたら移してもらえー、とわざわざ感染しに行くという風習が田舎にありました。
本物にかかった方が免疫が高くつき、一生それにはかからないと知ったのは大人になってからで、
しかし、苦しいものを取り除く為なのか実験なのか?現代では病院を頼るシステムが出来上がっています。
私も若い時、東京に来てからは病院はよく行き、信頼もしていました。
しかし、病院や医者を全面的に信用し依存してはいけないと思うようになる迄、
痛い思いの体験を何度か自分に課さなければならなかったのです。
そして自然治癒力的な田舎の親の考えと、病院での体験は私に何かを教えてくれました。
本当にいろいろ勉強になっていきました。
昔の人は賢く、知恵があったのです。
姉が妊婦の時風疹にかかった時の事、
「風疹の予防接種、子供の時にしたのに大人になると免疫がなくなるんだよ」
と言ってて、それがその後世間では明らかになって来た。
私は33の時、ひどい風邪症状で食欲もなく、病院で風邪と診断され、点滴を打ったり薬処方されても治らず、そのうち顔がパンパンに腫れ、薬の副作用なのでは?と、今度は皮膚科に行きそこでも薬を出された。
一向に良くならない。
3件の病院を回ったが、どこも麻疹を見つけられない。
後で本に、最初のうちに喉に麻疹特有の白い斑点を見逃すと分からなくなるらしいと書いてあった。
昔のお医者さんは身体を良く見て診察する人が多かった。
もし自分の母だったら、自分の子供だからしっかり身体を見るだろうから、見つけられたはずと思う。
嫁だったので義父母には自分の事で甘える事ができず、小さい子供達だけは面倒見てもらい、
毎日何も出来ずに寝っぱなしでいるしかなかった。
そして1週間以上経ち、体にブツブツが出て、遅く帰って来たパートナーに救急車を呼んでもらった。
その時の救急隊の人に抱き抱えられ、
「お嫁さんだから、気を遣って言えなかったんだね」
と言われ、初めて自分が辛かった事を慰められ涙が出たもの。
ブツブツの反応は麻疹だと分かった。
都立の総合病院に5日間入院し、退院する間際、中耳炎にもなっていて耳の聞こえも悪く、
更に通院し毎回何種類かの薬をたっぷり貰い、2週間経っても治らず、
義母に、近くに昔からある個人の耳鼻科を紹介してもらい、
そして、お医者さんは一言も何も言わずに、私の耳の中を覗き、細い棒でパン!と何かを割った。
そしたら耳の聞こえが良くなり薬も貰わずそこで治ったのです。
こうして病院というものに不信感を持つようになっていったのです。
そして前回保険の話を書きましたが、
当時の保険は入院5日以上6日からでないと保険が出ないので、それもあちら側のうまくできたシステム、大体入院は5日で退院させる事が多いと。
騙された、そう感じました。
その後、入院したら保険が出るものに変わりましたが、その医療保険は私に全く役に立たず、何十年もかけ一度も使わず、金儲け保険屋のギャンブルに負けたようなもの。
保険に入るなら貯蓄した方が良いという考えがあり、
「それだと使ってしまうから」と、保険に入るという考えに安住してしまいますが、
結局自分を他人任せにすると、そこに依存が働いてしまいます。
例えば、極端な話、国がなんでもやってくれるからと依存してると、医療ミスが起こった時、補償を出して貰う面倒な裁判を起こさなければならない事を耳にすると、やり切れないものです。
自分の事を自分で管理するという考えが欠けていくと、何かある事に周りや他人のせいにするようになったり、泣き寝入りすることにもなりかねません。
時には人に頼る事も大事かも知れませんが、覚悟は必要で、なるべくなら依存しない自分でいたいものです。
これから、また新しいウィルスが出てきて、なんやかんやと国の言いなりになって、何かあったら苦しむのは結局自分です。
体験は罠にハマらないようになる為の、前触れのシュミレーション。
人はシュミレーション体験を何度もしてるのですね。
その体験の捉え方で次に行く道を決めていく、それがどんなものであれ、必ず得るものがあるはず。
この世では、苦しんで初めて気づく事が多いですが、私は複雑な事をわざわざ勉強してるんだな😓と、
そんな感じです。