ポコ♪の猿でもわかる「孫子の兵法」④
行動の前に、過去の教訓を徹底して学ぶ
■敗者たちの歴史から不敗の極意を学べ
兵法書『孫子』は、多くの古代の戦闘を研究して生まれています。
孫武の負け組に対する分析力は、極めて鋭いものです。
『孫子」には「〇〇してはいけない」という記述がいくつもあります。
「次の地形からは速やかに立ち去り、決して近づいてはならぬ」
「絶壁の切り立つ谷間」
「深く落ち込んだ窪地」
「三方が険阻で、脱出困難な所」
「草木が密集し、行動困難な所」
「湿潤の低地で、通行困難な所」
「山間部のデコボコした所」
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戦争という極限状態では、敗北はあらゆる悲劇を意味します。敗北はすべてを奪われ、勝者がすべてを手に入れます。『孫子』はおもに将軍職を対象に書かれており、その立場は現代ビジネスならマネージャー職にあたります。リーダーである人物が、会社や組織、チームの中でどのような活躍をすべきか?日本、海外問わず経営者や管理職に『孫子』の愛読者が多いのは、単なる兵法ではなく、そこに人間という存在への鋭い洞察が含まれているからでしょう。是非『孫子』を人生に活かし勝利を手にしてください。
世界最高峰の兵法書『孫子の兵法』、様々な先生方が様々な形で解説本を出されています。三国志の英雄「曹操」や毛沢東、ビル・ゲイツまでが熱中した…
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