ポコ♪の猿でもわかる「孫子の兵法」⑦
戦闘シーンを思い描いて徹底的に準備する
前回、5原則について書いた。(↓)
今回は5つの原則を深掘りしたいと思います。
■まずは「自分」と「敵」を知ることから始めよ
1、彼我の戦力を検討したうえで、戦うべきか否かの判断ができること
本当にそれは、あなたが始めるべきことか検討することです。
自分の能力は十分か。
取り組む対象の情報を完全に把握しているか。
それを行うことで狙うだけの利益があるか。
目的はあくまで勝利であり、戦いを始めることではありません。
たとえばフランチャイズに加盟する場合、加盟することが目的ではなく、儲けることが目的のはず。
自分に向いているビジネスなのか、加盟する先の情報を限界まで集めたか。
答えがY E Sでない場合、始めたことを大きく後悔するでしょう。
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戦争という極限状態では、敗北はあらゆる悲劇を意味します。敗北はすべてを奪われ、勝者がすべてを手に入れます。『孫子』はおもに将軍職を対象に書かれており、その立場は現代ビジネスならマネージャー職にあたります。リーダーである人物が、会社や組織、チームの中でどのような活躍をすべきか?日本、海外問わず経営者や管理職に『孫子』の愛読者が多いのは、単なる兵法ではなく、そこに人間という存在への鋭い洞察が含まれているからでしょう。是非『孫子』を人生に活かし勝利を手にしてください。
世界最高峰の兵法書『孫子の兵法』、様々な先生方が様々な形で解説本を出されています。三国志の英雄「曹操」や毛沢東、ビル・ゲイツまでが熱中した…
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