ポコ♪の猿でもわかる「孫子の兵法」⑧
幸運に頼った生き方をしてはならない
■少ないコストと労力で、大きな目標の達成を狙う
現代に生きる私たちは、孫武のように戦争の指揮をすることはありません。
しかし敵や戦いは、私たちの日常に形を変えて溢れています。
「敵」とは、新しい取り組み、始める物事です。
「戦い方」とは、始める際の方法です。
「戦うこと」とは、時間、労力、資金をものごとに注ぎ込むことです。
1回戦うたびに、私たちは時間や労力、資金を投入しているのです。
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戦争という極限状態では、敗北はあらゆる悲劇を意味します。敗北はすべてを奪われ、勝者がすべてを手に入れます。『孫子』はおもに将軍職を対象に書かれており、その立場は現代ビジネスならマネージャー職にあたります。リーダーである人物が、会社や組織、チームの中でどのような活躍をすべきか?日本、海外問わず経営者や管理職に『孫子』の愛読者が多いのは、単なる兵法ではなく、そこに人間という存在への鋭い洞察が含まれているからでしょう。是非『孫子』を人生に活かし勝利を手にしてください。
世界最高峰の兵法書『孫子の兵法』、様々な先生方が様々な形で解説本を出されています。三国志の英雄「曹操」や毛沢東、ビル・ゲイツまでが熱中した…
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