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価値観の使い方
[短編]
おはようございます。
我々人間が生きていく上で避けて通れないのが人間関係。
最近よく、「なぜ人は人の査定(批判)をしてしまうのか」ということについて考えさせられます。。
自らが持ち合わせている考え方や価値観にはそれぞれ育み方や豊かさが異なるのになぜ人間は自らの物差しで他者を測ってしまうのか。
もちろん、何かを判断したり決断する際には自らの芯となる考え方は非常に重要です。
ここで言いたいのは、インターネットやSNSの発展が進むにつれ発言が容易になった昨今、思ったことを口にする人がやたら多いことに気付かされます。
例えば、ある事柄について大同小異感じ取ることが同じだとしても、
それを感じた通りに発言するかはまた全く異なります。
心の中で感じることは自由ですが、それを発言することには責任が伴うことを忘れないでいただきたい。
ここでいうところの責任とは、発言した内容を聞いた人がどう思うか、そしてその発言が他者にどう影響を及ぼすのか、そこまで理解して発言をした方が発言の内容に磨きがかかり、発した言葉に多くの意味を持たせることが出来るということです。
実際には他者がその言葉をどう思い、どう感じるかはコントロールできることではないですし発言者の管理下ではないです。
ただ、発言の内容の言い回しや表現をちょっと調整するだけで自分が意図する内容で受け取ってくれることが可能であると考えます。
ただ言いたいことを言う行為は、動物が本能的に鳴く行為と何も変わらないことだとも言えます。
自らの価値と他者の価値をぶつけてこそ初めて新たな輝きと熱量を作り出せます。
発言という行為を少しでも価値があるもにしたいと思い、職場や学校など限られた組織の中では非常に重要になると感じたので記載してみました。
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