永遠の旅路
生命は、休むことを知らず。とどまることを知らず。
それを知ったときの、驚き感嘆たる想いと同時に、鈍い重圧を感じた。
生命は、儚いものであり、瞬く間に次の生命へとの旅路に向かう。
それを目の当たりにする度に、鈍い重圧を感じるのだ。
しかし、その感情から這い上がろうとする、一条の陽(ひかり)がいつもある。
生命は、時として残酷であり、深い爪痕を残す。
だが、共に生きる他のものに、深遠な思いも与える。
それは、慈悲と云われるものなのだろう。
私は、ひとつの生命体として、最も良く生きねばならない。
それが、後に続く平和と幸福の種になるのだから。
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