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アジアカップ日本代表戦地上波放送なしで知る日本の立ち位置

昨日のサッカー・アジアカップ日本-インドネシア戦の地上波放送がなかったことで多くの人が失望したと思う。

私もそのひとりだ。

昨年のワールドカップ‘26のアジア予選の
アウェー戦がやはり地上波放送がなかったとき、日本サッカー協会会長田嶋氏はこう言った。

「日本に法外な料金をふっかけている」

昔だったらそうかもしれないし、仮にそうだとしても日本のメディアのどこかは放送権を払って放送していたことだろう。

それがどれだけ「法外」なのか知る由もないが、世界のサッカーコンテンツの料金は上がり続けていることは確かだ。

問題は「しょうがねぇなぁ」と言いつつも支払える国もあるなか、日本は「どうしようもありまへん」とお手上げなことだ。

放送権料は民間企業のCM代でペイしなければならない。過去30年間賃金も物価も何もかもそのままの日本は、間違いなく広告料金も据え置き、或いは下手をすると最盛期より下がっていることだろう。

それでは高騰する放映権料など支払えるわけがない。

2026年ワールカップはアメリカ・カナダ・メキシコの北中米で開催される。

有料配信でしか見られない初の大会にだけはなってほしくないが、果たしてどうなるだろう。

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