おせっかいなアメリカ人
車を運転しているとき前の車のブレーキランプが壊れているのを見たら、あなたはどうしますか?
これは実際にあった話。20年以上前、妻と私は妻の大学院時代の友人夫婦とどこかへ外出中だった。とある郊外を走行しているとき、前の車のブレーキランプの片方が点滅しないことに気づいた。
友人夫妻の会話:
夫: あれ?あの車🚗ブレーキランプ点いてないやん
妻: そうだね。ちょっと伝えてくるわ
そう言って友人妻は信号待ちのとき、さっと車を降り
前の車の運転手側ウインドウをコンコンと叩き「すみません、ブレーキランプ左側壊れてますよ」と言った。
外で見知らぬ人に話しかけるアメリカ人の習性を知っていた私も、さすがにこれには驚いた。
そうか、わざわざ車を降りて教えてやるのか。
昨日「ケンミンショー」で「左利きに対する大阪人のセンサー」を見たが、アメリカ人は自分の好きな他人の服・靴・髪型を見ると話しかけずにはいられない。
I like your jacket.
I like your haircut.
Nice hat. Where did you buy it?
これらの褒め言葉は、デパートの店員さんとかお客さんに対してお世辞で言うことも多々あるが、街でいきなり知らない人から言われることがよくある。
おしゃべり好きなアメリカ人は、何か話しかけるネタを探しているのかもしれない。
実際に私は地下鉄の駅などで「アンタのスーツ(ネクタイ)いいね。どこの店で買ったの?」ときかれ、お世辞かと思ったら本当に買いたいから店の名前を教えてくれ、と食いついて(?)きて困ったことがあった。
いやーアメリカ人ってほんっっとにおしゃべりが好きなんですねぇ(水野晴郎調)😉