映画日記8月。隠れた80'sポリスアクションの名作。
8月も終わった。はや今年も後半戦。
最近「ダブルチーム」を中学以来に見返して新発見が多かった。ヴァンダムの蹴りはやはり綺麗。やはりあの地雷は変。本編Youtube無料公開中。
今年、ビバリーヒルズ・コップの新作が公開されたが、同じく80'sアクションの隠れた名作に出会えた。「アクション・ジャクソン 大都会最前線」。
ロッキーのアポロ、プレデターのダッチで知られるカール・ウェザースが主演のポリスアクション。デトロイトを舞台に「アクション・ジャクソン」ことジャクソン警部が繰り広げる単独突破捜査劇を描く本作。有り得ないほど跳ぶ、走って車を追い抜く、
話が進むにつれ増えていく彼の仲間たちもサポート。
ジョン・ウィックのコンチネンタルホテル程ではないが役に立つ裏ホテルオーナーの「年は取ってもますます元気印」という台詞が愉快な本作を象徴する。意味は良く分からないが。
他にも「Hot,Hotter,Hottest!!」など名言が多く、吹替版があればどんな出来栄えだったのかを想像。段々、故・内海賢二氏の声が聞こえてくる。
Wikipediaによると「水曜のロードショー」でやはり内海担当の吹替版が放送されていたらしい。〇ャブ中のヒロイン役は吹替の名優、深見梨加女史。
91年なので丁度セーラージュピターと同時期。いつか見たい。
一部でカルトな人気らしく拝見したのが「無敵のドラゴン」。
悪役が元UFC王者のアンデウソン・シウバというのが私的注目点だったが、如何せんとにかく扱いが悪い。
近年だと堀口恭司、朝倉海を機にUFCを知った人も多いと思われるが、このシウバは元ミドル級王者、16連勝記録、殿堂入りも果たした名選手。当然派手な殴り合いを期待したのだが、、まさかの龍の尻尾で叩きつけられて死ぬという。主人公に止めを刺されず、お手玉のように弄ばれるって。。
同じく元UFC王者のランディ・クートゥアは「エクスペンダブルズ」4作皆勤賞。あの面々の中でやや控えめだったが最新作「ニューブラッド」ではロマンス的見せ場があったりと優遇されていた。比較すると余計にこのやられ方は不憫。「ロードハウス」でマーク・ウォールバーグを喰う勢いだったコナー・マクレガーは別格。
ちなみに平本蓮がドーピング使用疑惑で大炎上。結局陰性だったが、シウバは2回陽性。嗚呼。
何かとあった24時間テレビは敢えて昔あったというアニメ枠で制作された「タイムスリップ10000年 プライム・ローズ」を。83年制作。手塚治虫に疎い自分でも楽しめた。24時間テレビらしく平和がテーマでも説教臭くないのが一番良い。最近トレンドのビキニアーマーを纏うマミヤと旅を共にするマセガキ、、否、少年の分烈。覚醒しただろうなと。昔の作品の方が扇情的な描き方なのはありがちというか。。