映画日記7月。乗れない五輪。代わる娯楽は懐かしき作品たち
地獄の釜が空いた暑さ。7月がアレだと今月8月はどうなってしまうのか。
なるべく体調を崩さず日々を過ごしたい。パリオリンピックも開催中だが相次ぐ誤審や不手際の報道に冷めてしまったのが正直なところで、同じ心境の人は自分だけかとも考える。
コロナ第11派のニュースもあり「劇場版おうちでキャノンボール2020」に記録された第1派当時の映像が鬱屈した記憶と共に蘇る。エロ云々よりも、この作品はパンデミックに翻弄された人々のドキュメンタリーだった。当時の生活に戻らない事を切に願う。
五輪の判定で揉めるならどっちか死ぬまで戦えばいいと言わんばかりの格闘ゲーム実写「モータルコンバット」続編が来年公開。真田広之、浅野忠信とエミー賞ノミネートの2人がダブル受賞なら来年更に弾みがつく事必須。短い出番で圧倒的存在感の真田スコーピオンと、特に何もしない浅野ライデン。ゲーム版は映画のキャラも多数登場でそちらも必見。
夜9時にテレビで映画を見ていたあの頃を思い出した「ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー」。エディ・マーフィの変わらぬ大暴れぶりとよく見ると分かる皺と腹回りに年月を感じて感傷的になる。「リーサル・ウェポン」も第5弾決定してるそうで。あの大団円からどう先に進めるのか。
電撃復活で再評価を受けているのがウェズリー・スナイプス主演3部作「ブレイド」。実刑判決後の2009年に「木曜洋画劇場」予告で立木文彦氏の悲痛な叫びが轟いてから15年。アクション番長が帰ってきた。最高傑作と評される「ブレイド2」はギレルモ・デル・トロ監督が知り尽くしたヒーローの格好良い撮り方と角刈り、全身黒でキメるウェズの個性がマッチ。ヴァンパイア相手に無双の強さを発揮した。鬼舞辻無惨にも勝てると思う。
ノーマン・リーダス、ドニー・イェン、ロン・パールマンも参戦した隠れた名作。帰ってきた今だからこそ見るべき一本。初心者にも優しい。
あと、これは映画でないが「ゾイド ZOIDS」が10数年ぶりに再放送されて、この機会に視聴。コロコロコミック読んでた当時、何話か見てたのだが水泳の習い事で途中離脱。改めて見返しても大冒険、絆、ボーイミーツガール揃った名作。ガキの頃に見た作品が再ブームするのは嬉しい事だ。