「ランボートリロジー4K」。再び現代日本に舞い降りたランボー。
「ランボートリロジー4K」を見に行ってきた。帰宅後、速攻で感想を執筆。
日本初公開から40周年を記念して今回は「ランボー」、「ランボー怒りの脱出」、「ランボー3 怒りのアフガン」の3作品を4Kリストア版として再上映。各劇場1日1作品1度上映で今回は新宿ピカデリーの朝10時回「ランボー3 怒りのアフガン」に予定が合った。新宿ピカデリーはU-NEXTのクーポンをオンライン予約で使えないため、劇場に行っても満席で入れないという事も危惧していたが席数余裕ありで難なく席を確保。ありがたいがそれはそれで寂しいぞ。
前日に予習復習を兼ねて「ランボー 怒りの脱出」を見返した。マードック、こんな腹の立つ上司だったのか、彼が追い詰められた時のトラウトマン大佐の顔よ、コー・パオを失いスイッチが入ったランボー無双と気付きや思い出した事を踏まえて今日劇場へ。suzuriで発売中、ビーパワーDIEsukeさんのTシャツを着て新宿へ。ランボー朝活。
「ランボー3 怒りのアフガン」は1988年日本公開。当時の予告編は多分、今なら通らないのではという程の爆破、ナイフ3本がⅢに変わる、炎バックの太字ゴシックと凄まじい映像なのでこちらも見て欲しいが実際、前作の成功で予算大幅増加によるスケール過去最高の戦闘シーンを今回大画面、高音質で鑑賞できた。世代的に冒頭の地下格試合とタイ寺院のシーンで「ホット・ショット2」を連想してしまうのが余計なノイズだったが、トラウトマン大佐救出作戦からギアがかかったように敵陣の攻撃と盛り上がりが加速。過去2作非戦闘員だった大佐も師弟友情タッグの活躍。劇場を後にする頃には心が温まっていた。
1988年といえば、恐らくこの国が一番弾けていた頃で悩みを持った人も少なかったと思う。しかし混迷極める現代。信じる者が見つからない、生き甲斐が見つからないという人の方が増えてしまったのかもしれない。そんな現代日本に再び姿を現したランボー、多分僕らにこう言い放つだろう。
「ムダに生きるか、何かのために死ぬか、お前が決めろ」。
自分を疑わないからこそ、火炎瓶片手に馬で疾走、傷口に火薬を流して消毒、戦車で戦闘機に特攻という無謀な荒業を何とかしてしまう。それが行き過ぎて後期2作は人体伊藤ハム祭りとなった訳で。
奇しくも今日は衆議院選挙の投票日。
主義主張、パフォーマンスは勝手だが、議員の皆様には「俺たちがこの国を愛したように、国も俺たちを愛して欲しい」の言葉を送りたい。
それで街頭インタビューでも受けたら「誰に投票しますか?」の問いに「自分でも、、分かりません。。」と上裸で新宿の街に消えるランボー退場ムーブをしてやろうかと思う。
ちなみに期日前投票は済ませてます。悪ふざけ厳禁。
「ランボートリロジー4K」は明日以降も上映中。