読書で心に響いた名言集(3日目)

本日は年収1億円の神ルール10(金川 顕教さん)、自分が響いた箇所の最後の3つ目を紹介したいと思います。

3.数字力
ー決算書を読める様にする
株式投資で特に役立つ数字が、「決算書」です。
決算書を読める様になっておけば、業界のトレンドや勤め先の現状を客観的に分析出来る様になります。それが投資に役立ってきます。
「決算書=難しい」と考える人が多いかもしれませんが、数字アレルギーの人は他人の家計簿を覗くつもりで読めば良いです。決算書は会社の家計簿みたいなものです。
決算書の種類は3つあります。
・損益計算書(P/L)
収入と支出が書いてあるもの。つまり収益、費用、利益といった企業の経営成績が記載されたものです。
・貸借対照表(B/S)
今の通帳の貯金残高、財布に入っている金額、ローンなどの負債、つまり企業の財政状態が記載されたものです。
・キャッシュフロー計算書(CS)
収入と支出を現金ベースで記載したもの、つまり営業活動や投資活動、財務活動によるキャッシュフローを記載したものです。
※損益計算書とキャッシュフロー計算書の違いは、損益計算書は収益や費用が発生したタイミングで計上し、後者は実際に入金や支出されたタイミングで計上します。

ー決算書から企業の将来を予測する。
企業の将来は、過去を正確に予測する事で、ある程度予測出来ます。
決算は1年間の過去の数字をまとめたものなので、1年分だけでは、未来が明るいか暗いかは判断が難しいです。
そこで、過去の圧倒的な量を集め続けると、事業の行く末を何でも読み取る事が出来る様になります。

先ず行うべき事は、決算を四半期ごとにチェックする事です。
上場企業は第1四半期、第2四半期、第3四半期、年度末決算という形で3ヶ月に1回決算報告をします。

続いて、成長率を確認します。株式市場では成長率が全てです。
A社とB社の売上高、利益額が同じでも、成長率の違いで株価に大きな違いが出るので、必ず成長しているかどうかを見ます。

続いて、1社だけではなく類似企業の決算も分析比較します。
例えば、ECビジネスであれば、Yahoo!ショッピングと楽天市場、広告ビジネスであればFacebookとYahho!などを比較する様にします。

更に1つ企業でも、どの部門の事業が伸びているかも注目します。
例えばクックパッドは、決算を見ると国内会員数は減っていますが、海外会員数は増えています。
食べログの予約サイトも決算書を見ると伸びてきている事が分かります。
これからは電話予約よりも、手軽に出来るサイトからの予約が増えてくる可能性が高い事も予想出来ます。

こうやって決算書を読めると、企業の分析が出来て、起業にも役立ちます。ビジネスは数字です。
数字で分析をする癖をつける事で、より信憑性が増す予測を立てる事が出来る様になります。

本日は以上です。
明日からは、「超訳 ニーチェの言葉」からの自分が心に響いた名言を紹介していきたいと思います。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
この記事が、少しでも誰かのお役に立てれば幸いです。

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