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ブルース&ソウル・レコーズ

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日本で唯一のブルース/ソウル/ゴスペルの音楽専門誌『ブルース&ソウル・レコーズ』の公式noteです。トゥーヴァージンズnoteへ移動しました!
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#ブラック・ミュージック

No.179 特集 特集 オルガン大熱狂時代 大好評発売中!

8月23日に発売しました、ブルース&ソウル・レコーズ No.179 特集はオルガン大熱狂時代。こん…

【伝えておきたいブルースのこと】㉕黄金のマディ・バンド

ロックを生んだシカゴのアンサンブル  南部からの黒人の流入が増加するとともに、シカゴの街…

【伝えておきたいブルースのこと】㉔大都会の輝きに惹かれて

シカゴ・ブルースとマックスウェル・ストリート  「シカゴ・ブルース」。その名称はブルース…

【伝えておきたいブルースのこと】㉓ブルースの都メンフィス

荒削りが魅力のサザン・ブルース  現在は人気観光スポットとなっているメンフィスのビール・…

【伝えておきたいブルースのこと】㉒電波に乗ったブルース

人気ラジオ番組と黒人DJの登場  力のあるミュージシャンの影響はどのように広まっていったの…

【伝えておきたいブルースのこと】㉑ワイルドなヴァイタリティ

ヒューストンの泥臭ジャンプ・ブルース  「ジャンプ・ブルース」(略してジャンプ)も曖昧な…

【伝えておきたいブルースのこと】⑳カクテル・ブルースに酔う

ロサンゼルス〜西海岸の洒脱なブルース  カリフォルニア州ロサンゼルスを中心とした、1940年代後半から50年代にかけての西海岸のリズム&ブルース・シーンは、ルイ・ジョーダン&ティンパニー・ファイヴの成功の影響もあったのか、スモール・コンボの活躍が目立つ。  1946年から53年にかけてジューク・ボックス/スペシャルティ・レコードから19曲連続でR&Bチャートのトップ10に送り込んだロイ・ミルトン。45〜51年にエクスクルーシヴ・レコードとスペシャルティから合わせて13曲を

【伝えておきたいブルースのこと】⑲独立レーベル戦国時代

レコード産業の隆盛と〝戦後ブルース〟重要レーベル  1945年に第二次世界大戦が終り、不足し…

【伝えておきたいブルースのこと】⑱電気の力でパワー倍増

エレクトリック・ブルース  登場時、エレキ・ギターに求められたのはなにより音量だった。ク…

【伝えておきたいブルースのこと】⑰リストラで進化

華やかに浮上するリズム&ブルース  リズム&ブルースという言葉はやっかいだ。1949年に当時…

【伝えておきたいブルースのこと】⑯ブギ・ウギしなけりゃ…

ピアノが生んだ根幹ビート  「スウィングしなけりゃ意味が無い」という曲があるが、黒人音楽…

【伝えておきたいブルースのこと】⑮〝クサい〟ジャズにコロり

ブルースと分かち難いアーリー・ジャズ  ブルースに夢中になり始めた頃に手にした『ブルース…

【伝えておきたいブルースのこと】⑭ブルース、街へ出る

洗練されたシティ・ブルース メディシン・ショーや放浪のミュージシャンたちによってブルース…

【伝えておきたいブルースのこと】⑬黒猫の骨とウサギの足

アメリカ南部の土着フォークロア  ブルースの常套句として数々の曲に使われてきた一節だ。マディ・ウォーターズ〈ガット・マイ・モージョ・ワーキン〉、ライトニン・ホプキンス〈モージョ・ハンド〉、J・B・ルノアー〈モージョ・ブギ〉など、「モージョ」を歌った曲は多い。 「モージョ」とはアメリカ南部黒人の間で広まった民間伝承(フォークロア)の「フードゥ hoodoo」で用いられるまじない道具。ブルースの歌詞の中では、主に異性を惹き付けておくための道具として登場する。なおモージョを入れ