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Da-iCEがだいすきです~沼落ちから現在までの記録と記憶の備忘録~【1万4000字】
「 Da‐iCEがだいすきです 」
いつからか、こんなダジャレじみたセリフを大真面目に言うようになりました。(中の人がもともとダジャレが好きというのは置いといて)
だいすきなDa‐iCEは今年1月でデビュー10周年!
このおめでたい一年が終わる前に、私自身も6面(Da‐iCEのファンの愛称)としての歴史、主に沼落ちの過程を、今一度振り返ってみようと思いました。
かつてDa‐iCEのツアータイトルに冠されていた"PHASE" Da‐iCEにとって大きな意味のあるこの言葉と、彼らの楽曲の歌詞の一部をお借りして進めていきます。
本題に入る前に白状しておくと、以前Snow Manの沼落ちブログを書いたときにいつかDa‐iCEのも…!と思って書き始めたこのnoteなのですが、気が向いたときに思い出しながらのんびりと書き進めていたら、なんだかんだで3年が過ぎていました…(震)
そろそろ成仏させないとまずい、という気持ちもあったりなかったり。
PHASE 0 - はじまりへのHELLO
私が Da-iCE と出会ったのは、2015年のことでした。
とある深夜の音楽番組内の1コーナーで紹介されていて、たしかライブのリハーサルに密着していたか何かだったと思います。
普通に紹介されただけならそこまで印象に残ることはなかったんだろうけど、添えられていたのは "顔面偏差値75" "イケメン界の東大生" という文言。
なんじゃそりゃ笑、というのが第一印象。
たしかにかっこいいとは思うけど、自らそれを売り文句にするなんてすごい自信だ…と感心(?)したことをぼんやりと覚えています。
でも、初めて聞いた "顔面偏差値" というパワーワード。そのインパクトが強すぎて、肝心の密着VTRの内容はあまり覚えていません。強いて言えば、赤髪の人がいたな…という程度。
今でこそ本人たちもネタにしているし、「恥ずかしかったけどそのおかげで覚えてもらえた」とも話しているけど、インパクトが強すぎるのも考えものですね…笑
また、そのときの同番組の月替わりのオープニングかエンディングテーマに、Da-iCEの『HELLO』という曲が起用されていました。
この頃、この番組を毎週録画して観ていたので、この曲も少なくとも週に一度は必ず耳にすることになるわけですよね。何度も聞いているうちに耳から離れなくなってきて、気付けばサビの部分をよく口ずさむようになっていました。
なのですが、ただなんとなく、なんとな〜く、本当になんとな~く(重要なことなので3回)気に入っていただけなので、その曲が何というタイトルなのか、誰が歌っているのか、といったことは全然気にしていませんでした。
今の私なら、気に入った曲があればダウンロードするなり詳細を調べるなりするけど、当時はスマホもパソコンも持ってなかったし、自由に使えるお小遣いも少なかった。最近よく口ずさむ曲について調べることも、もちろんCDを手に入れるということも、思いつきもしませんでした。
あとは、その頃はもっぱら夢中になっていた人たちがいたから、他のことは気にも留めなかったんだろうなと思います。
とはいえ、その人たちを好きだったおかげで、私はやがて6面への道を歩んでいくことになるのですが、それはもう少し先の話…。
このようにして、私は Da-iCE というアーティスト名と、"顔面偏差値75"というフレーズと、『HELLO』という楽曲に出会いました。
同時に出会ったはずのこれらは、このときの私の中ではまだ結びついていません。
あくまで、「すごいキャッチコピーのグループがあるんだなぁ、それはそうと、今月のテーマソングはなんだか耳に残るなぁ。」という認識でした。
Road to 6面
PHASE 1 - 新しいきっかけは既に
"顔面偏差値75"のファーストインパクトから少し時は流れた、2016年のある日のこと。
私はGoose houseという音楽グループにのめりこんでいました。
Goose houseとは、個々で活動しているシンガーソングライターが集まり、定期的に動画配信やライブを行なっていた集団です。(バンドともユニットとも違うので説明が難しい…笑)
現在はメンバー編成を変え、名前もPlay. Gooseと変えて活動しています。
そのメンバーの一人である工藤秀平さんの、とあるInstagram投稿が、すべての始まりでした。
記憶をたどって探し出したその投稿がこちら
うん、いい写真だ。
左に映っているのが工藤秀平さん、そして隣の眼鏡をかけた男性は工藤秀平さんの「兄」と紹介されていました。
これ以来、工藤さんのSNSにこちらのお兄さんがたびたび登場したり、リプなどでやり取りがあったりして、彼の名前は工藤大輝さん、Da-iCEというグループのメンバーで、「たいきめん」と呼ばれていることを知りました。
(名字が同じだから兄弟と言っているだけで、実の兄弟ではないことも後から知りました。)
そういえば「Da-iCE」ってなんか聞いたことある気がするな。ていうか「たいきめん」の「めん」って何?
このときもまだ、Da-iCE =『HELLO』を歌っていたグループ、という認識はなかったけど、工藤大輝さんに対しては、推しと仲のいい人ということで親近感を抱き、いつの間にか気安く「たいきめん」と呼ぶようにもなっていました。
友達の友達は友達、推しの友達も友達、的な?(違います)
(ちなみに、私は工藤秀平さんのことは「工藤さん」と呼んでいるのですが、大輝くんも同じ名字で紛らわしいのでここでは「秀平さん」と呼ぶことにします。…なんかくすぐったい!笑)
そして、またまた時は流れ、忘れもしない2017年6月8日。(日付まで覚えてるのは友達の誕生日だから)
私はDa-iCEの沼へ急接近することになります。
秀平さんとあの「たいきめん」が2人で配信番組に出演することになったのです。平日の真っ昼間の生放送だったのですが、運良くリアルタイムで配信を観ることができました。
【明日12:45🌈】
— LINE LIVE(ラインライブ)公式 (@LINELIVE_JP) June 7, 2017
Da-iCE工藤大輝さん×Goose house工藤秀平さんが「#さしめし 」に生配信🙆💕✨
プライベートでも交流のあるこの2人👬🎵
W工藤のトークをお見逃しなく👀🎉
視聴予約⏩https://t.co/1un8oc75Vl#ラインライブ pic.twitter.com/0IdvgbI39o
もちろん私は秀平さんを目当てに番組を視聴したわけだけど、そこで「たいきめん」に対して3つほど衝撃を受けました。
その①まず、告知で出されていた画像と、番組内で喋っている人のビジュアルがあまりにも違ったこと。
画像の「たいきめん」は派手な髪形でメイクもしているようだったし表情もクールでした。このキメ顔のお兄さんと、画面の中でおしゃべりしているとっても優しそうなお兄さんの印象が違いすぎて軽く混乱しました。
最初は本当に同一人物なのか目を疑ったけど、あ、アー写だからカッコつけてたんだ、と思うとギャップ萌え(…萌え?)。
で、クールキャラなのかと思えば真顔でボケまくるし、秀平さんがボケればツッコむし、2人の掛け合いはテンポが良くてめちゃくちゃ楽しい。なーんだ、たいきめん超いい人じゃん!てなわけで、すぐに好きになりました(単純)。
推しの友達はやはり友達でした。(だから違うって)
その②↑こんなのはまだまだ序の口。次の衝撃は、たいきめんの歌声でした。え、ボーカルだったっけ?って思いましたよね?わかりますその気持ち、詳しくお話ししますね😌
番組内で2人が思い入れのあるCDを紹介するコーナーがあり、その中でせっかくならちょっと歌ってみようという流れに。
たいきめんは宇多田ヒカルさんのアルバムを紹介し、その中から『Time will tell』という曲を歌いました。
……めっちゃいい声!好きだわ!ほんで歌うまっ!好き!!
歌い終わり、さらに衝撃の一言。
「僕普段歌わないですからね。パフォーマーですから。」
はい…??こんな素敵な声で、歌唱力で、ボーカルじゃないの?なんで?!
その後も、お互いのグループの曲や、かつて2人で共作した曲(これまたいい曲)、たいきめんイチオシのアイドルの曲(彼はドルオタでもある)、など、2人で歌うシーンがいくつかあったのですが、秀平さんはもちろんのこと、たいきめんの歌声が刺さりまくって仕方がありませんでした。
実は5人で歌う曲もあるDa-iCEさん。大輝くんの歌声もわかるので一曲載せちゃいます!
イントロ明け、3番目に歌うのが大輝くんです。
こんなにいい声なのにパフォーマーなのもったいない、とか、この人がボーカルじゃないならDa-iCEのボーカルってどんだけ歌うまいの?!とか、思ったりしてました。
(ちなみに、大輝くんのイチオシアイドルとは、わーすた というグループのことでした。その後ほどなくして彼女らにハマり、アイドルの素晴らしさを知るのはまた別のお話。せっかくだし好きな曲貼っちゃお☆)
その③さらにダメ押し。歌えるパフォーマーだということが判明したたいきめんですが、なんと作詞作曲までするんだってさ!(衝撃過ぎて語尾が)
トークの中で、たいきめんがさらっと「グループの曲を作ることがある」と言ったのです。
シンガーソングライターやバンドならまだしも、ダンス&ボーカルグループのメンバーが曲を作るなんてことがあるの?!踊って歌って曲も作れるの?!多才すぎる!!
たしか、そう言った後にたいきめんの作った曲を歌う流れになったんだったか、秀平さんがDa-iCEの好きな曲として挙げたんだったか、経緯はよく覚えていないのですが、『DATE』という曲を2人で歌ってくれました。
(ダテじゃないですよ、デートですよ(小声))
このときは、たいきめんが作詞作曲をするという事実とたいきめんの歌声で頭がいっぱいだったのですが、後から冷静になってちゃんと聴いてみたらすごくいい曲で、大好きな曲になりました。
(補足:こちらはボーカル花村さんとの共作)
工藤兄弟が共演したこの放送、アーカイブを何度も繰り返し観るくらい大好きで、そのためにアプリも消さずに残していたのですが、いつの間にかサービス終了してたみたいで残念…共有したかったな…
ですが、令和の現在、世はまさに大情報社会(ドン!)(大海賊時代みたいに)。SNSの海へ漕ぎ出してみたところ、なんと見つけました、工藤兄弟共演のひとかけら…ワンピースを(!)
\🎉ハート200万突破😎/
— LINE LIVE(ラインライブ)公式 (@LINELIVE_JP) June 12, 2017
Da-iCE 工藤大輝さん×Goose house工藤秀平さんが出演した「#さしめし 」後半に特典映像を追加💞
Da-iCEの新曲『#トニカクHEY 』の振り付け講座をしたよ🕺
視聴⏩https://t.co/N8rf6ldFix#ラインライブ pic.twitter.com/eCCH1fwX5U
冗談はさておき、
このたった20秒の動画で2人が本当に仲良しなんだとわかって、にこにこしてしまいますね。
推しと推しでおしあわせ、なんて言葉がありますが(あるんですか?)、今思えば、当時の推しである秀平さんと、後に推しになる大輝くんの共演は、私史上で初めてのおしあわせ案件でした。
ここでちょろっと踊ってるのは『トニカクHEY』っていう曲です。そう、とにかく「HEY」って言う曲です。百聞は一見に如かず!
PHASE 2 - あの曲とこの曲のせい
工藤兄弟の共演から数週間か数か月か経った夏の日、ついにそのときが訪れます。
Mから始まるご長寿音楽番組の夏の大型特番をなんとなく観ていると、DREAMS COME TRUEがUSJで『大阪LOVER』という曲を歌っていました。
大阪で大阪LOVER歌うの粋だなぁと思いながら、その曲をちゃんと聴いたのはそのときが初めてで、こんな曲だったんだ!改めてしっかり聴きたい!となり、後日YouTubeで検索してみました。
(『HELLO』のときとは違い、このときにはスマホを持っていて、気になったものごとを調べることが習慣付いていた)
すると、ご本家ドリカムのMVやライブ映像は見つからず、その代わりに検索結果には「歌ってみた」系のカバー動画たちが並んでいました。
その中のひとつにあったのが、こちらでした。
あ、たいきめんのDaーiCEだ!と、反射的に再生ボタンをポチっとな。
ほんとだ、たいきめん歌ってない…。でもやっぱりいい曲だな。そして歌が上手いな!ダンスもかわいい。
そんなことを思いながら、このMVを繰り返し観た後、概要欄にメンバーの名前と、公式HPやSNS等のリンクが貼ってあるのを見つけました。この時点では、まだたいきめん以外のメンバーのことは全く認識していなかったので、それを眺めながら、一人ひとり名前を予想してみました。
・この黒髪色白さんがたいきめん、工藤大輝くん。(確定)
・赤髪の人(サムネ中央)は絶対に花村想太さんでしょ!
・前髪立ち上げてる(中央左)のが大野雄大さんだな。
・七三分け風の人(右端)が岩岡徹さんっぽいな?
・てことは茶髪の人(中央右)が和田颯さんかな?
答え合わせにコメント欄を見てみると、どうやら花村さんと大野さんの予想は当たっていたようでした。
この2人、名が体を表しすぎてるんだよなぁ…。
しかし、私が岩岡徹さんだと思ったのは和田颯さんで、和田颯さんだと思っていたのは岩岡徹さんだったことが分かりました。
人は見かけによらないなぁ…。(数行前と真逆のこと言ってる)
どう考えても大変失礼な話なのですが、颯くんのあの髪型に対して「颯(はやて)」という名前がどうにもしっくり来なくて、受け入れるのに少々時間がかかった記憶があります。(髪型に頼りすぎ)
(ちなみに、2024年現在、YouTubeで「大阪LOVER」と検索すると、ご本家ドリカム公式のMVやライブ映像が出てきます。あのときにそれらが公開されていたら私はDa-iCEのことをあれ以上に知ろうとはしなかったでしょう。)
(さらにちなみに、この数年後、Da-iCEさんはゴスペラーズの『新大阪』という曲をカバーしますが、Da-iCEに大阪出身者はいません笑。唯一の関西人である想太くんは兵庫出身。)
5人の名前と顔が一致したところで、概要欄をさらによく見てみると、もうすぐ発売になる新曲があるとのこと。タイトルは『君色』。
たしかその時点ではまだMVは公開されていなくて、最初に観たのはリリックビデオでした。
またまた軽い気持ちでリンクをポチッとな。すると、__
届きそうで届かない 夏空は君色
なんて爽やかなの…!歌詞も素敵すぎる。
やばい、好きかも……
その後MVが公開され、サムネを見てまず思ったのが、
和田颯さん…大阪LOVERと印象全然違う!これは完全に「颯くん」だわ…(引き続き失礼)(土下座)
き、気を取り直していざ再生!
このときはワクワクしながらポチッとな、した気がします。
す、好きだ~~!!
え、みんなかっこいいんだけど。顔面偏差値75ってマジじゃん……
そう、これで完全に撃ち抜かれました。
これが決定打となり、私はDa-iCEにハマりました。
リアルの知り合いのいない趣味垢で、こっそりと「Da-iCEにハマりました」とだけ呟くようにつぶやいたことを覚えています。
『大阪LOVER』をリピートしていた段階では、あくまでもドリカムの代替というか、「『大阪LOVER』を聴いている」という感じだったけど、この『君色』を聴いてからは、「Da-iCEの歌が聴きたい、Da-iCEが観たい」という意識に変わった気がします。
それからというもの、他にどんな曲があるんだろうと気になり始め、関連動画からMVを見漁り、やがてDance Practiceとも出会うことに…。
そんなMVを観る旅の途中で出会って、今でもDa-iCEの好きな曲ベスト3には入るのがこちら。『TWO AS ONE』⬇️
もう、タイトルが素敵でしょう?!『TWO AS ONE』て…ふたりでひとつて…
どうしてこの曲が好きなのかを書くと長くなるので割愛しますが(もう充分長い)、トニカク歌詞が良くて、聴くたびに涙が出そうになります。コロナ禍は本当にこの曲に励まされてました。
たとえ今は離れてても 空と海の続く限り We're TWO AS ONE
君を支える存在でいたい
Just like you are mine 僕らだけのサイン
想う Your smile 満ちてゆく Heart
恋しくて目を閉じたら ほら
繋がってるような 特別な感覚
優しい気持ち
MVもいいんだなぁこれが!メンバーのビジュアルとかストーリー性とか映像の色味とか…!シンプルだけどそれが良くて。
デビュー5周年を記念して発売されたベストアルバムのB面に、ファンよる投票で選ばれた曲を集めたアナザーベストなるものがあったのですが、そこにこの曲が入っていなかったことを未だに引きずってるほどです。そのときはまだ投票権もなかったので余計に悔しくて…!
もしまた同じような企画があったら再挑戦したいんですよね🔥
たぶんライブで聴くことはもうないかもな…と思いつつ、それでも大好きな曲であることには変わりないので、大切に聴いていこうと思います。
それから、この期間中に、『HELLO』のことも思い出すのでした。この曲のMVに流れ着いたとき、あれこの曲知ってるな…あっ!あのときの……!!ってなりました。通学路の角でぶつかった相手が転校生だったみたいな(?)
せっかくなので再放送しちゃうぜ!
さらに、あのMのつく音楽番組でもDa-iCEの曲を耳にしていたことを思い出しました。出演していたわけではないのですが、番組内のCD売上ランキングを紹介するコーナーで、『パラダイブ』が流れていたのです。
(Da-iCE史上最多売上枚数で初めての週間1位だったらしい)
リリースの時期から考えて、2016年の夏のことと思われます。
ナレーションで「「パラダイス」と「ダイブ」の造語で『パラダイブ』」と言っていたのがなぜか頭に残ってて、たしか何かのCMソングになってたような…どこかのお店の有線で流れてた気もするな…と、次々とフラッシュバックしてきて、点と点が繋がったような感覚にこちらもめちゃくちゃ興奮しました。
と同時に、あのとき調べてればな…という後悔のような気持ちにもなったけど、そんなこと言ってたらキリがないので気にしない気にしない!(鬼の切り替え)(キリだけに)(キリッ)
子供の頃から大好きでよく観ていたMのつくステーション(もう伏せる気ない)で、かつてDa‐iCEが一瞬とはいえ取り上げられていたこと、それを自分が目撃していたこと、忘れた頃にまたDa‐iCEに巡り会うきっかけになったこと。
奇跡的な偶然の連続に、運命的なものを感じずにはいられませんでした。
今年の5月にはその番組に念願の初出演を果たしたDa‐iCEさん。
5人があの階段を降りていく姿を、司会の方が「続いては初登場、ダイスです。」と言うのを、どれほど夢見たことか。
素晴らしかったですね!楽しい演出もつけてくださって、生バンドを背負って、堂々たるパフォーマンスでした。
Da‐iCEを好きでいてよかったなと心から思いました。
少し話が逸れましたが、かくして、『大阪LOVER』と『君色』の2曲のせいで(ゴホン)、おかげで、Da-iCEの沼へとダイブすることと相成りました。その沼には底も出口もないとは知らずに……(怖い話?)
PHASE 3 - でもでも増してく 好きが
ここから、さらに本格的な沼落ち?沼沈み?のフェーズに入っていきます。(怖い話??)
『君色』のMVを観て打ち抜かれたところまではわりと鮮明に思い出せるんだけど、その後どうやってファン街道を走っていったのか、その記憶は曖昧な部分が多いです。(あ〜わい、あ〜まい、あいまぁ〜い🎶)(突然のI wonder)
ただ、Dance Practiceと、ライブ映像との出会いが沼落ちを加速させたことは間違いありません。
まずはDance Practice、通称ダンプラについて。
Dance Practice…?Practiceってあのプラクティス…?え、練習のPractice??
ここでいう"Practice"っていうのはダンス界隈における専門用語か何かで、私の知らない他の意味があるのかな〜なんて思ったけど、どうやらまんまの意味らしく。Da-iCEの場合は振り入れの最後にダンプラを撮ることが多いようなので、ガチの「練習風景」なんですよね…
MVでもライブ映像でもなく、ダンスだけを見せる。
今となっては大好物のダンプラですが(天ぷらみたいに)、Da-iCEにハマるまで歌って踊るアーティストにあまり縁のなかった私にとって、そのようなコンテンツがあることはまさにカルチャーショックでした。
初めて観たダンプラは覚えていませんが、特に印象深く残ってるのは、『I'll be back』と『もう一度だけ』。
歌詞とリンクした振付、複雑に変わるフォーメーション、個性豊かなのに一体感のある動き。
観ていてすごくワクワクしました。そのすべてに釘付けになりました。
こんな風に、ダンスに感動するという体験自体、これが初めてだったような気がします。
それまでは音楽の楽しみ方なんて聴くこと(歌声や歌詞やメロディー)しかなかったけど、見ることでも楽しめるんだ!と、気付いてなんだか嬉しくなったんですよね。
新しい扉が開いたような、新しい世界を知れたような、そんな気持ちでした。
個人的には、ダンプラはまっさらなリハ場で定点カメラ一発撮り!みたいなシンプルなものが好きなのですが、最近は照明やカメラワークに凝ったものが増えてきて、飽きさせないぞというチームDa‐iCEの気概を感じます。
あと、Da‐iCEさんのダンプラはカットがかかる瞬間も映してくれるところが素晴らしい。最初から最後までずっとおいしい。
ここで、曲も振付もカットの瞬間も最高オブ最高なマイベストオブダンプラ『Phoenix』を紹介させてください。天ぷらでいうところのさつまいもです。(天ぷらで言わなくていいし人による)
不死鳥が灰の中から蘇り、羽ばたいてまた燃え尽きていくところがあまりにも芸術的!あとサビでありえないぐらい細かく音とってるところがあるのでそこも必見です👀
そして、ライブ映像について。
その年(2017年)の1月に行われた武道館ライブの映像が何本か公開されていて、その中で特にお気に入りだったと記憶しているのが、本日二度目の登場となる『DATE』と、Da‐iCEの代名詞とも言える(私が言ってるだけ)片恋バラード『恋ごころ』。
MVでは細かい振付や構成の全体像はわかりづらいし、ダンプラではメンバーの顔の表情までは見えません。
でも、ライブ映像だとそれらがよくわかります。耳から聴こえてくる歌と、目で見える表情と、その世界観に引き込まれていきました。
「表情管理」という言葉がふさわしいのかわからないけど、それもダンスの要素なのだと、体の動きだけがダンスじゃないのだと、教えてもらったようでした。
それに、なんといってもパフォーマンスの振り幅がすごい…!わちゃわちゃ楽しい曲も、報われない恋の歌も両立させてしまう表現力とか底力に圧倒されました。
さらに、『Chocolate Sympathy』。
かわいらしい曲名に反して、椅子と一緒に踊るわ、色気ハンパないわ、歌詞はなんか意味深だわ…でいろいろと衝撃的でした。
たぶん6面でこれ嫌いな人いない。
Da‐iCEのパフォーマンスにおいて、サビやダンスパートで颯くんがメインを張るときの無敵感が大好きで、日々シビれたり湧いたりすること多々なんですが、この頃からなんとなく予感していたのかもしれません。
Da-iCEは一曲の中でもフォーメーションがコロコロ変わるし、全員に見せ場があったりするので、"絶対的センター"とか、いわゆる"シンメ"みたいなのはないと思ってるけど、颯くんが真ん中にいるとき、とりわけアー写の並び(徹想颯雄大)の安定安心感と最強感は揺るぎないものがあると常々感じています。
いよっ!信頼と実績のダンスリーダー和田颯!日本一!!
余談ですが、私は素人だしこの世の 踊る人 をたくさん知っているわけじゃない (パフォーマーやアイドルやコレオグラファー含む) けど、知っている中では、和田颯さんの踊りが一番好きです。(最初は顔と名前一致しなかったのに笑)
これも語り出すと長くなると思うのでまたいつか!
代わりと言っては何ですが、颯くんのダンスを楽しめる映像作品シリーズ「Wagic Hour Works」から一つ。
Da‐iCEの曲ではあまり見られないアクロバティックな動きと、愛猫さんたちとの共演をご堪能あれ!
さあ、まだまだ終わりませんよ。
Da‐iCEの歌とダンスにすっかり魅了された私が次に行き着いたのは、歌う踊る以外の動画でした。
それらはド新規ファン🔰にとって、5人それぞれの人となりや関係性を知るのにはうってつけの教材になってくれました。
ちょうど新曲のリリース期間だったのもあって、それにちなんだものや⬇️
(他に撮影場所なかったんか笑)
メンバー自らグッズを紹介する動画もあったり⬇️
(う〜ん、興味をそそられるサムネ)
所属事務所のチャンネルにも度々登場しているようでした。⬇️
え〜!歌って踊ってかっこいいのに喋ってもおもしろいの〜?!
大輝くんはリーダーらしいけどあんまりリーダーっぽくないな
徹さんはクールに見えて意外とボケたがりなんだな
雄大くんは息をするようにボケるけど根は真面目なんだろうな
想太くんは天性の愛されいじられキャラだな
颯くんはずっと静かにニコニコしてるけどたまの一言がパンチあるな
こんな感じでますます沼沼沼……
何より5人めちゃくちゃ仲がいいのが最高なんですよね。
自然体というか、肩に力が入っていなくて無理していない感じもとても好感を持てました。みんないい人なんだろうなって。たまにおふざけが過ぎて収拾つかなくなるところも、本当に仲がいいからこそついつい楽しくなっちゃったのかなとか思うと尊いのなんのって…🤦(すっかりオタクの顔)。
この仲良し5人組、昔馴染みでもなければ、オーディションを共に戦い抜いたわけでもなく、事務所の一社員の独断によって集められたというから驚きです。
出身も経歴も個性もバラバラな5人が誰一人欠けることなく、一度も立ち止まることなく、私たちの知らないところでピンチはあったのかもしれないけど、10年以上も走り続けてくれていることは奇跡でしかありません。
欲張りな私は、この奇跡がいつまでも続いてほしい、永遠に5人でいてくれ…と願ってしまいます。(急に重い)
PHASE 4 - また初めての君を知ってしまった
YouTubeに上がっているDa‐iCE関連の動画をほとんど見尽くしたところで、さすがにそれだけで彼らを知ろうとすることに限界を感じ、もっともっと彼らのことを知りたい!と思うようになりました。
手始めに(?)、動画にはなっていない曲を聴きたくて音楽アプリを使い始めました。
そしたら、好きな曲しかなくてびっくり!!
私の場合、好きなアーティストの曲なら、歌ったり作ったりしてるその人(たち)のことが好きだからどんな曲でもほぼ無条件で好き!になるけど、まだハマりかけでちょっと気になっている段階では食わず嫌いしちゃったりします。
ですがその点、Da‐iCEは、全部好き!でした。
好みの曲調が特別多かったというわけでもなく、初めて触れるジャンルもあったはずなのですが、びっくりするくらいすんなりと自分の中に馴染んでいく感じがしました。
まあその時点で動画観まくってますからね、もはやハマり"かけ"ではないんだけど笑
「この曲とあの曲が似てる」みたいなのが全然なくて、でもぜんぶちゃんとDa-iCEの曲なんですよね、一貫してDa-iCEとしてのカラーがあるというか。そりゃそうか。
ボーカルの歌によるところが大きいのだと思うけど、 あらためてそれって凄い武器ですよね。タイプの違うツインボーカルだけど、一緒に歌えばどんな曲もDa-iCEの曲になってしまう。
ライブ映像を観ていく中で驚いたパフォーマンスの振り幅は、そもそも楽曲がバラエティ豊かだから実現したことなんだと、このときに気付きました。そしてますますハマりました。
これは勝手な偏見なのですが、ダンス&ボーカルグループって、どちらかと言えばダンスの方に重きを置いていたり売りにしているイメージがありました。
でも、Da‐iCEはボーカル、つまり歌がすごい。単純に上手いし、曲が良い。歌詞も聴き取りやすいし、英語の発音も滑らか。
実際、Da‐iCEの枕詞には「4オクターブボイス」など何かしらボーカルについての言葉がつくことが多いですし。
もちろんダンスだってすごいんです。
先述したように、ダンスを知らない私が、Da-iCEに出会って初めてダンスというものに感動したんだから。「この人の踊りが好き!」と言える人を見つけられたんだから。
ただ、踊りよりも歌のほうが身近に感じて生きてきた私にとっては、そういった"ボーカル力(りょく)"というのか"歌力(うたぢから)"というのか、そこがとっつきやすくもあり、惹きつけられたポイントだったのかなと思います。
好きな曲しかなかったその中でも、失恋や片想いを歌った曲たちに、胸をうたれました。先ほど片恋バラードが代名詞と言ったのもそのためです。
Da-iCEのキャッチコピーに「むくわれないイケメンたち」というのがあったと知ってからは、それらの曲を勝手に「むくわれないソング」と呼んでいます。
もともとそういう悲しい(超えてもはや痛いくらいの)歌が好きだったのもあるけど、1アーティストでシリーズ化してしまったのは初めてでした。シリーズ化できるほど数が多いし、その一つ一つが悲しいし辛いし切ないし痛いし(散々だな)…でもいい曲ばかりなんです!ほんとに!!
このむくわれないソングの中でも特にイチオシなのが、2ndアルバム収録の『着れないままのコート』。
もしかしたら世間一般には「隠れた名曲」なんて言われる部類かもしれないけど、6面的には全然隠れてない!…よね?
6面さんと解釈を語り合ってみたい曲の一つです。
ライブだとコートを使った演出があったりして、メンバーの表現力と演技力に涙なしにはみられません…
いつか、この曲からインスピレーションを受けたドラマか映画か生まれないかななんて妄想しております。HYの『366日』みたいな。Da-iCEの曲が挿入歌になったりね。ピアノだけでさらにステキにアレンジされちゃったりしてね。メンバーがこっそり特別出演しちゃったりしてね。サイコロがキーアイテムになったりしてね、それはやりすぎか。
最近ではあま~い恋やあたたかな愛を歌うラブソングも増えてきて、それもそれで好きなんだけど、でもそろそろ、とびきり重たいのを欲している私がいます。どこかに同志もいると信じてる。
年齢も経験も重ねて色気や深みを増した今のDa-iCEさんの渾身のむくわれないソングが聴きたい!
また、「曲を作ることがある」と言っていた大輝くんや、想太くんも作詞作曲をすることを知ったのでした。今ほど紹介した『着れないままのコート』の制作にも参加しています。
大輝くんに出会ったときにあれだけ衝撃を受けていながら正直なところあまり期待していなかったのですが、そんな自分が恥ずかしくなるほどいい曲ばかり。
そんな2人の共作『Sugar High』。あの『DATE』の後のお話です。
メンバーが作品作りに関わっていて、しかもそのクオリティが高いというのはかなりのサプライズだったし、それから聴くDa-iCEの歌に説得力や熱量が増したような気がしました。
それから、メンバーのパーソナリティを知りたくてSNSやブログをチェックするようにもなりました。
ブログに関しては一番最初の投稿から読んで、Da‐iCEのグループとしての歩みを追体験した気になっていました。
これが第一回目のブログ。
「Da-iCE」というグループ名の由来や、「6面」というファンネームがあること、初めてのライブに向けて準備を進めていることなどが書かれていました。
雄大くんらしい、真面目で丁寧、それでいてユーモアもある文章。
ここから読み進めていくと、デビューまでの地道な活動の記録、ライブの宣伝、日常のちょっとしたこと、質問コーナー、たまに楽曲の解説など。当たり前だけど初めて知ることばかり。「たいきめん」の「めん」はイケメンのメンだということも明らかになりました(想太くん談)。
画面の中では爽やかでキラキラしている姿しか見えないから、その裏にあるものを想像したことすらありませんでした。
でもブログを読んでみて見えてきたのは、そんな彼らにも実は泥臭い部分があったり、野心に燃えていたり、反骨精神が強かったり、という面があること。
与えられたものをただこなすのではなく自分たちの意思で動いていること。
Da‐iCEというグループの可能性を信じ、人生を賭けているということ。
こういうことは、曲を聴いているだけでは、パフォーマンスを観ているだけではわからないことでした。わからなくてもいいことだったかもしれません。
でもそれらを知ったことで、画面の中の彼らがそれまでよりもいっそう輝いて見えるようになったし、彼ら自身やその作品たちをもっと好きになりました。
そして、Da‐iCEをもっともっと知りたい!追いかけたい!と思ったのです。
ここまでが、Da-iCEの存在を知り、認識し、興味を持ち、好きになり、6面になるまでの長い長いお話でした。
ここからは、今思うこと、この先に願うこと。
PHASE 5 - 疑いない未来にご期待
私はDa-iCEの音楽が好きだし、踊りが好きだし、人柄が好きだし、空気感が好きだし、つまり全部がだいすきです。
Da-iCEを好きな理由はたくさんあるけど、私が彼らを応援する気持ちの根底には「信頼」があるなぁと、このnoteを書きながらずっと考えていました。
Da-iCEを深く知れば知るほど、音楽に対して、ファンに対して、真摯に向き合ってくれているのを感じます。いくら知名度が上がっても、不思議なことに「遠い存在になった」とは思わないんですよね。好きになった頃から、変わったところもあるけど何も変わっていないような気もする。どこまで行っても、どれだけ大きくなっても、5人と6面で同じ方向を向いてると感じられる。5人は6面が見ているよりもっと先の景色を見ているんでしょうけどね。
だから安心して好きでいられるというか。この人たちについていけば間違いないって思えるんですよね。こちらの勝手な期待かもしれないけど、でもそれすら軽く飛び越えてくるのがDa‐iCE!だから6面やめられないんだよなぁ
毎年アリーナツアーをするようになった。夢にも見ていなかったレコード大賞をとった。武道館にも戻ってきた。願い続けたMステ出演も果たした。紅白だって手の届きそうなところまで来てる。ドームに立つ日もきっとそう遠くない。
デビューから10年、結成からは13年、一歩一歩夢を叶えてきたDa-iCEは、今どんな景色を見てるのかな。ときどき楽屋とかで「俺たち売れたよなぁ」って笑い合っててほしいけど、そう言ったすぐ後に「いやいや、まだこれからだ」とか言いそうな気もします。
そして、この先はどんな夢を見て、叶えていくんだろう。考えるだけでワクワクしますね。
しがない一ファンが願うことはただ一つ、彼らが思い描く未来がぜんぶ叶いますように。願わくは、その瞬間を見届け続けていけたらいいな。
おしまい
ここまでお読みいただきありがとうございました!
このnoteを通して、Da-iCEの名前と魅力が誰かに伝わっていたら嬉しいです。おこがましいかもしれないし、余計なお世話かもしれないけど。
動画などのリンクをたくさん貼ったのも、誰かにとってのきっかけになったらいいなと思って。タイトルに惹かれたものでも、サムネが気になったものでも、どれか一つでも覗いてみたら、きっとそこがDa‐iCEという底なし沼の入口になります。足を踏み入れたつもりはなくてもね……(怖い話???)(3回目)
ここが入口、ぐちぐち言わずに拡げる間口、なんつって。
さて、デビュー10周年イヤーにリリースされた最新アルバム『MUSi-aM』は、メンバー全員が作詞作曲プロデュースに携わった、完全セルフプロデュース作品です。個性豊かな曲たち、きっとビビッとくる一曲が見つかるはず…!
ちなみに私のお気に入りは『I'll be your HERO』と『My Baby』と『Entrance 6』。
なんと、たっぷり16曲も入ってるのに通しでまるっと聴いてもたったの44分!試聴だけなら5分ちょっと!なんとコスパ・タイパがいいんでしょう!!
あらためて、Da-iCEさんデビュー10周年おめでとう。ありがとう。
この先もずっと応援させてください。愛は永遠さ!
繰り返しになりますが、最後までお読みいただき本当に本当にありがとうございました!
単純なことを紛らわしく言ったけど、締めはやっぱりこの一言で。
すぅーーっ(息を吸う)……