2022年の夏のロードトリップ イタリア編🇮🇹② Venezia-Burano-Murano⛺🌴
前回記事の続き…
大まかなスケジュール
Belgium→Innsbruck (Austria) →Venezia (Italy)→Firenze →Pisa→Bologna→Rome→Ostia antica→Avignon(France)→HOME
Day 4
Day 3に引き続きイタリアはヴェネチアを満喫。
アカデミア美術館 gallarie dell Academia
サンタマリアデッラサルーテ教会 Basilica di santa maria della salute
リアルト橋 ponte di rialto
まず向かったのはアカデミア美術館 Gallarie dell Academia
アカデミア美術館 は1750年、地元ヴェネツィア出身の画家ジョヴァンニ・バッティスタ・ピアツェッタによって美術学校として設立されたイタリアのヴェネツィアにある美術館。
14世紀から18世紀までのヴェネツィア派絵画の500年の変遷の歴史を辿れる場所として親しまれています。
ヒエロニムス・ボス、ジョヴァンニ・ベッリーニ、ティントレット、パオロ・ヴェロネーゼ、他… 有名所の絵画に贅沢に出会えます。
ーアカデミア美術館で個人的に感動した作品
この美術館の見どころであるジョルジョーネの「嵐」は、ルネサンス絵画の概念を完全に変えた作品と称されるだけの価値がある。主人公は前景の人物ではなく、まさに嵐を象徴する緊迫感溢れる自然の光景が描かれている。その情景に身を置くと、「ああ、迫ってくる」という感覚に取り憑かれる。
※写真を撮ることを忘れてしまいましたw
ティツィアーノ:聖母の神殿奉献
この絵を見に行ったといっても過言ではないのですが。
ヴェネツィア派の最も偉大な巨匠、ティツィアーノの作品群の中でも、彼の壁画『聖母の神殿奉献』はやはり圧巻でした。まだ幼い少女マリアが、凜とした表情で階段を上っていく様子は、ただ美しいだけでなく、見る者の魂を揺さぶります。
ヴェネツィア絵画の巨匠、ロココ期のティエポロの天井画もアカデミア美術館で観覧できる。アカデミア美術館では、天井から外した天井画たちを、自分たち近い目線で楽しむことができる贅沢な美術館。
人もあまり多くないので穴場です!
2時間程滞在し、じっくり鑑賞。この日のランチはPizza🍕
この価格でこのクオリティー驚きです。
そして私は気がついてしまったんです。日本とイタリアのピザの違い。
小麦粉の味です。小麦粉が、美味しいのです。しっかりイーストの香りが感じられるフレッシュな食材。アメリカのこってり🍕も好きですが、全くの別物。これがイタリアンピッツア。と感じます。
こうした安いピザが手に入るイタリアですが、意外にもヴェネチア、ベンチなどもなかなか無く、食べれるところが限られる。
この立ち食いテーブルは無邪気に頬張れて気軽でした。
炭水化物でエナジーチャージ出来たので、ガンガン街歩きも出来ます。
次に向かうのは Basilica di Santa Maria della salute。
ゴンドラに乗って渡ります。
ちらっと見えるあのドゥオーモに向かいます。
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会に到着。
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会は、中世に流行したペストが治った際に、聖母マリアへの感謝を捧げるため、1603年に建築されたと言われています。”サルーテ”はイタリア語で健康という意味。
バロック様式で作られ、大きなドームが特徴で、海に浮かぶ教会のシルエットが特徴。完成までに57年もかかったのは、地盤が緩いので工事が難航したためで、地盤を安定させるために何本もの杭を地面に打ちこむ必要がありました。建物の土台に使われている木材はなんと、約100万本と推定されています。この数値をもとに、ベネチアの街全体で土台に使われた杭の総数は20億本と考えられているという。
興味深いのはこの教会が建造された時、それまであった修道院の土台の杭は、ほとんどそのまま新しい建物の土台として利用されたという点。
運河の水と太陽に照らされて輝く八角形の美しい建物の様子から、「大運河の貴婦人」とも呼ばれています。
聖具室内の壁や天井は、ルネッサンス期のベネチア派の画家、ティチアーノ作の「聖マルコと諸聖人」や、ティントレット作の「カナの結婚」等、彼らの作品で華やいでいる。
また、聖具室内は写真撮影禁止のため、門外不出の美しさを観覧できる。
残せない、喜び。ってありますよね。
そしてまたゴンドラに乗ってセントラルへ戻ります。
乗り心地は全然良くありません😂
ゴンドラ乗りって誰でもなれるわけじゃない。
そして片側は常に傾いて運転しないと進まないと言う真実に驚きながら
会話を楽しんでいると10分もしないで到着。
街歩き中、ヴェネチアマスクが魅惑的に微笑んでおりました。
リアルト橋 ponte di rialto
着いた頃にはあっという間に暗くなっていました。
ライトアップされたリアルト橋 ponte di rialtoも美しいですね。
この橋なんと、カナル・グランデ運河にかかる最古の橋。
ミケランジェロが、橋の設計の一般公募に参加したことでも有名。
ちなみに、採用されたのはアントニオ・ダ・ポンテの作品。
当初は木造だったのですが、火事で全焼してしまった為、石で造り替えられたそう。
橋の上には露店が並び、橋周辺もショッピング街となっています。
私は毎年日本の家族にクリスマスプレゼントを送るのですが
ここで父にゴンドラ模様のネクタイを購入しました。
Day 5
この日は1日中、La Biennale di Veneziaに費やす日♡
しかーし、ここで記事にしてしまうとより長い記事になってしまう為。
別記事にしました、よかったら御覧ください。
Day 6
ブラーノ島 Burano
ムラーノ島 Murano
まずヴェネツィア本島からヴァポレットという水上バスで移動、
片道40分ほど向かった先はBurano
朝は天気が少し暗く、不安になったが、島の醍醐味を味わえそうで少し嬉しかった。
というのも、カラフルな家並みと伝統的な手工芸品レース編みの島として知られるブラーノ島。漁に出かけた男たちがすぐに自分の家を見つけられるようにと、それぞれの家にペインティングしたのが始まり。
昔はイタリアから色を統一するように指定されたが、ブラーノ島の人々が個性と島の伝統を守ろうと断固拒否。そして現在のカラフルな島が出来上がったという。
だから大丈夫、天気が悪くてもきっと島を見つけられる。なんてワクワクしてました。
Buranoは1周歩いても1時間半ほどで回れてしまう小ぶりな島。
無事到着。なんと愛らしい家々なのでしょう。
島を一周回る前にビスケット屋さんを発見。
このビスケット、Buranoが発祥とされるその名もブッソラ。
私はベーシックなもの。ボス君はジャム入りを購入。
シンプルな味わいで美味しかったです!
そして天気も絶好調になってまいりました。
美しいですね、今思ってもここに住みたいと思っちゃう。
でも驚くことに人口は3,000人も居るのだとか。
歩いていても観光客しか見えないのは、きっとみんな出稼ぎに行くのでしょうね。ちなみに幼稚園や小学校はありますが大学高校はないようですね。
石畳、カラフルな家々、そして猫、猫、猫。
魚もいっぱいあるし、車も1台もないし。
猫にとっては幸せな環境かもしれませんね。
もはや猫としてこの島に住みたいのかもw
猫の生活を感じながらカラマリを食べました。この横のはんぺんみたいなのは練ったお米のようでした。
そして我々はMuranoへ向かうためBuranoを後にしました。
ムラーノ島は、長い歴史を誇るガラス製造で有名です。
ヴェネチアグラスには鉛を含まないソーダ石灰を使用し、鉱物を混ぜることで色鮮やかなガラスが生まれるようです。島内には様々なガラス製品のお店が軒を連ねています。
私達も製造過程を見せてもらいましたが、
室温。本当に尊敬します。
そしてほとんど口を交わさず連携作業をこなす職人ワザは痺れました。
ボスくんはデスクワーカーなのですが、急に職人になりたい。と言い出す。感化の速度。w
Buranoに比べると、少し都会的というか進歩的な島。私もここでヴェネチアグラス買っていこう思い立ち、1つのグラスから作ったピアスを4ペア購入。
姉、妹、母へのクリスマスギフトです。
同じグラスで作っているので4人全員同じ色だけど、1つとして同じ濁りにならず。とっても繋がりとオリジナリティーを感じたため、離れて暮らす家族にちょうどいいギフトとなりました。大満足です。
島々を満喫し、また水上バスに乗りセントラルへ戻りました。
その夜食べたのはパスタスタンドの立ち食いパスタ。
やっぱりイタリア、このカジュアルさでもパスタ(麺)を10種類くらいから選べます。
1カップなんと、5€。イカスミパスタですよ。
生パスタですよ!もう移住したい。笑
イタリアの旅、今思い返しても食べ物に一度も失敗していません。
まじで全部美味しかったです。
最後に、
いつもやってるおすすめのレストランの探し方紹介しちゃいます。
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「Restaurant」の項目をチェック。
金額を「€ or €€」(¥/ ¥¥)にソート合わせる
評価★4以上
これで検索し、1000以上のレビューあれば確定で
安くて美味しいです!
私達は地元意外では必ずやります。
今記事もまたまた長くなってしまいましたが
最後まで読んでくださった皆さんありがとうございます!