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聖霊降臨祭(ペンテコステ)とは

こんにちは!!ドイツ在住のTさんです。

明日5月24日(月)はドイツの数少ない祝日になります。
平日仕事をしている多くの方にとって、3連休ってめっちゃうれしいですよね!?

明日の祝日はキリスト教に関係する祝日で『聖霊降臨祭』というようです。
今回はこちらの祝日について調べてみましたので、調べた内容をご紹介します。

聖霊降臨祭とは?

精霊降臨祭を調べたところ以下の情報を見つけました。

新約聖書にあるエピソードの1つで、イエスが復活・昇天後、集まっていた120人の信者たちの上に、髪からの聖霊が降ってきたという出来事のこと、およびその出来事を記念するキリスト教の祝祭日。
(Wikipedia調べ)

聖霊降臨祭の出来事の内容は以下になります。

キリストが天に昇天した10日後、ユダヤ教の7週の祭りの日に使徒とイエスの母や兄弟たち、イエスに従った女たちが集まって祈っていると、激しい風のような音が聞こえ、天から炎のような舌が一人ひとりの上に分かれて降った。集まって祈っていた信徒たちは聖霊に満たされ、さまざまな国の言葉(普通の人に理解できない「異言」ではなく、「外国語」のことである)で語り始めた。地中海世界全域に離散していたディアスポラのユダヤ人たちが、五旬祭のためにエルサレムに集まっていたが、(パレスチナ出身の)信徒たちが地中海世界各地の言葉で語っているのを聞いて驚いた。

なるほど、キリストに関連した祝祭日なのですね。
ここでも宗教に関連したお休みがあるということで、宗教との関係の強さを感じます。

ちなみにラテン語で『entecostes(ペンテコステ)』、ドイツ語では『Pfingsten(プフィングシュテン)』と呼ぶようです。

聖霊降臨祭の日付は?

これはイースターを基準にしているので、日付が固定されているわけでないようです。
具体的には以下の関係になっています。

1.イースター(キリストの復活祭) <-- ここが毎年変わる
2.キリストの昇天祭(イースターから数えて40日目)
3.聖霊降臨祭(昇天した10日後に聖霊が降臨する。つまりイースターから50日目)

イースターは移動祝日となっているので、そちらに合わせて聖霊降臨祭も移動していくというわけですね。
以前、イースターについての記事を書いていますので、もし興味ありましたら参照していただけばと思います。

聖霊降臨祭では何をする?

こちらもWikipediaからの情報だと以下になります。

各国によって聖霊降臨の日の祝い方はさまざまである。たとえばイタリアでは炎のような舌を象徴して式中にバラの花びらをまく。フランスでは激しい風のような音がしたことをあらわして式中にトランペットがふかれる。ドイツでは牝牛に花冠をつけ引き回す。

上記のドイツの風習に関しては、初めて知りました。
私は見たことがないのですが、牛を飼っている地域に行けば見ることができるかもしれませんね。

まとめ

ということで、今回はドイツの祝日の1つである『聖霊降臨祭』についてご紹介しました。

今までは気にせず単なる祝日として過ごしてきましたが、こういう情報を自分から調べて知ることで、祝日の背景を知ることができますし、その宗教への興味もわいてくると思います。
これからも普段何気ないことがあれば、今後も調べて紹介してみようと思います。

以上、参考になれば幸いです。

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