大学共通テスト本試験 令和4年度【現代文小説ー問4】、何度も読みくらべることに慣れよう。なるはやで。
秋には夜長でもないのに・・勉強しないとですね!!
あれ?ちがう・・?(笑)
前回の記事はこちら!
今までの令和4年度本試験の記事まとめはこちら!!
物語(小説)の回答は佳境にはいりました!
いや、問1からのAくんとぜりー先生との会話を読んでくださったみなさんならお気づきかもです☆
すでに問1から佳境
すべてはつながってるということに。
早速、参りましょう。
今回は問4と言っても、回答は2つ。
回答が1問につき2つな理由は、すでに言ってるかもですね☆
☆登場人物☆
Aくん・・・A
ぜりー先生・・・先生
☆☆
先生「さて。問4いこっか。
なんで( i )と( ii )に、わざわざ分けて出題されているか?
回答する前に、
ぜりー先生のオリジナル問題に回答せよ!Aくん!
なお、選択肢の文は読まないこと!
質問文のみで読解および把握することを条件とする!!」
A「えぇ・・・。なんでいきなりそんなこと・・(~_~;)。
いえ、意味がないものを先生は出さないから・・やります。」
先生「それでこそ、我が生徒(笑)」
A「褒め方は斬新っつーか、あんま今使わないっすからね!!(・_・;)
えっと・・
これって、たとえば【私】が【ジジイ】ってなってたりとかってことですか?
いわゆる・・・
同音異義語ならぬ・・同義異音語・・
漢字じゃないけれど・・」
先生「よりによって、私とジジイの組み合わせをチョイスするとは・・・(-_-;)
いやまぁ・・うん、そういうこと。類似語的表現が多いってこと。
私であれ、少年であれ、看板であれ。出来事であれ。」
A「えーと・・
( i )では、少年を示す表現に表れる【私の心情】
( ii )では、看板の絵に対する表現から読み取れる、【私】の様子や心情
を問われていますよね。
これって、あぁそうか。
どちらも
【私】が
少年や看板の絵をいろいろなことばで表現しているってことですね?」
先生「ん?【私】ってだれさ?」
A「いや!だ・か・らぁ~~!!!!
おじさんで、看板にびびってる主人公っすよ!!
・・・
・・・・・
あっ!!\(◎o◎)/!
ぜりー先生・・もしかして今のやりとりで、
【私】を言い換えられるようにしてくれてます?
小説の語りに基づいて?」
先生「そのとーり。
そして、Aくんの質問にこたえましょう。
敢えて、主語を再確認する質問をしたということそのものに意味があるよ。
そう、
【私】=おじさんがあらわした言葉に限定されている。
まぁ細かいところだけど、いい質問だね。
ぜりー先生の問題に対する回答まで、あともう少し!」
A「はい!ありがとうございます!!
この問題では、看板の(に描かれている)男って表現なんかもあったから・・ややこしかったの覚えてます。
少年と看板に描かれたもの(男)の表現がごっちゃごちゃになりやすいからこそ、出された問題・・・ってことですかね?
あれ・・?
前回の問題の指導で、ぜりー先生すでに
【少年とか男とか私とか・・言い方がまどろっこしいから気を付けて!】
とか言ってなかったですか?」
先生「文句なし!よくがんばった。この問題、自力で解いてみるかい?」
Aくん「よっしゃ!!がんばります!
①は・・誤りです。
なんで親しみになってんすか!!
この少年・・裏の家の息子さんに、この主人公のおじさんは【親しみ】なんぞ持ってない!!
②は・・キープ!
③は・・
まず【尊重】に△と思いましたが、自信がないので先を読みました。
へっ?・・
少年の外見や言動を侮っているわけではありません。
侮っている・・つまり、バカにしているってことです。
怒りとは違います。
とんだ感情ちがいです。」
先生「おや、とんだ見込みちがいな生徒にはならずにすんだようね(^_-)-☆」
A「(小声で)わ・・わかりにくい・・褒め方(~_~;)」
先生「おーい、先生の耳はロバじゃないけど・・地獄耳🧌だぞ~っ!!」
A「いやぁーーーー!!すいません!!次、いきます!!
④は・・
いや・・そもそもに交渉をうまく進めるために【君】って呼んでるわけじゃないし(~_~;)
それ、主目的じゃないし。
こんどは、少年の若さを【羨んでる】に変わっちゃってるじゃないっすか!!
とんだ感情ちが・・・」
先生「天丼、あと100回連続でお願いできます?Aくん。(-_-)/~~~
(※いちいち繰り返しのくだりしつこいほどするんだったら、いっそのこともっとやんなさい!!ただし、100回連続して繰り返すまで、この授業は終わらせないぞ!の意)」
A「新手の否定表現だ?!(・_・;)
ひえーーー!!
よし、最後決めます!
⑤は・・言ってる意味がわかりません。
あぁ、えっと、ぼくがわかってないってことじゃなく、筋が何ひとつとおっていない気がします。
だから答えは②です。
」
先生「じゃ、( ii )いこっか。」
A「はい!
①は・・・ありえそうだからキープします。
【余裕をなくして】の表記は、合っているか△ですけれど、個人的に。
②は・・うん?
あの・・えっと・・(・_・;)・・
先生・・ぼく・・困りました・・(~_~;)」
先生「うん。
Aくんの迷いはそれこそ、妥当だ。
では、ぜりー先生のアドバイス。
迷った時は、
とりあえずまだ見ていない選択肢にうつれ!!」
Aくん「わかりました!
③は・・
何度も問題文と選択肢文を読み比べたんですけど・・
この【私】は、【案山子】のようなものだと思っているだけで、口にしたかどうかまで、この問題に出された文章だけではわからないので、
うん・・
③は誤答
かと・・。」
先生「そうだね。
ここはまぁ、この1点じゃなくても消去可能なところはあるんだけれど・・もう次行っても構わないよ。
時間が惜しいと考える、Aくんの解き方は受験生として普通さ☆」
Aくん「この問題、、厄介っすね・・。
④は
・・それこそ言っていること辻褄が全体的に合っていません。
そもそもに慌てふためいている理由は、【看板の絵を表す言葉を見失ったからではない】ので。
だから
④は誤答
です。」
先生「OK!よくできました。
あとは
①と②の選別
だね。
ぜりー先生はこの( ii )の正答率、割と低めだったと思うんだ。
細かく言葉を何度も見比べる練習をしてきたかどうか。
そこがカギ。
決して、2-3回でできる技じゃないから、早めに現代文もやるに限るのよ✨✨
しかも、時間が足りなくなることへの焦りもかさなることを出題した方々は見越している。多分だけど。
焦んなくていいのさ。
ただし、受験日のはるか前から勉強しはじめて、何度も見比べる問題に慣れること。
その練習をかさねていくしかない。
なんせ、小説の後半問題だ。
いきなり高難度になっても、何もおかしくはないでしょ?
で、話を戻して。
①と②の判別は、答えをまずみるところから、逆算的に考えてみようか。
ふむふむ、、正答は①。
ではなぜ、
②は間違い
となるのか。
まぁいろいろな解説もあってokだし、様々な先生たちもいるとは想うけれど・・・
ぜりー先生は
【②の選択肢文に、表現がオーバー過ぎる】と思われるものがいくつかあるから
と伝えようかな。」
A「オーバー過ぎる・・?」
先生「うん。選択肢文にこんな表現があったよね?
少年を納得させたい主人公の【私】の気持ちを考えれば、たしかにわざと褒めることはするでしょうね。
褒めた方が、こちらの願いをきいてくれそうと考えるのは、まぁとっても自然だ。
ただ、【たたえる】までいくと話は別。
しかも【大げさに】だなんて。
今ちょっとパソコンで調べてみたけれど・・
【たたえる】ってのは、ほめるよりももっとすんごく褒めてるらしくてね。
優れているものを心からほめるという意味だと書かれていたよ。(゜ロ\)(/ロ゜)/
ねぇ・・・この主人公のおじさまは・・たたえるくらいのレベルまでほめてんの?」
A「いや!!いやいや!!笑
そっか。たたえるとほめるの違いをはっきりわかればよかったのか!」
先生「うん。そういうこと。
ただ、ここは難しいだろうなぁ・・。
よくがんばったね!」
A「ぜりー先生も普通にほめることあるんすね😂?」
先生「あんた、今・・何て言った⁉️そういうのを・・・・」
A「ご、ごめんなさい!!また調子のりました!
余計なお世話ということをぼくがしました!
ぼくが悪かったです!!」
先生「出来てるからほめてんのに・・なんでそこ、おちょくる(※冗談や皮肉めいたことをついつい言ってしまうの意)かな‼️‼️(笑)」
☆☆
あちゃー(・_・;)
Aくん、ほめられるはずなのに・・ついついこのクセを出しちゃう・・
困りましたねぇ、、
そんなに褒められたくないんでしょうかね?
いっそのこと・・怒られたいんでしょうか?(~_~;)
そんなことあるわけないですけどね😂
もしやAくん・・ほめられてるのを皮肉にとらえてしまうところ・・
まさか!!気もちがうつりましたか!
この小説の主人公の【私】や【少年】の気持ちが・・ごっちゃになって、区別できずにいるのでしょうか?!
とまぁ、、こんな冗談はおいといて。
もう少しで終わりですね。この本試験の回答も。
コメント等あれば、ぜひお願いいたします。
楽しくご覧いただけたのなら、幸いですー⭐️
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