幸せに生きるコツ
人間誰しも、「幸せになりたい」と願う。
「幸せになる為には頑張らなきゃ...!」
「甘えずにもっと努力をして自分を高めるぞ!」
より良い未来を築くために努力を積み重ねることは素晴らしいことで、それは自己を成長させる為にも大切なことだ。
しかし、次のような動機ならどうだろう。
「あの子よりも自分は劣っている...自分はダメな人間だ」
「他人にどう思われるだろうか。」
「本当はやりたくないけど、周囲に認められるかも。この道に行けば親に愛してもらえる」
などのように、周囲から強要された価値観や考えを鵜呑みにし、「こうあるべき」という思考で生きている人がいる。他人軸で選んだ目標に向けて、本当はやりたくないのに自分の気持ちを押し込めて頑張り続けることは、果たして"本当の幸せ"と言えるだろうか。
努力をするなと言っているのではなく、楽しめる努力を見つけることの重要性を伝えたい。
例えば、「なんか楽しい!なんだか気になる」
そう感じたことはないだろうか。
私の場合は、大学で心理学を勉強しているが他の科目の授業の時には眠気に襲われ内容が全く入ってこない。一方で心理学の授業を受ける際には自らメモを取り、テキストも何度も読み返すほど、楽しい😊と感じられる。勉強自体は好きではないしレポート等も決して楽ではないが、好きなことだからこそ継続できるし、好きなことにおいて頑張るのは苦ではないのだ。
このように、「なんか嫌だな...」と感じることに努力を費やすよりも、心からワクワクすることや、感覚的に「なんか好きだな!」と思えることにどんどんチャレンジしていくことが、人生を豊かにする上で大切なことである。
そして、心からワクワクすることや
自分のなりたい仕事、目標に向けて
努力を積むことは成長に繋がる。
波動も高くなり、より人生が好転していく。
さらに人生において大切なことは、愛と感謝の気持ちだ。
この人生を幸せに生きる為に必要なのは、「ありがとう」の気持ち。
この世界は魂を成長させる為の
ゲームのようなものであり、実に安易なもの。
しかしその人生を複雑にさせているのは自分自身なのだ。
「これが足りないから不幸だ」
「自分には〜ができないからダメな人間。生きる価値なんてない」
そんな風に私たちは"ないものねだり"をしてどんどんネガティブ思考にハマっていき、人生をより楽しくないものへと変えしまう。自分は不幸なのだと思い込み、幸せから遠ざかってしまうのだ。
しかし、悩みも捉え方次第で重くも軽くもなり得る。
悩みや不幸というのは、ベストなタイミングで訪れる。「その生き方は間違ってるよ!」というサインだ。
私の場合は、精神疾患を患い、今現在も完治していない。出来ないことが増え、ますます自尊感情は低くなっていった。けれど捉え方を変えると、私は病気のおかげで当たり前だと思っていたことに感謝の気持ちが芽生えるようになった。
当たり前に学校に行けること。
外に出かけること。
人と会うこと。
それら日常の全てが素晴らしいことなのだと気付かせてもらえた。
そして今の私も、何も出来ていない訳ではない。毎日起きること。ご飯を食べること。散歩に行くこと。家族との会話。大学での勉強。
出来ていないことにフォーカスするのではなく、今出来ていることに目を向け、自分を褒めること。小さな成功体験でもいいから、「〇〇ちゃん(自分の名前)、よく頑張ったね!凄いね!」と褒めてあげてほしい。
人から愛されることよりも、まずは自分が自分を愛することの方がずっと大事なことなのだ。
病気になった自分や失敗を経験した自分を責めるのではなく、その経験があったからこそ得られた気付きに感謝する。
そして、今悩んでいることがあったとしても、必ず乗り越えられるようにできている。だから「大丈夫!何とかなる。」と自分を信じること。
幸せになっていいんだと、自分に許可を出してほしい。
私たち人間は、苦しむ為に生まれてきたのではない。楽しむ為に生まれてきている。だから、自分を苦しめる必要はない。苦しい努力なんてしなくても幸せになれるんだということを伝えたい。
"愛と感謝"を大切に。
そして自分自身を大切に☘