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公現祭/香りを手作り


1/6は公現祭

Epiphanyは、西方教会において、異邦へのキリストの顕現を記念する祝日だそうです。

元は東方教会の祭りであり、イエスの洗礼を記念するものであった。4世紀に西方教会に伝わり、現在の公現祭/顕現日となったが、西方教会ではイエスの洗礼の意味が失われ、幼子イエスへの東方の三博士の訪問と礼拝が記念の中心となり、異邦人に対する主の顕現として祝われるようになった。

Wikipedia

Gift of the Magi

キリスト教の難しげなことを論じる趣旨ではありません。東方三博士の贈り物は、黄金、乳香と没薬でした。2000年前は、エッセンシャルオイルは、黄金と並ぶくらい、高価なものだったのでしょう。

ここ半年くらい、エッセンシャルオイルを使うことにはまっています。10代の頃は、色々なエッセンシャルオイルを揃えたい、と思いつつも、ネット通販もなく、入手しにくく、高額でしたが、最近は、あらゆるエッセンシャルオイルを、比較的安価で入手できます。但し、中には「天然100%」を標榜するニセモノ(合成香料)もあるようです。私は、いつも決まった販売者から購入しています。

乳香と没薬

乳香(オリバナム、フランキンセンス) 母と祖母がカトリックだったので、子供の頃は、ミサに連れられて行ったこともありました。いつも、乳香が焚かれていたようです。乳香=教会の香りです。高貴ですっきりした香りだなと思っています。好きな香りの一つですが、エッセンシャルオイルのクオリティは、同じメーカーでもロットによってバラバラで、灯油臭かったり、松脂っぽい臭いのこともあります。

マルカントニオ・フランチェスキーニ《アドニスの誕生》1692-1709
リヒテンシュタイン美術館

没薬(ミルラ) 没薬については、オヴィディウスの『変身物語』に挿話があります。女性が樹木に変身する件の絵画は、ダフネは色々あるのに、ミュラは、そんなにないようです。やはり話がエグすぎるためでしょうか。
どんな香りだろうと思って、エッセンシャルオイルを買ってみました。
・・・樹脂とはいえ、乳香とは似ても似つかないです。スモーキー、甘い、と言われるようですが、私は、体臭とか埃のような臭い、と感じて、全く良い匂いとは思えませんでした。他のものと混ぜて印象が変わる、なども期待したのですが、混ぜても「他のすべてをぶち壊す」という感じでした。(好きな方がいたらごめんなさい)

手作り香水

エッセンシャルオイルは、アロマポットで焚いたり、厚紙を切って、1滴たらして鞄に入れたり、オーデコロンを手作りしたりして、使っています。フランキンセンスの入る、気に入っているレシピは、無水エタノールに、ベルガモット、オレンジ、ラベンダー、フランキンセンスのエッセンシャルオイルをブレンドしたものです。作り方
香りは、すぐに飛んでしまいますが、好きな香りばかりなので、至福です。


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