2018年東海道新幹線車内殺傷事件小島一朗被告の心理の解説
この事件は覚えている方もたくさんおられると思います。
刑務所に入りたいという理由で東海道新幹線の内部で1人を殺害して2人に重傷を負わせた事件になります。
結果として無期懲役となり小島被告の希望が叶う形となり悔しい思いをしている方がたくさんおられます。
これで一生を刑務所で暮らすことがほぼ確定したわけなのですが、なぜそう思うようになったかを解説します。
・発達障害の影響
発達障害があると極端な考えをする傾向を持つことがあり、幼少期より正しく教育をしていかなかったり周りとの人間関係に恵まれないとそれが顕著になる。いじめなどで自己肯定感が低くなると自暴自棄になる傾向が高くなる。
・発達障害者は社会に居場所がない
発達障害があることにより良好な人間関係が築けずに社会から孤立することが多くある。就職ができない。就職してもトラブルが多発してしまう。
その場合引きこもることが多くなり家庭内でも居場所がなくなり更に孤立する。
生活保護で1人で生きることが出来ると親とのトラブルも関係がなくなり、生活にも支障がなくなるのだが、発達障害者はアパートを借りるのが非常に困難になるためそれも厳しくなり健康で文化的な最低限度の生活すら出来なくなる。
働きたくても雇ってくれない、親とも関係が悪い、生活保護もダメとなると自暴自棄になり刑務所に入りたいと思うようになる。
刑務所に入れば衣食住の保証と人としての扱いがされるため生活に困る心配がなくなるからである。
でも刑務所に入りたくても何も犯罪を犯していない人は入ることが出来ない。窃盗などの犯罪は懲役が終わったら刑務所を出ないといけない。
死刑だと刑務所で暮らすという夢が叶わない。となると無期懲役を狙って犯罪を犯せば一生刑務所で暮らせると考える。
永山基準のことも勉強していたようなので1人なら殺しても死刑にはならないということを分かっているのでそういう犯罪を狙ったことがわかる。
それに人を殺して刑務所に入ることで産みの親である毒両親のSに社会的なダメージを負わせることが出来るため復讐になるのである。
事実産みの親であるSを取材した記事を読むと明らかな毒親であることが分かり、それが日本中に知られることとなり毒親に対する社会的制裁を日本社会がしてくれるのである。
法廷で万歳三唱したのは復讐と夢が同時に叶ったからということと一生刑務所にいるためにしたパフォーマンスである。
万歳三唱をすることでこんな人間は刑務所にぶち込んでおけ!死刑にしろ!と世論が騒ぐからである。
刑務所に入りたいから人を殺すという考えは普通の生活をしている一般人に理解することは絶対にできない。
社会から阻害、迫害されて助けを求めても誰も助けてくれなくなり自暴自棄になるとそういう考えになるというわけである。
こういう人を世間では無敵の人と言うが、無敵の人への対処法は安楽死の合法化とベーシックインカムしかない。
その理由はまた違う記事で詳しく書かせてもらう。
植松思想も小島思想も一般人には理解できるものでは無いと思うが、それを理解している人も声をあげないだけでいることを分かってもらいたい。
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