良いイシューとは何か【イシューからはじめよ②】
こんばんは、
荒井慶介です。
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さて、今日の本題です。
イシュードリブン②
今回は、「良いイシューとは何か」という内容を説明していきます。
○結論・良いイシューの3条件
良いイシューの条件は以下の3つです。
それぞれの詳細を説明していきます。
1.本質的な選択である
2.深い仮説がある
3.答えを出せる
1.本質的な選択である
インパクトのあるイシューは本質的な選択に必ず関わっています。
そのイシューの答えが出ることによって事態が先に進むようなイシューとなっており、その物事において重大な意味を持っています。
逆によくあるのが、「なんちゃってイシュー」と呼ばれるような、その局面で答えを出す必要がないようなイシューを取り上げてしまうことです。
例えば、Aさんがダイエットをしていて、体重が落ちないことに悩んでいるとします。
その時に、体重を減らすために「ラーメン」と「チャーハン」のどちらを一ヶ月禁止するか、というイシューを立てたとします。
このイシューが「なんちゃってイシュー」であることはみなさん理解できますよね。
Aさんは一ヶ月禁止する食事ではなく、
体重が落ちない原因がどこにあるか(食事、運動、睡眠など)を考えるべきだと、
自然と思ったと思います。
このように、イシューの答えが出ることによって事態が先に進むようなイシューが良いイシューと言えるのです。
2.深い仮説がある
仮説をより深くするために、以下の手法が紹介されています。
a.常識を否定する
b.新しい構造で物事を説明できないかと考える
a.常識を否定する
これの典型例が「地動説」と「天動説」です。
地動説が主流だった時代には天動説を唱えていた人のことは信じられていませんでしたが、みなさんは、地球が太陽の周りを回っているという事実を当たり前のように知っていますよね。
このように「常識」を疑うような視点を持つことによって事態の改善に大きく近づくこともあるのです。
このような仮説は同時に、大きなインパクトも与えます。
b.新しい構造で物事を説明できないかと考える
ただ、全ての物事が「否定」できるわけでもありません。
そのような場合には「新しい構造」で物事を説明することを考えます。
人の脳は「つながりがないと思っていたもののつながりを認識するとインパクトを感じる」という性質を持っています。
そのため、以下のような事象を発見できると、相手にインパクトを与える仮説を考えることができます。
・共通性
・関係性
・グルーピング
・ルール
(ここの内容はとても面白いのですが、今回は割愛します!)
3.答えを出せる
「本質的な選択肢」であり、かつ、「深い仮説を持つ」問題でありながら、良い問題と言えないものが存在します。
それは「答えが出せない問題」です。
数学やサイエンスの世界をはじめ、世の中には「解かれていない」問題が数多く存在しています。
そうした問題に手をつけてしまうと、時間や手間を大きく失ってしまうことがあります。
せっかく手をつけたのなら、答えを出したいものですよね😂
そのためにも、打算的な考えでもありますが、「答えが出せる問題」のみに取り組む、そのために「答えが出せない問題」を見極める必要があるのです。
○結論・良いイシューの3条件
1.本質的な選択である
2.深い仮説がある
3.答えを出せる
このような、答えを出す必要がある重要な問題は、全体の問題の1%程度でしかないとも言われています。
ですので、しっかりと答えを出す必要がある重要な問題を見極めることが重要なのです。
本日はここまでとします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
荒井慶介(あらいけいすけ)
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