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起死回生の岸田総理

◎支持率低迷に次期総裁再選は厳しいと目されている岸田総理。が、しかし、長崎原爆慰霊式典での日本独自の外交姿勢や、被爆者非認定者との積極的対話、そして突然発動された南海トラフ地震注意情報への対応に専念するため外遊中止と、国民に寄り添う姿がここ数日目立った。

 これらは当然狙ったわけではないが、岸田氏に欠けていた人間味がジワジワ表れてきた。この印象が少しでも国民の目に止まり、イメージアップ進めば次期総裁再選もあり得ると見る。いまは株価も為替も乱高下、物価高と給与水準引き上げも正念場。国土の防災もかつてない対応が迫られる。
 今は故人となった絶対的権力者が、私欲から生じた自らの難を国難とすり替え、ミサイル防空訓練まで演出し、国を守り抜くとうそぶいた政治手法を岸田総理まで踏襲しようとは思わない。

時の運を味方に付けて岸田総理再選、安定的与党で改憲

 例えそれが消去法であっても、もう少し岸田さんで良いんじゃない?という世の中の空気感が少しでも漂えば、それは岸田総理に勝機ありと言えるだろう。それが奏功し再選を果たせば、すぐさま年末には衆院解散に打って出る。選挙戦は苦戦し、落選者も出るだろうが、概ねしぶとく自民党は僅差で激戦を勝ち抜く。今年ほど色んな意味で安定が求められる年は滅多にないからだ。
 そして選挙後は、公明党に維新を加えて、安定的与党を構築し改憲へ突き進むものと筆者は想定している。

✂ーーー(追 記)ーーー
コメント欄に「過大評価反省の弁」


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