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わたしの本棚「本はともだち」

「 本は一生の友だち

  本は友だち。一生の友だち。
  子ども時代に友だちになる本。
  そして大人になって、友だちになる本。
  本の友だちは一生その人と共にある。
  こうして生涯話しあえる本と
  出あえた人は 仕あわせである。」

                 石井桃子

児童文学者の石井桃子さんの言葉です。

わたしの友だち

「だれも知らないちいさな国」佐藤さとる/作
              村上勉/絵

小学校の図書館で、出合った本。

村上勉さんの絵にとにかく惹かれて
手にとって読んだ事を思い出します。

わたしの家の前には山があって(本当に目の前です。)小さな川が流れていたり、山の中を歩いているの何かの気配を感じたり、友だちの家に遊びにいくとキジが死んでいたり(夜、家の灯に向かって飛んできたので窓にぶつかったそうです。)と、そんな自然が身近にあったのもあって、コロボックルの話は子どもの私には心がワクワクする話でした。

実は子どもが生まれるまで、児童書からは離れていたんです。もっぱら読んでいたのは、吉本ばななさん、山田詠美さんや映画になった外国の本など。

子どもが生まれた事でノンタン、ミッフィー、お母さんといっしょなどなど、子ども関係のものに否応なしに関わりを持つようになって、絵本や児童書をまた読むようになったんです。

私が良かったのは

何歳になっても こどものきもち

だったので、楽しいこと。
勿論、大人としての気持ちもあります。(笑)
私のなかで大人とは

子ども時代も含めた大人 

なのです。ただ、20歳で働いて感じたのは大人社会は大人成分が殆どで、私には辛かったなぁ。

そうそう、子育てをするまで絵本って読んだ事なかったんですよ。(進んでね)

だから、絵本は楽しいです。
そして、新しい児童書との出あいもありました。

それは、又こんど。

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