おかゆもカレーも全て手づかみ食べしたら、楽すぎた話 | 離乳食
生後9ヶ月のテン様(息子のあだ名)を育てている。
生後7ヶ月頃から離乳食をはじめて、スプーンで食べさせる or 手づかみ食べをしてきた。
スプーンで食べさせる方が、汚れないし楽だろうと思ったが、今では「オール手づかみ食べの方が楽や!」という結果に。
ただ最初からオール手づかみ食べが楽と思ったわけではない。なんなら最初は、離乳食の時間自体がひたすらめんどくさかった。
そんな私が、「楽しい離乳食ライフ」を手に入れるまでの2ヶ月間をご紹介。
離乳食がしんどかった初期
最初はネムリラというハイローチェアに座らせ、付属のテーブルを設置し、スプーンで離乳食をあげていた。
が、めっちゃくちゃこぼす!!!!
こぼす理由は2つ。
生後9ヶ月になっても、まだ腰が安定しないテン様。
7ヶ月の頃は、今よりもぐらぐら状態だった。
固定のベルトをしても、上半身がぐにゃりとなり、その度に姿勢をまっすぐ直していた。
スプーンで離乳食をすくって食べさせながら、姿勢を直さなくてはいけないので、マジでめんどくさい!
さらにこんなに苦労しているのに、口の端から離乳食が落ちる落ちる……。
スプーンをガッとつかまれ、食べ物すべて落ちたことも数知れず…。
布カバーにおかゆがべっとりという惨劇が毎日起きた。「離乳食つれぇ…」となっていた時期である。
お風呂であげるようになった
離乳食をあげた後は必ず、床も体もベットベトになった。お風呂に直行する日々が続く中で、思いつく。
「これ、風呂で離乳食あげたらいいのでは???」
というわけで試してみた。
テン様を裸にし、椅子に座らせ、離乳食をあげた。
スプーンであげるのが基本だったが、お皿を私が持って、テン様が手づかみ食べすることも。この時期は、スプーンであげる:手づかみ食べ=5:5くらいだった。
最後に、おかゆでベトベトになったテン様と、野菜などが散乱したお風呂場をシャワーで洗い流す。
排水溝にはストッパーがあるため、最後は流れて集まったご飯を回収して終了。
ネムリラであげていた時よりは楽になったが、離乳食のたびに服を脱がす必要があるし、基本的にはスプーンであげているし、「めんどくさいな」という気持ちが勝っていた。
ちょっと高い椅子を買ったら、離乳食が楽しくなった
「離乳食めんどいな…」と思っていた私を救ってくれたのが、こちらの椅子。
この椅子を使い始めてから、劇的に離乳食の時間が楽しくなった。
ありがたいと思う特徴はこちら。
テーブルの仕様がひたすら素晴らしい。
まず前方に倒れるため、乗せやすい。さらに前後にスライドするため、テン様の体がしっかりと固定できる。上半身がぐにゃりと倒れる心配がない。
さらにテーブルだけ外すことができるので、キッチンでガシガシ洗うことができる。ありがてぇ、ありがてぇ…!!!
そしてこの椅子にしてから、オール手づかみ食べにした。
野菜スティックやパンケーキはもちろん、おかゆもカレーも手づかみ食べである。
「汚れるから大変では?」と思われそうだが、悲惨な状況になるのはテーブルの上だけなので、意外と掃除が楽なのだ。そう、テーブルが外せるから!(2回言った)
さらにゴム足がついているお皿を使用すれば、落ちるリスクも減らせる。
離乳食を食べさせるまでの流れとしてはこんな感じ。
食欲旺盛なテン様。
・おかゆ100g
・にんじんスティック10本
・たまごキッシュ
・豆腐150g
余裕でこのくらいの量を平らげてしまう。
多分、少食の女子高生より食べてると思う。
足りないと、テーブルを叩いて泣き叫ぶこともあるので、その時はバナナ1本を切ってあげることも。めちゃくちゃ食べるやん…。
今まではスプーンであげていたので、テン様につきっきりだった。
しかし今は、オール手づかみ食べしてくれるので、その間に私も食事を摂れるようになった。
両手でものすごいスピードで手づかみ食べをしているテン様を見ながら、私もご飯を食べている。食い意地をはってるテン様を見るのは、びっくりしつつも、とても楽しい。
片付けの流れ
テン様のちいさなおててに、おかゆがこびりついている。
おしり拭きだと細かいところまで取れないので、水を張ったボウルに手を入れて、くるくると洗っている。毎回、水が白く濁るくらい汚れている。
歯ブラシはこちらを使用。
持ち手が大きく、喉に刺さらないやつなら何でもいいと思います。
こちらをカジカジしてもらっている間に、床をフキフキ。歯も床もキレイ、やったね!
大人が楽しくなければ、食育は成り立たない
「楽しい食育を!」という言葉があるが、ぶっちゃけ離乳食初期は楽しさゼロだった。スプーンであげ続けなければいけないし、床や服がおかゆでベットベトだし、「めんどくさい」がひたすら勝っていた。
しかし新しい椅子にしてからは、「離乳食が楽しい!」と思えるようになった。
テン様もものすごい食べるようになったし、心なしか食事の時間に笑ってくれることが多くなった。
心に余裕が生まれると、「インスタで見た離乳食を作ってみようかな」「新しい食べ物を試してみるか」など、チャレンジするようになった。
離乳食初期は心のゆとりがなさすぎて、「市販!市販!!市販が最高や!!!」となっていた自分がである。
「離乳食がしんどい…」と考えている方は一度、レンタルでもいいので、ちょっとお高めの椅子を検討するのはいかがでしょうか。
個人的に見るべきポイントはこちら↓
きれいな歯並びには足場が必要なので必須。
テーブルは大惨事になるため洗いやすいことが必須。
体がぐらぐらすると、姿勢を直す必要が出てくるため固定できることが必須。
よかったら参考にしてみてください。
みなさん、楽しい離乳食ライフを!
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