四面楚歌
なん〜〜にも考えられない。暑すぎる。いや、部屋に冷房は付けているのだが、一回移動の為に外に出てしまうと、あまりの暑さにそれまでの思考が全部リセットされてしまう。「ファミコンをやってる時に掃除機を掛けに来たお母さんがそのまま電源をブチ抜く」みたいな感じで。文章というのが何なのか、もう思い出せない。
今の状況をドラクエに例えるなら、最初の町の武器屋で売られている「ひのきのぼう」を握り締めてラスボスと戦っている様なもんだろうか。ひのきの棒。売るか、普通、棒を?民芸品としてすら戦力外だろ。そんなもんを持ってラスボスと戦わないといけない、この恐ろしさ。もう正直世界の平和を取り戻すとかどうでも良くて、誰でもいいから殴りたいみたいなモチベーションしか無い。ラスボスの方も本当にウンザリしている事だろう、「こいつと戦って何になるんだ?」と。「交通量調査のバイトでもしてる方がまだマシ」みたいに思われてる事だろう。そんな最中に全国のお母様方が俺のファミコンの電源を無慈悲にブチ抜こうと掃除機を手にして集結してくる。四面楚歌。マジで何も考えつかない。暑すぎる。ちょっと一回、今聴きたい曲を貼らせて下さい。この曲聴きながら何を書けば良いのか考えます。
ex-girlfriend/nobody like you
一つここで書きたかった事を思い出したんですが、「CDの表面が経年劣化で剥がれていく」問題について最近考えてて、自分の勘なんだけど「本にCDが同封されてるやつ」って劣化が早いんじゃないかと思ってまして。この前村上龍の小説にキューバ音楽のCDが付いてる「わたしのすべてを」という本を買ったら、未開封状態だったにもかかわらずCDの音が飛びまくってて。多分、本の「オマケ」だからという理由でCDの原材料の質を落としてるんだと思うんですよね。というか、毎回こういう下品な話して悪いけど、「わたしのすべてを」の装丁ってこんなだったか?!
もっと「村上龍の装丁」って感じの「デカダン」然としたやつじゃなかったか?とか思って検索してたら、自分が間違えてた事に気付いたわ。俺が持ってたの「或る恋の物語 エキゾチズム120%」でした。
正直、もうこの本手放してしまったんですが、「わたしのすべてを」だったら俺は手元に残してたよ。だってジャケがモロにエロ本じゃん!それでキューバ音楽のCDが付いてるんでしょ?狂ってるって。この"CDが付いてる本"って3部作なんですよ。じゃああと一冊はどんな感じだったかと「村上龍 120%」で検索したら、出てきたのが下の画像ですわ。
これが一番いいじゃん!でも、このケツを出してる人が誰かなんて分からないからね。村上龍自身の臀部かもしれませんよ。そういう叙述トリックの可能性もありますよ。"彼女"って書いてあるだけだからね。村上龍の臀部でも俺は大歓迎、というかそれが一番面白いと思いますが。作家が自身の著書でケツ出しながらキューバ音楽のレコメンドしてたら一生尊敬するよ。
で、今、自分は松ちゃんが昔出した「松風'95」が凄い欲しいんですよ。写真が100枚(のうちの十数点は著作権上の関係で掲載不可)載ってる本にCDが付いてて、でそのCDで松ちゃんが写真の一枚一枚に面白コメントを付けてる音声が入っているって内容なんですが。
でも約30年前の本だから、もうCDが再生できないんじゃないのかなあ…と不安なんですよね。今、「松風'95」が再発されるとしたらどういう形態になると思いますか?このスタイルだったら、別にブルーレイで発表されても問題は無いわけですよ。でもやっぱり、CDを再生しながら同時に本を読まないといけないっていう形態、時間的な支配権をCDが握っていて、そのCDに隷属する様に読者はページをめくるタイミングを決められているっていう形態は、昨今のYouTubeやXを垂れ流しにする文化からは失われたフェチシズムであり、その感覚は重要な物だったと自分は思います。身体を用いてメディアに隷属する行為の快楽性が、インターネットの発達、余りにも膨大な情報の奔流によってないがしろにされてしまった…「ゲーム自体を遊ばずに、YouTubeのゲームプレイ動画を見ているだけで満足する子供が増えた」みたいな単純な話まで含めて。
それで最近「クラブとかに行って、テクノに合わせて踊った方がいいのかなあ…」とか考えてるんですが、そういや昨日までフジロックだった事にさっき気付いたね。でも通し券が6万円でしょ?無理ですね。もっとこう、くそ貧乏人の為のフジロックみたいなのはないのか?3日間通し券2000円くらいの。なんか、100円コーナーの常連みたいなCD(やまだかつてないCDとか)が山の中に沢山落ちてて、フェスティバルの開催中はそれらを拾い放題、でフェスの終了の合図と共に各々が下山、拾ったCDはそのまま家に持ち帰ってOK、催し物はそれのみ、ケータリングとか一切ありません、水分補給も自分でしろ、死んだらそれがお前の寿命だ、みたいな、魔界で働いていた時の飛影の考え方の夏フェス。本当に行きたくないですね。マジで「参戦」だよ。戦(いくさ)だよ。虚無との戦。
一旦休憩って感じで、脈流無く一曲好きな曲貼りますわ。ボリビアの大人数アイドルグループ、CORAL VIMAR で、"Alma Latima" です。
CORAL VIMAR - "Alma Latima" (Rumba)
この曲って、秋元康のポジションにいるんだろう人がコーラスに参加してるのが良いですよね。今思い出したけど、昔、たしか「ぷっちょ」って名前の、ハイチュウみたいな形のソフトキャンディのお菓子とAKB48が提携してた時期があって、で、お菓子のオマケに、ぷっちょ一粒分の大きさしかない凄い小さいAKBのメンバーの写真集が付いてたんですが、そのサイズの秋元康の写真集があったらバカ過ぎて絶対に欲しいよね。なぜぷっちょはそれを出さなかった。
あと、昔ゲームのストリートファイター2が大ブームになったじゃないですか。で海外まで人気が高じて遂には映画化されて、それのBGMに当時のヒップホップアーティストが大勢抜擢されまして。なんか、格闘ゲームに夢中になる様な子供はヒップホップも好きだからって理由で。
これってなんか曲数が多いバージョンと少ないバージョンがあるんだよな。多いバージョンはパブリックエネミーとかファーサイドとかも収録されてます。
で、多分、「日本発祥のゲームだから」って理由でチャゲ&飛鳥が1曲入っていて、それもありだろうとは思うんですが、エドモンド本田って相撲取りが出てくるじゃん、スト2には。エドモンド本田のテーマとして人間椅子の「相撲の唄」を何故映画のスト2にねじ込まなかったのか!?俺はそれをずっと思ってるんですよね。「日本のロッククレイジーね」って絶対アメリカ人ビビるじゃん。
「米国製の映画なんて規模がデカ過ぎてもう日本のロックバンドが選曲に口を挟める状況じゃ無かった」みたいな理由がもちろんあるんでしょうが、でもゲームのスト2がCMで流れていた時のBGMって筋肉少女帯の「バトル野郎」ですからね。なんとかならんかったんか?!
あと、このサントラの事書きながら久しぶりにanotha levelを検索して聴いてやっぱ最高だと思いました。本当スト2の映画のサントラいい曲ばっか入ってるんですよ。そのanotha levelの「ラップ・コマンド」とか。ブランカとか春麗がみんなで輪になってマリファナを吸ってる情景しか思い浮かばないって感じの曲で。「格闘」と「DOPE」ってそもそも何の関係も無いだろ。
Anotha Level/What's that cha say
この曲もプロモが本当に良いんだよな。94年の曲だって。松風の1年前ですね。
毎週の月曜、noteに5000字くらい書くことを自分は目標としているんですが、今週は3300字しか書けなかったので、もしかしたら木曜にもう一度更新するかもしれない。しないかもしれない。常識で考えたらそんな事が中年にできる筈が無い。全て暑いのが悪い。とにかく、木曜の更新を…目指します!それでは!
この記事が参加している募集
ありがとうございます!