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検索順位あり気になってはいけない

地域の『有る』を広げるデザイン事務所包むデザインのツツムです。
ホームページを持つ時、SEO(検索順位)あり気になっていませんか?

SEOは手段の一つと捉えるのが良い。


ホームページ制作を作って見られなければ意味がありません。
ただし、目に止まったとしても目的を達成しなければ効果があったと言い難いでしょう。

実店舗で例えると、レディースの洋服店が立ち並ぶので有名な場所で1店舗メンズスーツのお店があるのを想像してみてください。

そのお店はチラシなどの広告は出さず、見せ前に大きな看板を掲げているだけです。おそらくこのお店は集客に苦労されることでしょう。

SEOも同じです。どんなに良いキーワードで検索順位が上がっても事業によっては全く集客につながらず効果のないホームページになりかねません。

そうならないためにどのようなキーワードが適しているのか?というリサーチがとても重要になります。

リサーチしたキーワードで検索順位を上がりやすくするためにはどれだけの時間とコストがかかるのか?

キーワードによっては、年単位でサイトを運営する必要があったり、強豪が強すぎて困難なキーワードがあったりします。

この記事では、検索順位にあり気ではホームページで効果を出すことは難しい事というお話に触れていきます。

検索順位のためにデザインは妥協していないか?

「Webフォントは重いので使わない方がよい」というお話を伺ったりします。

Webフォントとは、パソコンに入っていない書体をインターネットなどを経由して表示させる技術でGoogle Fontsが有名です。Webフォントはインターネットを経由する分、表示速度が遅くなってしまうというデメリットがあります。

しかし、Google FontsなどWebフォントは表示速度をあげる努力が常に行われておりかなり表示が早くなってきていますし開発者側でも工夫次第で表示速度をあげる事が出来ます。

例えば、趣きのあるデザインで明朝体をどうしても使いたいとします。
その場合、2021年12月現在で明朝体に対応していないスマートフォンも広く流通しておりますのでWebフォントで明朝体を読み込むしかないケースもあります。

このような場合は、デザインより速度を優先するべきか?デザインを商品やお客様層に合わせているのでWebフォントを読み込ませるのか?十分に検討が必要です。ただし、Webフォントをあまり読み込ませる事はおすすめしません。表示速度が早くなったとはいえ、数が多いとその分表示速度が遅くなってしまい結果ホームページが表示される前に閉じられてしまうこともあります。

経験則ですが、だいたいWebフォントは2つまでに絞った方が無難です。

Webフォントの他にも表示速度をあげるために画像を軽くして表示した結果、画像のボヤけが気になるケースもあります。この場合もどこまで画像を軽くするのか検討が必要です。

「検索結果に影響するから」という理由でデザイン簡単に妥協してしまうのはデザインのクオリティーを下げるだけではなく、ホームページが効果的に機能しない場合もあります。

今の世の中、商品やサービスが沢山あり商品やサービスの数だけホームページがあります。
溢れる商品やサービスの中でお客さまは、インターネットで商品やサービスを探していたとしても多くのホームページを見て取捨選択されます。取捨選択される中で選ばれるためには、お客さまに刺さるデザインであったりホームページの中身を作り込むことが大切です。

もちろん、デザインと表示速度などユーザービリティーのバランス感は大切ですのでよくよく検討をして制作をすすめる事が大切になります。

上位を目指すべき検索キーワードは適切か?

上位を目指す検索キーワードは、「ターゲットが検索するのか?」「競合するサイトより上位を目指せるのか?」をよく検討する必要があります。

例えば、メンズの服屋さんのホームページでは、どういう検索キーワードが適切なのでしょうか?

「服 販売」で上位表示されればよいのですが競合するホームページが多くとても困難でしょう。
「メンズ 服 販売」もまだ競合が多いです。

この場合は、お店の強みとお客様層を見て上位を目指す検索キーワードを探します。
売れ筋は何なのか?お客さまの年齢層は?どんな商品を売っているのか?

あまり検索されないキーワードであっても徹底してお客さま目線となる事で、適切な商品をお客さまに届けることができます。

そもそも検索順位に頼るべきなのか?

SEOはすぐにルールが変わり、1位だったのにいつの間にか順位が落ちているということがあります。
また、検索順位を上げるのも時間がかかります。

頑張って運用しても半年から1年以上かかる場合が多く即効性はないです。
このように検索順位に頼りすぎるのはかなりのリスクと労力を伴います。

検索順位にだけ頼るのではなく、広告・SNS・他媒体からの流入など様々な戦略を駆使してホームページ集客をすることをおすすめします。

SEOは手段の一つなのです。

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