自分軸で振り回されない生き方へ
自分軸で生きられるようになると、他人に振り回されてイライラすることがなくなる。これは本当に驚くほど変わる。
何故かというと、いつどんな時も何をするにも常に「自分がその道を選んで行動している」から。
他人軸で生きていると、
相手に好かれるために相手の要望や顔色を伺いながら言動を選ぶようになる。
相手や周りに「カッコ悪い」「変な人」「あの人チョットおかしい」などと思われるのを避けるために言動を制限してしまう。
模範的な形態や社会的な「普通」に当てはめることで「安心」はするが、一方で「〇〇しなければいけないからやる」という強迫概念に囚われた生き方になる。
このように、他人軸で生きていると、相手や周り、社会性を気にすることで自発性がなくなる。
もちろん、人間関係において思いやりや気遣いは大切。
では、自分軸と他人軸の思いやりや気遣いは何が違うのか?
自分軸は、自分がそうしたいから相手を思いやり気遣う。つまり、相手の喜ぶ顔が見たいから優しくするし、困っている姿を見て放っておけないから手を差し伸べる。そこに見返りはない。
一方で他人軸は、あえて分かりやすく極端な表現でいうと、相手に好かれるために優しくするし、人から白い目で見られたくないから仕方なく助ける。優しくしたのに相手から好かれないと怒りが伴う。助けたことを誇りに思う前に気遣いをしたことに対する疲れの方が伴いやすい。
これが自分軸と他人軸で生きることの違い。
そう。まったく同じことをしても、自分軸で生きる人は幸福度が上がり、他人軸で生きる人は自己肯定感が下がる。
他人に振り回されてイライラするのは、無意識に他人軸なマインドになっている可能性が高い。
ただ、ここで勘違いをしてほしくないのは、他人軸である自分を責めたり悲観的に捉えないこと。誰だって他人軸のマインドになることはあるのだから。
大切なのは、自分自身のこころと向き合うこと。自分の感情を大切にすること。
人は自分が何より大切だ。自分を大切にできていないと、「あの人ばっかりズルい」とか「自分ばっかり我慢している気がする」と思ってしまうから。
自分軸で生きるための第一歩目は自分を大切にすること☆
自分に優しく、そうしてその自分のこころに宿っている真の優しさを無理なく周囲へ発揮していく。
これが振り回されない自分軸の生き方。
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