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ワインが大好きだ、という話
少々お疲れ気味のnoteが続いた。
ハードな週が終わった時は最終日の帰りに飲んでみんなと話ができれば楽しいのだろうけれどこのご時世でほとんど飲みに行く機会も消えている。
なので想像で飲んでいる雰囲気を醸し出すのもいいかもしれない…。
さて、あなたはアルコールは飲まれるでしょうか?
私はだいたいなんでも大丈夫ですが、両親の実家が山梨にあるので山梨産のワインが好きです。
山梨のワインは白は「甲州」赤は「ベリ―A」というブドウを用いて作られます。
「甲州」という品種は私がこどもの頃はたべてもいましたが、きりっと辛口のワインに仕上がる品種です。食べたら甘みが全面に出るものではありません。だから幼い頃はこのブドウが好きではありませんでした。
今では永らく王座にいた巨峰を軽々と抜いてみんなの人気者になったシャインマスカットの様な糖度のつよーい品種が沢山出てますがこういうのはきっといくら美味しくてもワインにはしないだろうな(リキュールならいいのかもしれない。なんにしてもそのまま食して旨いものなので勿体ないです)。
で、「甲州」というのはどんなブドウかと言えば以下の本の表紙がそのブドウです。
少し紫と呼ぶには淡い色をしたブドウです。このブドウで造られた白ワインが山梨産白ワインのほとんどです(近頃はシャルドネも栽培されてワインにされて来ましたがせっかく山梨産ワインを頂くならぜひ甲州を!)。
実は私はこの本を読んで書かれた方が経営される酒屋にも行きました。
まぁ、普通の酒屋さんなんですが、勝沼のワイナリーのお酒が勢ぞろいしてます。まぁー楽しかった。
入口の向こうに横スライドの引き戸がみえます。あの奥に勝沼産のワインがどっさりと!!本当にどっさりなんです!
試飲が出来ないのが残念ですが。
ちなみに試飲は ↓ で出来ます!というか印伝や素晴らしい水晶などの伝統工芸も見られますのでお越しの際はぜひ寄られると楽しめます♪
話は戻して…。
勝沼産ワインはサントリーやマンズ、メルシャンなどの大きなワイナリーも勿論ありますが小さなワイナリーも多く出荷本数が少ないワイナリーも沢山あります。
で、店主の新田さんとお話をしながら自分の好きそうなワインを選んできました。
(この画像は最初にお店に行った時に買ったワインたちでそれから月日が流れてますのでご容赦下さい)
紹介…。
勝沼酒造さんの赤ワイン。この酒造屋さんのワインはちょっと個性的なワインでした。もう見た目でも分かるけど。
実はこの酒造屋さんはレストランも経営していてそちらではここのワインが頂けます。
このレトリックな文字とよく似た字で「風」と書いた看板が目につきます。ご興味があればお調べくださいませ。
この3本の中で今回一番美味しかったダイヤモンド酒造の白ワイン(何年も前でも旨かったのは覚えている)。
ほんとに旨い(語彙…)!やっぱ甲州サイコーってのが分かるワインです。
確かこのワインは店主の新田さんが一押しだったと思います。
ワイナリーには家族経営が多いのですがここの現在の何代目かの若き経営者のことを褒めていたような…。
地元のワイナリーを知り尽くした店主のひとことで買うことに決めましたがやっぱり外れませんでした。
日本のワインはほんといい。
本家がヨーロッパであろうと山梨でワインを創り出した当時というのは大変な努力がされたのでした。ヨーロッパを見、学び、甲府盆地という気候を生かして今の沢山のワイナリー、ぶどう畑、桃畑などフルーツ王国にしたのでした(さくらんぼ、佐藤錦も美味しいです)。
そしてこちらは赤。ダイヤモンド酒造さん。
少ししっかりした味をと言ったのだったか。赤だなぁ、パンチの効いた料理に合いますって感じでした。
その他違う時に行って買ったのは白百合酒造の白ワインでした。
このワイナリーは大きいので見学も可能なはず。
ここのワインは店頭に出てみる機会もあると思います。首に沢山メダルぶら下げてるワインです。ぶら下げてるだけのことがあるお味です。
他に覚えてるのはJUNという洋服のブランドをご存知でしょうか?
シャトージュンという名前でワイナリー経営もしてます。
最初に知ったころは山梨県立美術館にあるミレーの作品をラベルのしてました。今はどうやら違うみたいです。
先日自宅の側のレストランで並んでいてびっくりしました。意外なところに置いてあるじゃないか!と…。どうやら山梨行かないでも飲めるみたいだなぁと思いました。
他に私が若い頃一緒の職場だったおじさまが定年退職して山梨に戻られご友人の会社に勤められたのがまるき酒造でした。そしてその方を通じて結婚式の引き菓子にワインゼリーをお願いしたことを忘れることはできません。
今ではワインゼリーはないみたいですが大人のゼリーでした。ワインをそのままゼラチンで固めたようでお酒の好きな私にはたまらない味だったのを覚えています。
お酒の話をしだすとつい止まりませんが、実は山梨産ではないのですが、ワインと食事のマリアージュの凄い組み合わせを一度体験したことがありました。
ジョエル・ロブジョンと言う方をご存知でしょうか?
そのご子息のルイ・ロブジョン氏が食事1品にワインをそれぞれ1杯づつ用意する食事会に参加したことがあります(実際ワインおかわりしてましたが)。
それはもう、前菜からデザートまで全て違うワイン。そしてワインだけ、食事だけの時と一緒に口にした時の味が全く変わるというのは後にも先にもあの時だけでした。
どちらも美味しいけれど一緒にすることで口内の味覚が変化する、鼻に抜ける香りも素晴らしいのです。しかも美味しい変化を起こすというのは本当にあるのだなと思いました。
デザートにもワイン、物凄く合いました。もともとどれも高級なワインだったとは思います。最終的にはへべれけになって恐れ多い人を呼び捨てにしていたと記憶してます(酒飲むと手が付けられない。新婚旅行といいひどい思い出が多い)。
ルイ氏笑って許してくれるいい人でした…。
あー、旨いワイン飲みたくなってきた…。
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