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はじめまして


普通にプロフィールを書いても面白くないし、内容が内容だけに少々重くなる心配もあるので、物語っぽく書いてみます。


体調不良は突然に


「これって…もしかして恋!?」


2020年1月。

お正月休みも終わり、世の中が少しずつ通常運転に戻りつつある、1月初旬の夜のこと。

夕飯を食べ終わり、ソファーでゴロンとなってTVを見ていたとき、それは突然やってきた。


バクン、バクン、バクン…


え?動悸?
運動したわけでもなく、何か心配事があるわけでもない。


バクン、バクン、バクン…


え?なに?なに?


ええええぇぇぇぇ?
まさか、まさかの!


「これって…もしかして恋!?」




…。
なんでやねん。


ンな訳はあるはずもなく…。





すべてはこの日から始まった


半年ほど前から音信不通になっていた(元)彼に、ヤツが残しっていった私物を送り返し、三くだり半を叩きつけたのはつい先日だ。


この数日で新しい出会いをして恋が芽生えるなんて、この歳ではほぼ不可能。



心配事を思い出して不安になったり、SNS等で他人の活躍にザワザワしたりして心臓がバクバクすることはたまにあるが、そういうのは大抵すぐに治まる。

が。

今回のバクバクはなかなか治まらない。


恋でもない。不安やザワザワでもない。



ってことは。



これっ更年期ってヤツですかー!?


それまでも、ホットフラッシュやら突然の頭痛やら謎の倦怠感なんかはあるにはあったけど、心臓のバクバクは初めてだった。


数分の間(もっと長く感じたけど)じっとしていたら、何とか治まった。



う~ん。

「明日、命の母でも買ってくるか…」



そんな吞気な事を考えていられるのも今のうちだと言うことを、この時の私はまだ知らない。


この突然の【心臓バクバク事件】は、これからやってくる苦痛の日々のほんの序章にしかすぎなかった。

















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