不登校との格闘
小学4年生の男の子
不登校になって1年経とうとしている。
その前だって、まともに登校できてない。
子供の不登校、毎日自宅で一緒に過ごす母も疲弊している。
小学校の運動会に一つでも参加したらボーナスの約束をしてみた。
小学校へ向かう道中で本人の拒否があったが、説得して小学校正門まで行く事が出来た。
翌週の通院で
「入院中の様子から、本人が外を怖がっている事はよくわかった。拒否した時に、逃げ場(帰宅)を持てる事も大切。」と言われて母も反省もした。
起床が少し遅くなってきた。
医師の言う事はもっともだ。
障害者支援員として、母のフォローをしたいと思い言葉を探す。
「家族だし、そのようなやり取りは起こると思う。それでも、小学校の正門まで行けた事は一つ成果かもしれない。どちらともとれる事柄として、その後の様子も気にかけていければ良いと思う。一つずつの経験を積み重ねていければいい。」
母はちょっと安心したみたい。
駄目だと分かっていても、
行動しないことに世間の目は冷たい。
不登校は親の責任?
間違えた対応したら駄目?
不登校する者も人間
支える家族も人間
正解ばかりじゃないのが人生だと思う。