映画『ビーキーパー』
おいおい、クソ強いじゃねえか!!!!!笑
たまにはこんな映画も悪くない。
見たかった映画の時間が合わず、時間が合う2つの作品で迷っていたところ、「脳みそが爆発するくらい面白かった!!」みたいなワードをこのnoteの中で目にした。
もちろん詳しい感想は見ない。「脳みそ爆発」だけを頼りに座席を確保した。
久しぶりの洋画で、そのワード以外何の情報もない。冒頭、ワクワクしながら蜂に思いを馳せる。
蜂、Bee。
私の実家は専業農家。祖父が生きていた頃は、ビニールハウスで苺を栽培していた。ハウスの中に小さな木箱がいくつか置かれていた。
それが受粉をしてもらうミツバチの為の養蜂箱だったということを知ったのは、祖父が亡くなり私が大人に近付いた頃だった。
黄色い花が咲く風景を背に養蜂に精を出す主人公。主人公が慕う高齢の優しいお隣さん。
無骨ながらお隣さんの孤独を理解し寄り添うような言葉を発する主人公。
私は少し涙が出そうになった。持ってきたハンカチで涙を拭うことになるかもしれない、そんな予感がした。ギュっとハンカチを握りしめた。
が、ハンカチで涙を拭うことはなかった。握ったハンカチは手汗でしっとりしただけだった。
もう少し、黄色い花や蜂の映像に、主人公やお隣さんの生い立ちに、思いを馳せるもんだと思っていたのだが、気付けば、ビルが大爆発し、人が無残に殺されていた。
早い!!仕事が早いぞ!!
描写はグロいがギリギリ薄目で見ることが出来た。隣のカップルの若い女子は、何度もビクッとなったり目を手で覆っていた。
ビビリの小学生息子には見せられない。
脚本はカート・ウィマー、ウィキペディアの「作風」のところにはこう書かれていた。
なるほど。
どうりで強いはずだ。失敗は一切ない。
たしかに、色んな意味で脳みそが爆発した。
色んな意味で面白かった。
途中から笑えてきた。
ラストには、以前見た「女王蜂」のドキュメンタリーを思い出した。女王蜂は孤独なのだ。などと、これたま女王蜂の生い立ちや心情になど浸らせてはくれない。
もはや、強ければ何でも良かったのではないかという疑念さえ湧いてくる。蜘蛛も蟻はもうやったしな…みたいな。
爽快なBee級アクション作品だった。
猛烈に、ジェイソン・ステイサムにまた会いたい。