制作日記:酷暑の制作
拝啓
気温35度
体感気温41度
そんな日々が続いていますが、皆さん体調いかがでしょうか?
こんな酷暑の中、クーラーのない部屋で油絵を描いています。
換気の為に窓はちゃんと開けています。
油絵のが溶液は、揮発性のものが多いので熱い中での密閉空間は危険です。通常でもが溶液の香りでクラっとするので、夏場はさらに凄いです。
こんな季節は水を使う水彩画の制作が理想的ですが、油絵で描くものが浮かんだので〈浮かんだもの〉優先です。
クーラーのある部屋に移動すればいいのですが、一式持っての移動は大変なので早起きをして制作しています。
油絵をはじめて教わった高校での夏の日は、合宿をして楽しかった記憶があります。
同年代は〈絵を描く事〉から卒業しそれぞれの生き方へ進んでいきました。そんな中で〈酷暑の部屋で油絵を汗を流して描いている〉自身に対して感慨深いものがありますね。
それだけ〈描きたいもの〉がある。
それだけ〈描けない事〉の虚しさを知っている。
それだけ〈描く事〉が好きだったのかと再確認する最近です。
紆余曲折、いろいろあってやっと自分に対して素直になってきたこの頃。
あまり若くもないですが、身体に気を付けて制作したいなと思っています。
クーラーを使わないと熱中症になる恐れがある、酷暑。
電気代が怖い7月。
体調管理の為に使わなければいけないけれど、クーラー病になりやすいのでなかなか温度管理が大変です。
ほどほどに汗をかき、水分補給をして過ごさないといけませんね。
3枚目の下塗りを終えたので残暑までには描き出しているかもしれません。
水彩のラフを描きながら「油絵にできるかも?」など考えながら制作しています。
エッセイを書こうと途中まで執筆していましたが、体力的・精神的に
「油絵を描く事」が優先になっているので無理せずに進めていきたいです。
ウェブショップに水彩画を追加したので、見てみてくださいね。
暑い日が続きますのでお体ご自愛下さい。
2024年7月6日 卯月螢
酷暑の制作〈油絵〉
完成したら公開しますのでお楽しみに。
制作日記
詩画集
〈色で制作する事〉を思い出したきっかけの話