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絵とエッセイ④世界が開けたその時に

酷暑も少し影を潜めましたが、まだまだ残暑が厳しい9月の始め。
やはり台風の後には変化があるのものなのか、日々の気温や湿度が少しづつ変化してきたのが肌で感じられます。

昨年の今頃はそんな季節の変化を肌で感じ、しみじみする余裕はありませんでした。これは感覚的な事もあると思いますが、今まで過ごしてきた生活に違和感を感じてモヤモヤしていたのです。
原因は曖昧で、しかしとても深刻な事。

「何をやっても上手くいかない」

いつも通りに仕事に行き、業務をこなし帰ってくる。
頑張った日は、食材の買い出しのついでに「自分へご褒美」を買う。
ハイボールとソーセージの詰め合わせで晩酌をしたりして・・
そして、少しの時間だけでも絵が描ければいい。
疲れていても絵が少しでも描ければ上々・・
当たり前のように生活をしていたのに、今は違和感が拭えない。
「今の生活が満足できない」
なにか特別な事でもあったのかと振り返る事にしました。

まずは、よく疲れる
仕事から帰ってくると疲れてしまいよく横になるようになった。
晩酌より睡眠。
絵を描く集中力がまったくない。
食事を採るのも億劫でとにかく横になりたい。
ある時は体調が悪くなっり我慢して仕事をすませフラフラで帰宅。
家ではやらなければならない事をこなしてすぐ横になる事が多くなった。

そして、関係があるか知らないが仕事先で悪口をよく聞くようになる
繊細さん(HSP)敏感過ぎる気質を持っているにしても、これほど嫌な気持ちを家まで持って帰るほど頭に残ることはなかった・・。
「身に覚えのないイライラが持続する」
自分の事ではないのに、モヤモヤが頭から離れない。
【不快な気分が持続する】
幼いころから他人の感情に影響を受ける事が多かった。
しかし、生きている内に逃げるすべを覚えた。
自分の気質に気が付くまで、数十年ほど何とか自分なりの回避の仕方で生活をおくってきたのだが、ここ最近は誤魔化せないほど影響を受ける。
悪口の現場に立ち会う事が多くなった。

特別に不可解なのは、自分のこれからが不安に思うようになった。
変化が怖い訳ではないが、今までの生活スタイルが〈普通〉で生きてきた。
物事も生活も永遠に同じであることはできない。
それは、分かっている。
年をとれば生活スタイルも変わってくる〈分かっている〉のに、昨年はもの凄い不安が押し寄せた。
時期は、父の介護を終え、そして見送った翌年のこと。
コロナ過での緊急事態宣言の中で誰にも頼れない不安の中で必死に乗り越え、自分の限界を知り他人に託す後悔と不安を経験。
〈これ以上の不安はないのでは?〉
そう振り返るほどの経験をしたのに・・なぜ。
大変な事を乗り越えてこれからという時期に〈どうして?〉
一年の折り返し、自分のこれからが全く想像できない事に不安が押し寄せてきて当てもなく悩む毎日が続きました。

話は変わりますが、〈セッション〉というものを知っいますか?

音楽でいうと、演奏の為に奏者が集まって演奏する事だったり、ジャズでは即興演奏することをさしたりする意味の語句だと今まで認識していました。
しかし友人がそのセッションを行っているのを知って受けたことがあります。

数秘術・カラーセラピー・タロットを用いたセッションです。
対話によって、ご自身では気づかないギャップや本心を掘り下げて、心をあきらかにしていきます。

2023年小池安雲さんnote記事より

カウンセリングセッションのような捉え方で良いのかなとも思います。

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