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【読書メモ】『フラガール 3.11 つながる絆』(著:清水一利) 

「実家が流され家族を亡くしても、笑顔でステージに立ち続けたフラガールがいる。その存在や思いは、つないでいかないといけない」

いつかは能登で公演して、エールを送りたいと考えている。「震災を経験しながらいわきで輝いているダンサーがいる。つらいことの後には必ずよいことがある。自分を責めることなく、希望を捨てないでいてほしい」と話す。

出典:「復興象徴のフラガール「希望の花に」 ステージ降り裏方へ ハワイアンズ広報担当、小室美咲さん」
(『産経新聞』2024年3月10日)

少し前になりますが、こちらの記事を拝見して思い出したのが『フラガール 3.11 つながる絆』との一冊。確か2012年3月頃に図書館で見つけて、なんとはなしに手に取った覚えがありますが、今現在は手元にもおいてあります。

福島の「スパリゾートハワイアンズ」における、東日本大震災直後から再開までの軌跡が丁寧に綴られています。震災当日に現場にいた方の筆だけにとても読み応えのある内容で、ページを繰る手が止まりませんでした。

緊急時の現場判断であってもホスピタリティが一貫して高く、その意識も共有できているのが凄いなと。人は危機の時にこそ本性が露わになるといいますが、組織も同じなのでしょうか。

過去に何度か訪れた事がありますが、毎回とても楽しかったことを今でも思い出せます。また2013年頃には家族でお邪魔して、プールでもですが、息子がファイアーダンスを見て妙にテンションが上がっていたような気も、、本人は覚えてないでしょうけど。

(撮影:2013年6月8日@スパリゾートハワイアンズ)
(撮影:2013年6月8日@スパリゾートハワイアンズ)
(撮影:2013年6月9日@アクアマリンふくしま)
(撮影:2013年6月9日@自宅)

翌日にはアクアマリンふくしまにも立ち寄って、ほんわかと楽しんだ覚えもあります。息子もそろそろ楽しめるかなぁとか考えていた矢先の311で、2年越しでの訪問でしたが、あと地元でいただいたお寿司も美味しかったなぁ。

(撮影:2013年6月9日@すし八)

さすがに息子はもう付き合ってくれないでしょうけど、久々に行ってみたくなってきました、特に温泉に。

そういえば、蒼井優さんが主演されてた映画もよかったなぁ、たまにCATVとかでかかってると観たくなります、アマプラにあったかな。。

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