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アメリカ旅行で感じた日本との違い

大学の友達と14日くらいロサンゼルス、サンフランシスコ、ラスベガスに行ってきました。
その時に感じたアメリカと日本の違いをちょっと書き留めておきます。

壮大

なにもかもデカすぎる


向こうは規模がデカすぎる。
イベントもでかいのはそりゃそう。適当に入ったドラッグストアもでけえし、人もでけえし、土地がでけえ。
日本では、やたら広いとガラガラで人気がないように見えるから、広いことがステータスにならない。でもアメリカはそれが普通だから関係ない。
広いのは快適だし、特に道路とかはよかった。

サンフランシスコにて

そして、イベントやホテルの豪華さにはほんとに圧倒された。

ホテルの2階なのにこんな景色が広がっていたり

ラスベガスのホテル
カヤック?も乗れるらしい。建物の2階ですよ?

噴水ショーは、今まで人生で到達したのを見たことがない地点に水があったり、

ベラージオの噴水ショー

こんなところで育ったら、他の観光先で、少なくともダイナミクスにおいて満足することは少なくなるよねえ。
日本がワビサビ文化を発展させてきたのは、そもそもワビサビが唯一の逃げ道だったからなのかなと考えたり。。

交通手段の利用層の違い


人が多くて、かつ、広大な土地だからこそ、交通手段の利用のされ方が日本とは違うなって感じた。

僕らは今回主に夜行バス、バス、タクシーを使って移動したんやけど、それらの利用層が日本とはかなり違うことに驚いた。


まず、夜行バスはめちゃくちゃ治安が悪い。

バスの中で大麻を吸ってる人もいたし、消灯されたのにYO!YO!みたいな音楽を爆音で流してる人もいたw

そう。

オワっとる。

この理由として、アメリカ人がほとんど移動を車に頼っていることが挙げられる。
土地が広すぎて車がないとお話にならない。
それでも車を持っていない貧困層が、夜行バスを使う。
日本だと、「節約したい!」くらいのノリで夜行バスを使うもんね。

同じ理由で昼のバスも治安が終わっていた。

なぜか特にサンフランシスコでは、無賃乗車が多かった。金払って乗るのが馬鹿馬鹿しくなるくらい。
僕が財布出すのに手こずっていたら、運転手が「もうええから座れ」的な感じで言ってきた時はびっくりした。
「あんた、なんのために運転してるん?マザーテレサ?」
もう無賃乗車が当たり前になってるんだろうね。さすがに日本だとあり得ないでしょう。

特別な人への配慮の違い

端的にいうと、身体障害者への配慮が日本に比べて弱く、LGBTに関しては圧倒的にアメリカの方が配慮が盛んだった。

まずアメリカには点字ブロックや車椅子の人用のボタン、ノンステップバスなどがなかった。
盲目の人は普段どうしてるんだろう。アメリカはマジで住みづらそうだなと思った。

でも逆に、男性同士のキスを街中で2回見たし、バイキングでは虹色のケーキが置いてあったりで、LGBTを意識させるような街中のムーブメントをひしひしと感じた。

街中に虹色がたくさん。

謎の虹色の階段


ビュッフェにあったLGBTケーキ

この違いは、多分日本が1人で過ごすことを割と普通とするのに対して、アメリカでは誰かと過ごすことが大切とされていることによるものだと思う。

今回、アメリカでいろんな飲食店を利用したが、一人客を見ることがほとんどなかった。

飲食店の風景が見れる写真がこれくらいしかない

僕のアメリカの友達曰く、アメリカでは友達や恋人と過ごすことが大切であり、一人でレストランに入ろうものなら「1人…?」みたいな反応をされかねないらしい。

どっかのブログで見たが、
異性の恋人がいる>同性の恋人がいる>>>>独り身
みたいな価値観を持ってる人も少なくないらしい。

でも日本は、「1人〇〇」って言葉をよく使うように、個人行動を普通とする文化がある。
身体的障害を持っている人はそれだと困ってしまうので、街中にバリアフリーを設けようとするんだろうね。

アメリカは身体的障害者の過ごしやすい社会、日本はLGBTの過ごしやすい社会へと移ろうとしているとは思う。
でも、優先されたのは両者違って、文化がそこには関係してるんだろうなーって。

両者国民の性格の違い

アメリカの人はめちゃくちゃ話しかけてくる。すごいw
ラスベガスでずっとポーカーを打ってたんだけど、隣の席の人にだいたいどこからきたの?って話しかけられた。
それとか、Uberの運転手はほぼ100%話しかけてきた。
なんでみんなそんなコミュ強なの?って思ったけど、なぜか僕も話しやすいなと気づいた。

なんでだろう…

ん…

敬語や!!!!!

そう、英語には敬語がない!
だから、どんな人に話しかける時もWhere are you from? でいける。
僕も、I'm from Japan. で対応できる。

敬語は、あなたとは距離が遠いですよってことを表す話し方。
それがないのは、なんと話しやすいことだろうと思った。

これは、国民がもともとコミュ強だから敬語の概念がないのか、敬語がないからコミュ強になったのかはわからない。でも、なにかしら関係してるでしょう!


それと、電車の中で席移動して欲しい人に、あっち行ってくんね?って言ってる人いて、日本だとそんな人見たことないなって思ってた。
とりあえず他人との距離が近いんだよね、だからこそさっき書いた人と一緒にいることが正義みたいな風潮もあるんだと思う。

僕は日本みたいに他人との距離感が保たれてる感じも好きだけど、たまにはこういう場所に行くのもよいね。


まあ後はシンプルに物価の違いとかも感じたかな。(ディズニーのただの水が1本1200円くらいだった)
アメリカの友達が、日本だと"日本人が途上国行くのと同じ感覚"でお金を使えるって言ってて、ため息が出た。そりゃ当たり前だよね、ファーストフードのアルバイトの時給2200円くらいだったもん。
ちょっとした絶望も感じたアメリカ旅行だった。

総じてめちゃ楽しかった、また行きたい。


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