つらら珈琲店『マスターのアイスコーヒー』美味しい淹れ方〜あっさり系〜
ここは、北の大地の、小さな台所カフェ。
朝が弱いマスターは、目を覚ますために起きたらすぐに窓を開け、外のひんやりとした空気を吸い込む。
その後、薄暗く静かな台所で一杯のホットコーヒーを淹れる。
朝はまだ肌寒く、ホットコーヒーが美味しい。
立ちのぼる湯気と共に、台所がコーヒーの香りで満たされた。
マスターは毎朝コーヒー占いをする。
朝一番に淹れた珈琲の味が美味しければ大吉。
今朝のコーヒーは…とびっきり美味しかった。
つまり大吉。
ここだけの話、割といつも大吉です。
「今日も良い日になる」と期待に胸を膨らませながら開店準備を済ませた。
今日の最高気温は30度。
暑くなりそうだ。
それでは本日も『つらら珈琲店』開店します。
午後になり、ようやくアイスコーヒーが飲みたくなった時、ササっと淹れられるドリップコーヒーから作るアイスコーヒーを飲む。
去年までは、コーヒーサーバーに氷を入れ、その上からドリップする淹れ方だった。
この方法だと一杯分は美味しく淹れられるが、まとめて多めに作ると、氷が溶けて2杯目が不味くなる。
なので今年は、とある喫茶店オーナーのYouTubeで学んだ方法を参考に淹れてみることにした。
そうすると、手軽だし、これまでとは段違いの美味しいアイスコーヒーが出来上がった。
ちなみに当店のマスターは、コールドブリューのようなライトな口当たりのゴクゴク飲めるアイスコーヒーが好みなので、どっしり濃いめ&苦めがお好きな方にはヒットしない淹れ方かもしれない。
淹れ方のポイントは、グラスに氷をギッチギチに詰めること。
『ギチギチ氷の満員グラス』に『熱々珈琲』を注ぐと一気にコーヒーが冷えるため、氷が溶けすぎず味が薄まらない。
だから、最初に抽出する珈琲は濃いめにしなくても大丈夫。といいつつも、多少は溶けるので、うちでは気持ち濃いめに抽出しています。
たしかにセブンイレブンのアイスコーヒーのカップの中も『満員氷』だ。きっとこういう仕組みだったのだ。今日まで嵩増しだと思っていてごめんなさい。
30度超えの気温は三日間続くそう。
毎年人気の『水出しアイスコーヒー』は
明日から夏季限定でのご提供となります🍧
【水出しアイスコーヒーの作り方はこちらです】