第135回 観光地ならではの悩み

1、全世界への発信

憧れの町、イタリアはフィレンツェで路上での食事を禁止する条例が施行された、とのニュースを目にしました。

ヘッドラインだけでは、よくわからないですが

フィレンツェには年間1000万人以上!?もの観光客が訪れており、

サンドイッチやアイスクリームを売る人気店が並ぶ通りはゴミ問題が深刻化していたそう。

対象となるのは人通りが多い4本のとおりで、昼食時と夕食時に限った規制になり、

違反した場合は最大500ユーロ(日本円では約6万4千円)の罰金が科されるそうです。

2、銀色のフィレンツェ

冒頭に憧れのフィレンツェと書いたのは

学生時代に

「冷静と情熱のあいだ」

という映画を観て憧れたことに由来します。

学生時代に10年後の再開を約束した男女の物語を、エンヤの幻想的な音楽とフィレンツェの街の鮮やかな色で描く、そんな映画です。

我が身を振り返れば、もうとっくに学生時代から10年経ってしまいましたよ。

勢い余って、イタリア語の授業を聴講したりしましたからね。もう単語すら覚えていませんが。

結局、卒業旅行はタイに行きましたし、新婚旅行は京都でしたので、次は銀婚式とかを目標にしたらいいですかね。

3、輝きを守るためには

それにしても、年間1000万人の観光客ってものすごいですね。

フィレンツェの人口は38万人。

日本でいうと長野市や岡崎市など中核市レベルですか。

その地方都市に人口30倍もの観光客が訪れるなんて想像できますか。

わが町に例えると1万5千の人口の30倍で45万人。365日で単純に割ると、1日に1200人もの外国人観光客が来ていることになります。

それは、規制もしたくなりますよね。

でも世界中に条例制定のニュースが流れるのであれば、規制とか罰則とかではなくて、魅力を伝えるニュースの方がいいですよね。

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