新米カウンセラー始動
じわじわと緊張している。
4月からスクールカウセラーとして活動することになった。
Gルートで公認心理師になり、
「万が一スクールカウンセラーになれたらいいな」という気持ちだった。
万が一が訪れてしまった。
嬉しさと、期待と、不安。
わたしはカウンセラーの経験はない。
心理の大学も出ていない。
批判されがちなGルート。
でも、公認心理師なんだ。
初めてのカウンセリングは
カウンセラーとしては10点くらいか。
相談者の話を一生懸命聞きました、頑張りました、の10点。
傾聴を意識しつつ、その対応はただの面倒見のいいオバチャン、というくらいのものだった。
「えーーすごいね!」と普通に評価してしまうし、
相手のペースに流されて時間を大幅に伸ばしてしまうし。
でも新米なんだから。
うまくできないから時給が500円も低いんだから。
最初からなんでもできるなんて誰も思っていないんだから。
だからこれで大丈夫、と言い聞かせている。
「楽しかった。ずっと話していたい」
そう言ってもらえた。
その言葉をもらえただけで、100点をあげたい。
わたしの役割とは何か。
そこにいる人にしっかり向き合う。
味方でいる。
尊い大切な存在だよ、と伝える。
正しい道に導くのは役割ではない。
その人が自分と向き合い、自分と対話し、
自分を好きになれるように、お手伝いをするんだ。
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