ボディメイクと筋肉率。
|| ダイエットとボディメイクの違い
夏を目前にしてよく耳にするのは、ダイエット。
肌の露出が増える季節、やっぱりスラっと綺麗な体でいたいという気持ちは、年齢性別問わずあると思います。
わたしがここでお話しするのは、体重を落とすためのダイエットではなく、見た目も含め体の中から総合的な美しさを目指す「ボディメイク」です。
この2つの違いは体重や見た目の違いだけでなく、短期思考と長期思考という思考の違いにも表れていると言えます。
|| ボディメイクの定義
ボディメイクというと、体重を落とすだけではなく、ボディラインを整えて健康的なスタイルになることを指す場合が多いようです。
その中で、わたしがここでお話ししていくボディメイクの定義はもう少し違ってきます。
わたしのお伝えしていきたいボディメイクとは、スタイルだけではなく体の中から健康になること。
「健康的な食生活や運動も含めた体づくり=ボディメイク」という考え方で書いて行きたいと思います。
医師など健康の専門家ではありませんので、長年実践して体感してきた変化の中から得た知識をお伝えして行きます。
実践する際はプロの指導を受けるなど、自己責任で行っていただくようにお願いしますね。
|| 体の現在地を知る
ダイエットやボディメイクを行う際に最もよく使うのが体重計や体組成計だと思います。
どの家庭にも1台は大抵あるのではないでしょうか。
ダイエットの際は体重と合わせて体脂肪率にも注目する必要がありますし、ボディメイクをする上では筋肉の量も意識する方が多いでしょう。
人間の体は、筋肉、脂肪、骨、水分などで構成されているのですが、その中でも筋肉は臓器を動かしたり姿勢を保つのに重要なものです。
しかも加齢と共にあっという間に減退して行きます。
筋肉量とはそのまま筋肉の重さを、筋肉率とは体内の筋肉の割合を指します。
ボディメイクをする人は、この筋肉量と筋肉率も把握しておくと良いでしょう。
InBody測定(体成分分析装置)という、体重や脂肪量、筋肉量だけでなく体を構成する基本成分である水分、タンパク質、ミネラルを定量的に分析し、栄養状態を評価する装置があります。
自治体の体育館などに設置してあり、無料〜数百円程度で測定できるので、定期的にこの装置で測定することもおすすめです。
InBody測定ができる施設(公式サイト)
|| 筋肉量と筋肉率の計算方法
では筋肉量と筋肉率の計算方法についてご紹介したいと思います。
体重と体脂肪率が分かれば、計算は簡単なので、ボディメイクの目安のひとつの数値として定期的に計算してみてください。
|| 筋肉量の平均値
上の計算式で割り出された筋肉量はBMIの指数によって平均値の目安があります。
わたしの場合はBMI24.9以下で16kg台を維持しているので、平均値より筋肉の量が多いという判断になります。
ちなみにBMIは体重(kg)÷(身長(m)×2)が計算式になります。
|| 筋肉率の平均値
筋肉率の平均値は年齢と共に筋肉が落ちるため、年代によって変化して行きます。
表で確認していきましょう。
余談ですが、わたし自身は根っからのインドア派で、子供の頃は本の虫でした。
運動は苦手で、なるべく運動はせずに大人になりました。
元々少食で油っこいものも苦手だったので、太ることはありませんでしたが、ここでお話しした「ボディメイク」の観点では、栄養不足や運動不足だったと思います。
30歳を超えてから、オートファジーや糖質制限を2年ほど取り組んだり、ファスティングを先生から教わって取り入れたりと、食生活の習慣を変えるチャレンジも。
そして2022年からは運動嫌いのわたしが、初めて筋トレというものに取り組み始めました。
2023年は春から100日チャレンジと題して筋肉を増やして腹筋を割るという試みも始めるなど、体を動かすことの楽しさに目覚めた40代のスタート。
女優の宮崎美子さんのように、60歳でも美しいビキニ姿を目指して、皆さんと一緒にボディメイクを楽しんで行けたらと思っています。
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