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tumugi
2022年9月26日 13:07
生まれたての風に飛ばされて過去雑念の全てを投げ捨てる彼方に吹き上げる風に憧れ追いかけたいのに走れない私にも吹いてほしい追い風不自由になったがまだ目が見えることに感謝するそして忘れる慣れ親しんだ負水に身を沈める私は新鮮な風を必要としているまだ足りない舞い上がり感動したい歳はとったがまだ五体満足であることに感謝するそして忘れる慣れ親しんだ負水にこころ沈める私は新
2022年9月17日 13:04
あなたが私を置いていくことを恐れていたぶつかり合い波打った長い時間違うスピードで老い続けるあなたと私目を合わそうとしないあなたから伝わる迷惑をかけてごめんその小さな姿は、私がいてごめんねと、あなたの幸せを願い続けた過去の私 あなたのことなんか知らないよと言える側になり、あなたがあなたなりに私を愛してくれた思い出が苦しい。許せなかった思いまでもあなたへの想い懸命に個を生き
2022年9月10日 12:33
季節は必ず巡っても春 長い人生夏 長い人生秋 長い人生冬 長い人生人さま 行く手さまざま春 短く夏 短く秋 短く冬 短く同じ長さ同じ期間 巡る人生はなし植えてばかり水やりばかり収穫ばかり準備ばかり巡らない人生 あったりなかったり私と誰か季節の違う人生を同時に進んでいけばうまくいかない工夫がなされているような生きてみなければ分からない分からな
2022年9月4日 12:51
棒立ちで往来する排気ガスに揺れているところどころ撃ち抜かれたような白髪頭頭いっぱいの可能性抱えたまま終わるか飛んでゆくか転がるか誕生前の一本一本片側だけ踏まれちぎれて立つ姿社会にある境界線棒立ちではやられるだけだとベルが鳴る誰かが仕掛けたからくり時計いつもどこかで人間劇惑わされる人人人本当は枠なき世界にあなたと私どこまでも真っ直ぐ立っている