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【出産レポ】計画和痛分娩から自然分娩へ

こんにちは
長らくnoteの更新を止まっていましたが、更新していない間に妊娠、出産という人生の一大イベントがありました。
今回は出産についてレポしていこうと思います。

私の出産計画

私はいわゆるハイリスク妊婦と呼ばれる妊婦でした。身体的なハンデがあるわけではなく、メンタル的なものです。
妊娠の初めに受診した産院では診てもらうことを断られ、大きい総合病院を紹介してもらいました。

何となく選んだ計画和痛分娩

私が通うことになった総合病院では、最近計画和痛分娩という痛みを和らげる出産方法を取り入れていました。
私は特に痛みに弱いわけでもなく、自然分娩でいいよなあとぼんやり思っていたのですが、周りから「和痛分娩できるなら和痛にした方がいいよ!」と後押しを受け、なんとなく和痛分娩で産むことにしました。

契約してから分かること

和痛分娩の同意書を提出する時にわかった事なのですが、その病院では麻酔を使うのに時間制限があったのです。
麻酔が使えるのは計画分娩の当日、9時〜17時まででした。
計画では出産予定日より前に入院して促進剤を打ち陣痛をこさせる予定だったので、初産ということもあり、早まることはないだろうと軽く考えていました。

入院当日

完全にリラックスしていた日中

10月16日に計画和痛分娩で出産予定だった私は、前日の10月15日に入院することになりました。
必要書類を提出し、NSTを爆睡しながら受け、母子手帳を書きながらまったり過ごしていました。

だんだん違和感に気づき始める

和痛分娩前日の夕方、なんとなくいつもとお腹の調子が違うことに気づき始めます。

15日17:00頃
母子手帳を書いていると、ほんのりお腹がギューッと痛くなる感覚がで始めました。
元々前駆陣痛を感じることがあったので、今回も前駆陣痛かと思い特に気にせず過ごしていました。

それでも夕飯が美味しい

15日18:30頃
お腹の張りは気になるものの夕飯が運ばれてきました。病院食っておいしくないイメージでしたが、この病院のご飯はとてもおいしかったです。産科病棟だからというのもあるのかもしれませんが…。

15日19:00頃
夕飯を食べているとお腹の痛みがだんだん強くなってきました。それでも私は気にせずおいしい夕飯を食べ進め、結構量がありましたが完食。
そして後にこの完食を後悔することになります。

15日20:30頃
7分間隔で痛みがどんどん強くなり、これは流石に前駆陣痛じゃない!と思いナースコールを押しました。
流れるままに診察を受けることになり、この時子宮口は3cmでした。
そしてここでバルーンを挿入することになります。
バルーンを挿入したので抗生剤を飲みました。
助産師さんにもしかしたら今夜中に生まれるかも、と告げられます。つまり、麻酔なしの自然分娩で生まれるということです。

本陣痛開始

出産タイムライン

ここからはうろ覚えなのでメモを元に時系列順に簡潔に書いていきたいと思います。

21:40
痛みと戦いながらNST。
7分間隔で痛みがくる。震えるくらいの痛み。

22:44 消灯

23:30 嘔吐
痛みと痛みの合間に込み上げてくる吐き気。
耐えられずナースコールでスタッフを呼ぶも袋が間に合わず、病室の床にさっき食べたおいしい夕飯をぶちまける。
スタッフもびっくり。

23:45
トイレでバルーンが自然に抜ける。
生理2日目くらいの出血で子宮口は5cm。
そのまま陣痛室に直行。
次の日の朝9時まで待てば和痛麻酔が使えるが、お産はどんどん進む。

自然分娩で産む覚悟を決める

0:22
夫の呼び出し許可が出る
陣痛室に入ったら声出していいよ、と言われ、入るがいなや痛みで絶叫。
助産師さんにおしりを押してもらい、助産師さんが神に見える。
いきみたい感じが出てきても止められずいきんでいいよと言われる。
この辺りで自分の中でも夜中のうちに生まれてしまうだろうと、自然分娩で産む覚悟を決めた

1:20? 子宮口全開
制御出来ないいきみ感があり、自然といきむ。
分娩室へ。
左下横向きに寝かせてもらってひたすら痛いと叫ぶ。
陣痛の間隔は1分もないくらい。
急にたぱっとお股から汁が溢れる感じがする、破水。
助産師さんの肩に足をかけさせてもらう神。
途中、髪の毛はえてる?って意味分からないこと聞く、頭トマトくらい見えて生えてるよ!って教えてくれる。
いきむとかじゃなくて自然に力が入る。
1回だけ水を飲んで汗を拭いてもらう。
破水したら2,3回で生まれるからね!って言われる
もうとにかくいきむ。
最後のいきみでお股が裂ける感覚があって肩が出てくるのが分かった。
最後だよ!って言われて、最後力抜いてって言われたら力抜いてね、赤ちゃん飛び出しちゃうからって言われる。
最後のいきみが1番長かった。

1:52
ドュルンって回りながらお股を通過する感覚があって産声が聞こえた。
お腹がめちゃくちゃすっきりする。
終わったんだって分かる。
へその緒が股から出てくる感じがする。
終わった。


総括

結局私のお産は、本陣痛開始から5時間というスピードでした。
麻酔も使うことなく自然分娩での出産でした。
持病の薬を飲んでいるため、赤ちゃんが眠たくなって出てきにくいかもしれない、と予め言われていました。
ですがびっくりするくらい順調に降りてきて出てきてくれて、鉗子分娩や吸引、会陰切開を行うことなく、スムーズに進みました。

朝まで待てば麻酔が使える!と我慢したい気持ちはありましたが、我慢しようと思っても止まらないのがお産なんですね…。

出産した感想

振り返ってみれば、自然分娩が経験できてよかったなと思っています。
出産は女性にしかできない特別なことです。
その特別を味わえたことは人生のいい経験だったと思います。
本当に本当に人生で1番の痛みを味わいましたが、赤ちゃんがでてきた瞬間に、さっきまでの痛みを全て忘れてしまうんです。

そしてやっと会えた我が子はとにかく可愛いです。
今は出産後すぐに始まる育児にてんやわんやしてますが、今しかないこの瞬間を楽しんでいきたいです。

以上、私の出産レポでした
ここまで読んでくださってありがとうございま

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