---人生のレシピ--- いつもしていることをし続けていれば、 いつも得ているものしか得られない。 いま自分が得ているものが 気に入らなければ、 自分の行動を変えなければならない。 ジャック・キャンフィールド
------メッセージ-------
人は人生により良い結果を求める。
もし、今、その結果が望むもので
なかったら、
多くの人はどのようにするだろうか?
答えは....?
何も変えない。
えっ!と思った人がいると思うが、
そう、何も変えていないのだ。
もちろん、本人は変えているつもりだ。
ここがポイント。
人はみな、望む結果を求めて行動し、
その結果が違っていれば、
「改善」行動を起こす必要があることは
知っている。
そして、実際に改善をしようとしているのだが、
正確には、改善にはなっていないことが
よくある。
研修で課題解決のゲームを行う。
参加者の行動を観察してみると、
面白い現象になっている。
それは、改善行動のように見えていても、
実際は同じ行動を繰り返していると
いうことだ。
子育ての場面でも、母親が子供に
何かをやらせようとして、
「指導」をしているが、
子供が上手く出来ない時に、
その指導の声が大きくなったり、
説明が感情的になるだけで、
根本的な改善行動ではないケースが
よくある。
自分の行動を改善することは
簡単ではないかもしれない。
やはり、コーチが必要なのは
自分には見えない「盲点」や、
気づかない「思い込み」が
存在するからだ。
今、あなたが得ているものは
満足できるものだろうか?
それとも、もっとより良いものを
願っているでだろうか?
もし、そうであれば、
さっそく、今と「違う」ことを
一つ付け加えることだ。
「何でもいいから、違うことをやる」
そう、何でもいいから。
ほんの少しでも口角を上げてみる。
いつものエレベーターを階段にしてみる。
自分から誰かに話しかけてみる。
明るい色の服を着る。
いつものパターンを180度、変えてみる。
そんな単純なことが、
人生を変革させるきっかけとなる。
アメリカの作家で講演家、
講師、実業家の
ジャック・キャンフィールドは、
貧しい農家に生まれ育ち、
苦学してハーバード大学を卒業。
失業したときに実業家で
慈善家のクレメント・ストーン氏と
知り合い、成功法則を伝授される。
そして、彼は本を出版することになる。
タイトルは『こころのチキンスープ』。
彼の望みは、ニューヨークタイムズの
ベストセラーリストの
ナンバーワンになることだった。
誰もがそんなことは不可能だと言い、
出版社も信じなかった。
ニューヨークタイムズの人々も
信じなかった。
そして、彼は結果をただ
待ち望みだけではなく、
ある行動を自ら起こした。
彼はまず、自分の名前が
ベストセラーリスト載っているところを
1日5分間、イメージするようにした。
そして、さらに
実際にニューヨークタイムズの
リストを切り取って、
第1位の本を修正液で消し、
そこに『こころのチキンスープ』とタイプし、
毎日見続けた。
彼はそれだけでなく、自分の本を
書店にだけに置くのではなく、
総菜屋やスーパーマーケット、食料品店、
ネイルサロンやヘアサロンに置いてまわった。
やがて、本は飛ぶように売れ始め、
ついに彼は、ニューヨークタイムズの
ベストセラーリストの第1位を獲得。
現在、『こころのチキンスープ』シリーズは
全世界での発行部数が一億部を超えている。
そして、キャンフィールド・トレーニング
グループの総帥として
全米の優良企業で社員研修を行い、
「世界No.1のサクセスコーチ」と
賞賛されている。
人生を変えたければ、
何か違うパターンを起こせばいい。
同じことをして、違う結果は望めない。
私は今、豊かで幸せな人生を
つくってくれる「感謝」「情熱」に集中している。
このパターンを大切にして
行動している。
すべてのことを奇跡と考えてみよう。
見るもの、聞くもの、感じるものが
違ってくる。
あなたも今日から新しいパターンで
過ごしてみてください。