「問題の起こらない人生が問題」
---人生のレシピ---
いくつになったって、
自分の人生をより価値あるものに
するための努力をするべきだ。
何の問題も起こらない人生が、
素晴らしい人生なわけが
ないのだから。
カーネル・サンダース
------メッセージ-------
人生に起こる問題とは?
問題とは自分の抱いてる
期待とのギャップ。
あなたがどのようになりたいのか、
その結果を明確にしていなければ、
問題を感じることもない。
現状に満足していれば、
問題は感じない。
それこそが問題。
人は成長することで
ニーズを満たす。
素晴らしい人生に欠かせないもの
こそ成長だから。
人生に問題があることは
素晴らしいこと。
それはあなたが人生に
期待をしているからだ。
問題は解決しても、
また次の問題が発生する。
問題はなくならない。
解決しようと考えるより、
なぜ、その問題が与えられて
いるのかを考えよう。
その問題がどのような成長を
与えてくれるのかを考えよう。
お金がない!
時間がない!
人材がない!
仕事がない!
その問題のおかげで、
もっとアイディアを要求され、
もっと行動を要求され、
もっと情熱を要求される。
ピンチはチャンス。
問題はギフト。
すべてはあなたの人生を素晴らしい
ものにする、幸せの種。
世界初のフランチャイズ・
ビジネスを、
世界80カ国、1万店舗以上
展開した、
カーネル・サンダースの
人生は問題の連続だった。
彼の夢は事業家になること
だった。
彼は事業を探しまわり、
30代半ば、それを見つけた。
ガソリンスタンドの
経営だった。
そこで彼は問題にぶち当たった。
世界大恐慌が世の中を襲い、
ガソリンスタンドは倒産。
しかし、彼はあきらめなかった。
彼は次にレストラン経営をはじめ、
それを軌道にのせた。
そして、またしても、
問題が彼を襲った。
それは一緒に働く、
20才の息子の病死。
悲しみの淵から
彼は立ち上がった。
そこに次の問題が起こる。
レストランが火事で焼ける。
彼はそれでも再起をした。
そして、さらに大問題が。
お店の近くにハイウェイが建設され、
車の流れが激減し、
レストランが赤字に陥った。
彼はついに店を手放し、
借金を清算した。
老後の暮らしは年金を
あてにしていたが、
受け取った金額はたったの105ドル。
問題は終わっていなかった。
彼は年金生活などない現実を知り、
もう一度、事業を起した。
オンボロ車に自分が
レストランで発明した
「秘伝のレシピ」を乗せ、
毎日、毎日、人に会った。
想いを伝え、
ビジネスの契約を望んだ。
車で寝泊まりしながら、
毎日走った。
断られても、
断られても毎日走った。
彼はあきらめなかった。
65才の男は成功するまで
走り続けた。
そして、彼が最初に契約を
もらったのは、
なんと1010人目の相手だった。
65才の事業家が作ったビジネスは
「ケンタッキー・フライドチキン」。
男は世界初のフランチャイズビジネスを
世界80カ国に1万店舗以上、展開した。
問題は素晴らしい人生の花を
咲かせる種。
問題が素敵な夢の実を結ばせる。
あなたの夢が試される。
あなたの情熱が試される。
あなたの本気が試される。
あなたの夢をあきらめるな。
あなたのハートに火をつけろ。
絶対、絶対、絶対、あきらめるな。